製作① 肉抜き穴埋め~合せ目消し ⇒ 製作② 塗装 ⇒ 製作③ デカール貼り~メタルパーツ埋め込み ⇒ 胸部の組み立て ⇒ 頭部の組み立て ⇒ 腕部の組み立て① ⇒ 腕部の組み立て② ⇒ 脚部の組み立て① ⇒ 脚部の組み立て② ⇒ 脚部の組み立て③ ⇒ 腰部の組み立て ⇒ バックパックの組み立て① ⇒ バックパックの組み立て② ⇒ 台座・武器の組み立て
こんにちは!今回は、HGフルアーマーガンダムサンダーボルトVer.の製作③をご紹介します!
前回塗装を済ませましたので、今回は仕上げの工程、デカール貼りやトップコート、メタルパーツの埋め込みを行っていきます。
■デカール貼り
このHGフルアーマーガンダムサンダーボルトVer.には水転写デカールが付属していません。なので、ボディにプリントされたような段差のないマーキングにしようと思ったら別売りのHG1/144用のデカールを使わなければいけません。
HG1/144用の水転写デカールで販売されているものは、ガンダムデカール地球連邦用や、プレバンから発売のガンダムデカールDXなどがありますが、これらは期間限定の商品だったり、品薄で値段が高かったりで入手が少し困難です。自作のデカールという手もありますが、それはそれで手間も、プリンタなどのコストもかかってしまいます。
なので、今回は少し妥協して、付属しているHGフルアーマーガンダムサンダーボルトVer.用のマーキングシールを使うことにしました。
付属しているマーキングシールは水転写デカールではないので、シールに厚みがあり、どうしても段差が出来てしまいます。今回その段差はトップコートを2度塗りするなどして、極力段差がなくなるようにしています。それでも多少の段差ができますが、それはもう仕方ないかなぁと^_^;
何度かヤスリで削ってはトップコートを繰り返せばキレイになるんでしょうけど、そこまでするのも・・・・なので、今回は、簡単に仕上げられる、付属のマーキングシールを使っていきます。
画像にマークセッターが写っていますが、マーキングシールにマークセッターを塗ってもあまり意味はありませんでした。これで段差がなくなったら儲けもんだと思ったのですが・・・甘かったです_| ̄|◯
説明書を頼りに、丁寧にピンセットでパーツに貼り付けていきます。シールの貼り付ける側にはできるだけ指紋がつかないように貼り付けていくと、少しでも段差や切れ目が目立たないように貼ることが出来ます。あと、シールとパーツの間に空気が入らないよう、綿棒で貼り付けたシールの表面をなぞっておくことも大切です。
シールを貼り付けたら、トップコートを吹いていきます。
■トップコート
ではトップコートをしていきます。使用するのはMr.スーパークリアーつや消し(182番)。トップコートはいつもなら、つや消し1に対して溶剤3くらいで薄めていますが、今回はシールがマーキングシールということもあり、少し濃い1:2で薄めています。トップコートでマーキングシールの段差を消すためですね。
気持ちトップコートが厚めになりますが、その分エアブラシから噴き出る状態がよくないこともあるので、そのあたりは調整してやってくださいまし。
一通りトップコートが終了しました。一応2回、トップコートを吹きかけておきました。
それでもやはりデカールの箇所に多少段差があり、白い余白も見えている状態です。デカールのマーキングに沿って余白をカットするのもありですが、それでもデカールとパーツとの間に段差が出来てしまいます。以前にRGガンダムエクシアでマーキングシールの余白をカットしてみましたが、やはり段差が出来た記憶があります。
シールドは比較的マーキングシールの段差が目立たないようになりました。これは、2度吹きの効果もありますが、塗装の色のおかげというのもあるかと。それでもパーツの角度を変えると、白い余白も見えてしまいます。残念ながら。
では少し妥協したトップコートも終了しましたので、最後にメタルパーツを埋め込んでいきます。
■メタルパーツの埋め込み
メタルパーツは毎度おなじみ、イボルブワークス製1.7mmマイナスモールド。塗装前に開けておいた穴にメタルパーツを接着していきます。
日頃御覧頂いておられる方々には『もうえーっちゅーねん!』と突っ込まれそうですが、初めてHGフルアーマーガンダムサンダーボルトVer.を製作される方のために今一度ご紹介しておきます。メタルパーツはイボルブワークス製の1.7mmメタルパーツを使用します。
用意するものは、精密ドライバー、ピンセット、メタルパーツ、そして画像には写っていませんが、瞬間接着剤です。穴にメタルパーツを差し込み、精密ドライバーで角度調整後、裏面から瞬間接着剤を流し込んで接着します。
そしてメタルパーツを取り付けた状態。画像が少し荒いですなぁ^_^;
さて、以上でHGフルアーマーガンダムサンダーボルトVer.の製作は終了です。後は組み立てていくだけです。
製作について総括すると、このHGフルアーマーガンダムサンダーボルトVer.は、パーツ数がなかなか多く、そのため合わせ目処理をする箇所も多いです。ちょっとしたレベルの高い処理をする必要があるので、キレイに仕上げようとするとなかなか手の込んだ作業が必要になります。
塗装に関しても同様で、パーツ数が多い割に色分けされていない箇所も多く、マスキング塗装する箇所も多いです。ですがそれは、よりガンプラを楽しめる部分でもありますし、製作レベルも上達するキットですので、大人のガンプラとして、手を加えていただくといいかと思います。
塗装も、オリジナルのカラーリングを考えてするのもありですし、レベルの高い製作にチャレンジしてみてくださいね。
では次回から組立工程をご紹介していきますので、製作工程もどうぞよしなに~。
では良いガンプラライフを。ではでは~。
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