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HGフルアーマーガンダムサンダーボルトVer.の製作② 塗装

こんにちは!今回は、HGフルアーマーガンダムサンダーボルトVer.の製作②をご紹介します!

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前回パーツ洗浄をし、メタルパーツの取り付け穴も開けておきましたので、今回から塗装に移ります。前回の最後に『比較的ラクに塗装できるかなぁ』とお伝えしましたが、どうやらそーでもない感じです。

全体的にマスキングをして塗装、マスキングをして塗装と、何度かマスキングし直して塗装する感じなので、少し手間がかかります。ですが、キレイに仕上げるためには何かと手間のかかる作業をこなしていかなければいけませんので、仕上がりを意識した楽しい気分で取り組んでいきましょう。

キレイに仕上げるといえば、前回合わせ目の処理をご紹介しましたが、なにげにもっと合わせ目処理をしなければいけない箇所がたくさんあります。高出力大型ビーム砲もそのひとつです。今回のレビューでは、一部の合わせ目処理しかしていないので、もし合わせ目を完璧に無くしたい方は、しっかりと合わせ目処理を行ってくださいませ。

ではHGフルアーマーガンダムサンダーボルトVer.の塗装にいってみましょう。

■HGフルアーマーガンダムサンダーボルトVer.の塗装

とりあえず塗装の下準備として、まずは細かいところなどにマスキングをしておきます。マスキング箇所は、バックパックに付いている細かいスラスター部分とシールドの裏面です。

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バックパックのスラスター部分は、細かすぎて正直マスキング塗装の意味はあまりないかもです。マスキングしてもマスキングテープが浮くので、すき間に塗料が入り込んでなかなかキレイに仕上げるのは難しいです。逆に筆塗りの方がキレイに仕上がるかも。マスキング塗装してキレイにならなかったら、溶剤で落として筆で塗り直すことも考えてみたほうがいいかもしれません。もしバックパックのスラスター部分を筆塗りするなら、ラッカー系で筆塗りしてやるといいですよ。後でスラスターの内部をエナメル塗装するので、色が混ざらないでキレイに仕上がります。

シールドの裏面はそれほど凹凸もなく、キレイにマスキングできるので問題ないと思います。こちらはしっかりとマスキング塗装してやっておきましょう。

この2箇所をマスキングしたら、次に下地塗装をしておきます。

下地塗装をするのは膝やマニピュレーター、シールド用のアタッチメントといった白いパーツ類と足裏のパーツです。これらをウィノーブラック(Mr.カラー)で塗装しておきます。白いパーツ類は下地塗装しないと外装の塗装に使うネイビー系の塗装が白くなってしまうので、キレイに仕上げる場合は下地塗装をしたほうがいい感じになります。

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画像のように、ツヤのあるウィノーブラックで下地塗装しておきました。

次にパーツごとにそれぞれのカラーでエアブラシ塗装していきます。そして一通り塗装した画像がこちら。

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まずはネイビーブルー系のパーツ。HGフルアーマーガンダムの外装パーツ部分ですね~。画像すべてのパーツにネイビーブル35%+インディブルー25%+コバルトブルー10%+レッド15%+つや消しブラック15%(すべてMr.カラー)の割合で合わせて塗装しています。溶剤と混ぜる割合はいつものことですが、塗料1に対して溶剤1です。

ショルダーアーマーや脚部のパーツなどは左右で組み合わせる形になっていますが、他のパーツとの兼ね合いで合わせ目は出ないような組み合わせになっています。足裏のパーツは後でまたマスキング塗装していきますので、しばらく待機です。

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続いてグレー系のパーツ類をジャーマングレー100%(Mr.カラー)で塗装していきます。これらの中にも白いパーツがありますが、ジャーマングレーは下地の白が透けて見えることもそれほどありませんでした。もし気になるようなら、下地にウィノーブラックを吹いてからジャーマングレーで塗装してやってくださいまし。

これらのパーツには、最中割になっているパーツ類が多数あります。これらの箇所も合わせ目を消しておいても組み立てに支障が無いので、余裕があれば合わせ目を消してやってくださいね。自分は・・・・(ただ忘れただけです^_^;)あっ!っと、高出力大型ビーム砲の合わせ目を処理する場合は、先端にパーツを取り付けるのを忘れずに。

