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RGシナンジュの製作② 金メッキ落とし

こんにちは!今回は、RG シナンジュの製作②をご紹介します!

グロスインジェクション&金メッキで、素組みでも高い完成度を誇るRGシナンジュ。ですが、今回の製作では、その艶を活かすことはせず、つや消し&ゴールド塗装で仕上げていきます。

塗装する場合は一度金メッキを落とさなければいけないので、今回はその金メッキを落とし、プラスチック材質の状態にして塗料の食いつきを良くしておきたいと思います。

また、赤色のパーツですが、こちらはつやありのグロスインジェクションになっています。グロスインジェクションはおそらくメッキのようなコーティングではなく、つやありのプラスチック素材を金型に流し込んで作られているようなので、このグロスインジェクションの上から塗装していきます。

ではRGシナンジュの金メッキを落としていきます。RGシナンジュの金メッキを落とす方法も、以前紹介したMG百式Ver.2.0の金メッキの落とし方と同じで、溶剤で金色を剥がし、キッチンハイターで処理をしていく方法になります。

一度ご紹介しているのでそれほど詳しい解説は必要ないかもしれませんが、一応RGシナンジュの金メッキパーツと共に落とし方をご紹介していきたいと思います。

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まずはMr.カラーのうすめ液で金メッキパーツを浸します。一瞬で金色が落ちるので、溶剤はパーツが浸かる程度で大丈夫です。つからなくても落ちると思いますが一応浸かるくらいに。あまりたくさん使うともったいないので、このあたりはビンボー精神でって感じですね^_^;

それと、溶剤を多めに使うので、しっかりとマスクや換気をしてから溶剤を使うようにしましょう。容器はプラスチック製だと溶剤で溶けてしまうこともあるので、金属製のものを使用します。

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溶剤に浸した状態。入れた直後から徐々に金色が落ちていきます。

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1分位経つと、ほぼ金色は落ちてしまいます。調色スティックなどで優しく混ぜると、全体がまんべんなく落ちていくと思います。あまり激しくかき混ぜてパーツを破損させないよう注意です。パーツは金色が落ちて段々銀メッキパーツになっていきます。

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おそらく1分位で大丈夫だと思いますが、不安なら2分くらいつけておきましょう。そして金色が落ちたら、パーツをディッシュやタオルなどに上げ、拭いて金色を落とします。パーツを拭くのはティッシュで大丈夫です。パーツをなくさないよう1個ずつ慎重に金色を拭き取っていきます。

残った溶剤は、道具洗浄に使用したりして再利用します。塗料の希釈用に向かなくはないと思いますが、黄色が混ざってしまいます。黄色い塗装時に使うにはありかもですね。(試したことがないので、使う場合は自己責任でお願い致しますm(_ _)m)

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パーツの金色を拭き取ると、キレイな銀メッキになります。余裕がある場合はもう一度溶剤につけてもいいかもですね。もう一度浸けるとより確実に金色が落ちると思います。

ちなみに大きめのシールド部分のパーツですが、溶剤で金色を落としている時にポキっと折れてしまいました_| ̄|◯ 仮組みから外した時は大丈夫だったんですが、外した時に少し弱っていたようで、ティッシュで金色を落としている時にポキっと折れました(T_T) このあたりは溶剤のダメージがあったのかもしれません。なので、あまり長時間溶剤に浸け置きしないよう注意しましょう。

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では銀メッキを落としていきます。今度は台所用のキッチンハイターを使用します。他の台所用漂白剤を使ったことがないので、他の漂白剤を使うとどうなるのかはわかりません。ここでは、この花王のキッチンハイターで銀メッキを落とします。

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っとその前に、一応さっとパーツを水洗いして溶剤を落としておきます。

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そして容器にパーツを移し、パーツが浸るくらい水を入れます。そしてキッチンハイターを水の半分の量くらい入れてかき混ぜ、パーツを浸けておきます。この時もパーツを破損させないように混ぜておきます。先に混ぜてからパーツを入れたほうがいいかもです。

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だいたい2分位で銀メッキが落ちてきます。画像が2分位たった状態。

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30分位浸けておくと、完全に銀メッキが落ちました。

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細部までキレイに銀メッキが落ちています。もし落ちていなかったら、もう少し浸けておきます。ですが何時間も浸けておくとパーツが弱ってくるかもしれないので、様子を見ながら確認していきましょう。それでも落ちない場合は、落ちないまま漂白剤から上げたほうがいいかもです。

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ざるに上げ、水洗いして漂白剤を落とします。その後パーツ洗浄して余分な脂や漂白剤などをキレイに落としておきます。パーツ洗浄はビニール袋に水を入れ、パーツを入れて食器用洗剤を数滴入れます。ビニール袋のフタを縛ってよく振ってパーツの汚れを洗い落とします。よく振って汚れを落としたパーツをざるに上げ、しっかりと水洗いして洗剤を落として完了です。

もちろん超音波洗浄機を使ってもいいかと思います。やりやすい方をお試しくださいませ。

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以上で金メッキ落としの終了です。しっかりとパーツを乾かして塗装に備えます。

それにしてもこの黄色いパーツ、何気にグロスインジェクションなんですね。黄色のつやつやパーツになっています。ということは、やはりつやつやのプラスチック素材を使ってランナーをプレスしているってことですね(多分^_^;)。 なので、この黄色いパーツもこのつやつや状態から塗装をしていきます。

それでは次回は、ちょいちょい塗装、ちょいちょい合わせ目消しなどをしていきます。塗装の前準備として、各パーツのヤスリがけとパーツ洗浄も忘れずにしておきます。いつものことなのでここではヤスリがけとパーツ洗浄のご紹介は省いてちゃちゃと進めたいと思います。どうぞご了承を。

では今回はこのへんで。良いガンプラライフを。ではでは~。

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