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RGシナンジュの製作⑥ 仕上げ(スミ入れ、デカール貼り、トップコートなど)

こんにちは!今回は、RGシナンジュの製作⑥をご紹介します!

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前回までで塗装が一通り終わりましたので、仕上げにいきたいと思います。仕上げはスミ入れ、デカール貼り、トップコート、細部の塗装などです。やることはそれほど多くないので、ササッと済ませておきます。まずはスミ入れから。

■RGシナンジュのスミ入れ

スミ入れにはエナメルのフラットブラウンを使います。ホントはコピックモデラーのブラウンが使いたかったんですが、すでに販売されていないっぽくて、手元にあったフラットブラウンをエナメル溶剤で薄めてから使用しました。コピックマルチライナーのブラウンなら販売されているんですけど、スミ入れには微妙に太いんですよね。できれば0.02mmが良かったんですけど。

あと、タミヤのスミ入れブラックやスミ入れグレーだとどうしても赤いボディと色が合わないので、赤いボディーに黒やグレーのスミ入れはしないほうがいいです。(あくまで個人的な意見です。)脚などに一部赤いパーツがあるときにはグレーでもまずまず馴染みますが、ブラックはラインが際立ち過ぎてしまいます。このあたりは塗装色よりも少し濃い目の色をスミ入れに使うというのが、キレイに仕上げるためのテクニックです。

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いつものとおり散らかっちゃっててわかりにくいかもですが、フラットブラウンでスミ入れをした状態です。エナメルを薄めた状態で墨入れする場合は、薄め度次第ではコピックモデラーのように細い線になるとは限らないので、あまり広がらないよう注意しながら流し込み、拭き取りも細かく行っていきます。

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武器類にもフラットブラウンでスミ入れをし、ちょっとした汚しのような感じにしてみました。スミ入れはこれくらいです。

そう言えば前回塗装についてご紹介した”破損した頭部”や”首周りのパーツ”ですが、これらは墨入れしたあとに塗装したほうがいいかもです。まあそこまで違わないとは思いますが一応。

では次にデカールを貼っていきます。

■RGシナンジュのデカール貼り

今回使用したデカールは、別売りのHG1/144シナンジュ用水転写デカールです。サイズはどうなの?とか、うまくマッチするの?とか気になるところですが、まったくもって問題ありませんでした。多少白いラインのディテールにずれはありますが、形に合わせてうまく貼り付けていけばキレイな模様に仕上がります。

貼る位置に悩むところですが、このHG1/144シナンジュ用水転写デカールは、MGシナンジュVer.kaと全く同じデザインなので、MGシナンジュVer.kaの説明書を見ながら貼り付けていきます。水転写デカールは番号がないので、だいたいで貼り付けていきます。⇒MGシナンジュVer.kaの説明書

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はさみやデザインナイフなどで使う箇所をカットし、水に浸して水からあげ、数分待って剥がれやすくなったらピンセットなどで貼り付けていきます。貼り付けたら、位置がずれないよう綿棒でしっかりと水気を切っておきます。貼り付けたデカールの上からマークセッターを塗っておくとデカールが軟化してしっかりと貼り付きます。

マークセッターは接着剤なのでデカールを貼る前に塗らないと意味がないと記載があるのを見たことがありますが、自分は貼り付けた後から塗っても効果はあると思います。(現にデカールがしっかりと貼り付くので。)ただ、あまりたっぷり塗りすぎるとトップコートした後に塗りあとが出来てしまうので、少量だけ塗っておきます。塗った後あまり触っているとデカールがボロボロになって溶けてしまうので、早めにサッと塗っておきます。

デカールが貼れたら、最後にトップコートをしていきます。

■RGシナンジュのトップコート

いつもこのサイトをご覧の方には定番のトップコートですが、Mr.カラーのスーパークリアーつや消しを1:3くらいでMr.うすめ液を混ぜてエアブラシで吹きかけます。紙コップにつや消しを入れ、うすめ液を混ぜて調色スティックでしっかりと混ぜ合わせて使用します。

エアブラシのカップ内で混ぜてもダメではないですが、カップ内で混ぜる時はしっかりと入念に撹拌させて置かないと下に濃いつや消しが溜まってしまいます。溜まるとエアブラシの先端が詰まったりするので、しっかりとつや消しを混ぜて溶かしてから使用します。濃いつや消しが底に溜まっていないか不安な場合は、一応カップにフタをしてエアブラシでうがいをさせるとキレイに混ざるかもしれませんね。

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トップコート前にシルバーで塗装したロケットバズーカのセンサーをマスキングしておきます。

ではトップコート前のパーツ一覧です。さすがに2体分だと半端ないパーツ数です^_^;41 42 43

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↑画像のアイアン色やゴールドに塗装したパーツはつや消しトップコートはしません。

ちなみにデカール貼りやトップコートといった一つ一つパーツを確認しながら行う作業では、画像のように同じパーツ同士を並べていくとパーツが紛失していないかわかりやすくていいですよ。

そしてトップコート後の画像です。

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全部トップコートしておきました。このパーツ数をトップコートするのに必要な量は、小型(150ml)の紙コップ1杯と3分の1くらい量になりました。スーパークリアーつや消しだと3.5個分。まあ、2体分作ったので多めになりましたが、1体作る分にはスーパークリアーつや消しが3個あれば大丈夫かと。

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各部のマスキングテープを剥がしていきます。マスキングしているのはシールド裏、ロケットバズーカのセンサー、プロペラントタンクです。

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マスキング効果によって、外装パーツの色もトップコートもマスキングした箇所を侵食しておらず、キレイに仕上がりました。

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最後に細かい塗装です。シールド裏の縁に、ボディ塗装で使った赤い塗料を筆塗りします。(面相筆を使用)赤い塗料が乾いたら今度は薄めたつや消しを筆塗りしてトップコートしておきます。(面相筆を使用)

そしてビームライフルのセンサー、首周りのパーツ、ビームアックスの柄の一度塗装した箇所を再度エナメル塗料で筆塗りしておきます。(面相筆を使用)

以上で全ての製作工程が終了しました。ササッとお届けするつもりでしたが、思いの外ボリュームがありましたね^_^; それだけこのRGシナンジュというキットがスーパーだということかな?

では次回からRGシナンジュを組み立てていきたいと思います。各箇所で改修箇所があるので(モノアイとバーニア)、そのあたりもわかりやすくご紹介できたらと思います。今回はこの辺で。

では良いガンプラライフを。ではでは~。

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