ちなみに、関節部分がナイチンゲールのような『ぼわぼわ』カバーの形状になっていますが、これらをシーリングといいます。サンダーボルト宙域で雷のを防ぐための措置のようです。

高出力大型ビーム砲は後で白系の塗装を施すので、こちらのパーツも少し待機です。

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次にビームサーベルと各関節部パーツです。ビームサーベルはよくあるピンクに白のグラデーション塗装。画像に写っている関節パーツやサブアームはスターブライトアイアンで塗装します。ビームサーベルのパーティングラインが目立つなぁ^_^; もうちょっと注意深く処理せねば_| ̄|◯

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そして武装などを含めた茶色いパーツ類です。これらはHGフルアーマーガンダムサンダーボルトVer.本来の塗装ではなく、MGフルアーマーガンダムのカラーを手本にしたものです。ネイビーブルー65%+ブラック10%+ブラウン25%(すべてMr.カラー)で塗装しています。

この他にも赤いパーツがありますが、そちらはまた後で塗装しますのでしばしお待ちを。

 

それではちょっと長くなりそうなので、一旦コーヒーブレイク♪ 休憩として機動戦士ガンダムサンダーボルトの動画をどうぞ。
オチャイル?( ̄ー ̄)_旦~~

 

では続きにいきましょう。

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こちらがシールドのマスキングを外した状態。もしマスキングからはみ出ていたら、金属棒などではみ出たところをガリガリと削ってやるのもありかと。白いところは塗装をしていないので、トップコートをすれば削り跡はわからなくなります。

シールドの覗き穴ですが、塗装が表面にまで突き抜けていないか確認しておきましょう。もし表面にグレーが付いていたら溶剤と綿棒で拭きとってキレイにしておきます。また、覗き穴がエアブラシ塗装でキレイになっていない場合は、穴の中も溶剤で色を落とすなど、キレイにする必要があるかもです。

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足裏のパーツは川の字のような形状になっているので、赤系塗料で塗装するため、マスキングをしておきます。膝のパーツも縦に長いスラスターが付いているので、マスキングしておきます。この2箇所は特にパーツが凸凹しているので、マスキングするのも難しいですし、手間もかかります。ですが恰好のマスキングレベルアップパーツと言えるかもしれません。

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ではここで赤いパーツ類を塗装しておきます。細かいスラスターやシールド、そしてはじめにマスキングしておいたバックパックなどに赤色で塗装していきます。カラーはあずき色95%+ブルー5%(Mr.カラー)です。これは説明書と同じカラーリングで、説明書にはワインレッドとありますが、ワインレッドとあずき色は同じです。

足裏パーツと膝パーツは一旦ネイビーブルー系で塗装しているので、下地が見えやすくなっています。なので、赤系の塗料を吹きかける時は溶剤を少なめに混ぜて少し濃い目に赤色を作っておきましょう。赤色が薄いと下地が見えてしまいますし、流れてマスキングテープの隙間から浸透してしまいます。

あと、ここで使用する赤系塗料は、後で脚部スラスターなどを筆塗りするときに使うので、少しとっておきます。

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塗装後にマスキングをはがすとこんな感じ。やっぱり少し赤が浸透しているところがありますねぇ。難しい_| ̄|◯ バックパックのスラスターもはみ出ていましたが、金属棒(調色スティック)で少し削ってキレイにしました。

赤色塗装の余韻に浸っているところですが、間髪入れず、またマスキングをしていきます。まあ間髪入れずと言っても、しっかりと塗装が乾いてからマスキングをしていきます。乾いていない状態でマスキングは無謀以外の何者でもないですから^_^;

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シールドには、オレンジ色で塗装するためにマスキング、高出力大型ビーム砲はネイビーブルーで塗装した一部をマスキングしておきます。高出力大型ビーム砲はとくに合わせ目を処理していないため、内部に取り付けるビーム砲先端パーツはハメていません。

これらのパーツはすでにラッカー系で塗装しているため、マスキング塗装をより慎重にする必要があります。できれば少しもはみ出ないようにマスキング塗装したいものです。大量にはみ出してしまった場合は、諦めて塗装を落とし、一から塗装し直すか、筆塗りではみ出した箇所を修正する感じです。

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2連ビームライフルもマスキングしておきます。これにはオレンジのラインが入っているので、シールドのオレンジと同じカラーで塗装しておきます。『またマスキングかよ~』という声も聞こえてくるかもしれませんが、もうすぐマスキング塗装からも開放されますので、今しばらくの辛抱です。

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次にサブアームの関節部分をマスキングしておきます。ここもなかなか細々していますが、マスキングテープをナイフでカットして小さくし、ピンセットでこまめに貼り付けていくといい感じになります。

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2連ビームライフルとシールドのオレンジは、ブラウン50%+オレンジ40%+ブルー10%(すべてMr.カラー)です。オレンジというよりも茶色に近いですね^_^; サブアームはジャーマングレーで塗装しています。

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高出力大型ビーム砲はフラットホワイト95%+ジャーマングレー5%(Mr.カラー)で塗装してやります。グレーを多く混ぜてしまうとすぐに黒くなってしまうので、少しずつグレーを混ぜていきます。

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マスキングテープを剥がすとこんな感じ。やっぱりこまめにマスキングし、塗装した後の塗り分けた状態を見ると心が癒やされますね~。努力が報われた感がスゴイです(*^^*)

でもまだ終わりではないんですねぇ。あともう少しありますので、気合と根性で頑張っていきましょう。

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先程ホワイトグレーで塗装した高出力大型ビーム砲に、今一度マスキングをしていきます。今度は白を塗っておきます。そのままでも悪くはないと思いますが、このような手間をかけることで、さらにリアルさが増していきます。

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フラットホワイト100%(Mr.カラー)で塗装しておきます。これで、エアブラシでの塗装は終了です。

あとは細かい箇所をエナメル塗料などで筆塗りしていきます。

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脚部スラスター部分に、先程とっておいた赤色塗料を筆塗りします。この箇所は白い外装パーツを被せるので、少々はみ出ても問題無いです。白いパーツと合わせてみて、はみ出ない程度に筆塗りしておきます。

足裏パーツは中央のバーニア部分をエナメルのダークグレイで筆塗りしています。胸部のアーマー類は、マスキングをしてはみ出ないようにし、エナメルのフラットホワイトで筆塗りしています。

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そして細かいスラスター内部などはエナメルのダークグレイ50%+フラットブラック50%で筆塗りしておきます。あと、頭部額のセンサーは、エナメルのフラットグリーン+フラットホワイトで筆塗りしました。

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腰部前面のVマークもエナメルのフラットイエロー、サイドアーマーの小さいスラスターも赤色塗料で筆塗りしておきます。

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高出力大型ビーム砲もエナメルのダークグレイで細かなところを筆塗りしておきます。

以上で、HGフルアーマーガンダムサンダーボルトVer.の塗装全工程の終了です。スミ入れは次回ご紹介しますね。

 

ふぅ・・・・やっと塗装が終わりました^_^; 塗装してはマスキングの繰り返しなので、それなりに手間はかかりました。塗装やマスキングは、塗装の流れの通りにしていきましたので、この順番にしていけば手間と無駄なく塗装していけると思います。効率よく塗装することで、エアブラシを掃除する手間も省けますし、洗浄用の溶剤も少なくてスミますからね。

それにしても、同じHGでも鉄血のオルフェンズシリーズとサンダーボルトシリーズではパーツ数がかなり違いますねぇ。値段の差もありますけど、思ったよりもパーツボリュームがあり、サンダーボルトシリーズのHGは比較的大人のプラモデルな感じです。それだけに、組み応えも塗装のしがいもあります。

焦らずゆっくりすればキレイに塗装できると思いますので、HGフルアーマーガンダムサンダーボルトVer.をお持ちの方は、ぜひ頑張って塗装してみてくださいね。

では良いガンプラライフを。ではでは~。

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