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こんにちは!今回は、RE/100 バウの組立工程 脚部の組み立てをご紹介します!
脚部も腕部の組み立てと変わらずシンプルな組み合わせになっています。MGのような内部フレームのない簡潔かつ外装パーツ類のみの組み合わせでありながら、仕上がりはMGにも負けないようなディテールになのが嬉しいところ。
このあたりは鉄血のオルフェンズ1/100フルメカニクスシリーズと共通したことが言えるかと。キットとしては軽量ながらも、モールドは細かく再現されていて、ディスプレイしておけばかなり質の高いディテールが楽しめるという感じですねっ。
まずは脚部のパーツ一覧です。こう見るとなかなかパーツ数は多いですね。組み立て自体はそれほど難しくない各部挟み込みタイプですが、重要な箇所はきちんとパーツ別れしている感じ。特にバウナッターに変形するための可動域やスラスター箇所などを確保しておかないといけないので割りと密な設計がされているようです。
まずは股関節部分を組んでいきましょう。ここはチラ見効果を出すため、他の部位とは違ってゴールドやシルバーを使って塗装しています。ポリキャップの向きに注意して差し込んでおきましょうね。
一気にサクサクっと組んでおきました。シルバーが見えているところがミソです。組み合わせてしまえば腰部のアーマーに隠れて殆ど見えませんが、ちょっとした変化を出すことで味が出てきます。オシャレに決めたい場合はチラリズムを意識するといいですね。って、ただの自己マンでもありますけど^_^;
次に膝関節部です。動力パイプはエナメルのチタンシルバーで筆塗り。とくに問題ない最中割なので、ここもサクサクっと組んでおきます。モナカ割でも、段落ちモールドで組み手に優しい配慮がしてありますよっ。
次に足首部分を組み立てます。こちらも数個のパーツの組み合わせで簡単。迷いもなしです。変形機構では重要な可動部分なので、パーツのかみ合わせがきつそうだったら無理して差し込まないようグリスアップなどをして調整してきましょうね。
ここまでサクサクっと股関節パーツ、膝関節部パーツ、そして足首のパーツと組んできましたが、こういった感じで部分部分を先に組んでおいて、後で一気にまとめて脚部にしていきます。それと、ここまで使ったポリキャップは全部おんなじPC1です。らく~~(*^ 0 ^A
では足首から下の部分を組み立てていきます。ここは変形時に折りたたむ箇所なので、少しパーツ数は多めでかかとも分割されてますね。
かかとの内部は変形機構を意識して、アイアン色で塗装しています。隠れる部分なので正直あまり意味ないですが、それでも変形時にチラッと見える可能性もあるので、備えあれば憂い無しの精神で♪
ここもサクサクっと組み合わせておきました。シンプルな形状と色分けですね。ホントに組立工程が簡単なので、解説いらずなキットです。
足裏はアイアン色でマスキング塗装した箇所。メカニカルなモールドがあるのは飛行形態で見えやすくなる部分だからのようですね。なので可変タイプのバウにとって足裏塗装はなかなか重要なところです。
組み立てた足首から下の部分に、足首内部パーツとアンクルガードを取り付けます。説明書にあるとおり、先にアンクルガードを取り付けてから内部パーツを取り付けておきます。
太ももを組み立てておきます。脚の付け根と膝関節のパーツを太もも外装パーツで挟み込むだけですねー。
足の付根パーツはポリキャップをスコッとハメて角度を調整しておきましょう。ポリキャップとはめ込む形状が合っていないと、しっかりと太ももパーツが組み合わさってくれず合わせ目に隙間が出来てしまいます。太ももはモナカ割ですが、段落ちモールドになっているので合わせ目消しも必要なく安心して組み立てることが出来ます。膝のパーツは太もも外装パーツとの兼ね合いでストッパーを効かせるように取り付けます。
脹脛の片側に内部パーツを取り付けていきます。スラスター用の穴が開いている側の脹脛パーツに内側からスラスターや膝部分のパーツを挟み込んでおきます。このように色違いのパーツが分離しているので、マスキング塗装をする手間も極力避けられるようになっています。
このRE/100バウの欠点は、スラスターがちょっと貧祖なところですかねー。内部に適度なモールドはあるものの、こじんまりとしてやや迫力に欠ける気がします。(個人的な意見ですけど^_^;)バックパックのスラスターもボールジョイント接続なのでPGやMGユニコーンガンダムのようにスラスター内部からボールジョイントが露出するタイプなので、もうちょっと味のあるディテールが欲しかった・・・・感じです。(ユニコは発光ギミックがあるからそれでもいいんですけどね。)
最後はここまで組み立てておいた各部のパーツを全て組み合わせたら脚部の完成です。
ご覧の通り中身はけっこうな空洞状態です。足首から下の部分は格納するためある程度のスペースは必要ですが、それにしてもこのスッカスカ感は・・・・と言っても、あまりパーツ増しさせて重量が重くなると、分離して飛行形態にする時にアクションベースへの負担がでかくなるので、まぁ軽量キットとしてのメリットもある感じではありますね。
最後に膝の外装パーツを被せたら脚部の完成です。
以上で脚部の完成。かなり簡単な組立工程でした。ではいろんな角度からビューをどうぞ。
膝のパーツがポリキャップ2個のスマートな四角形タイプなので、可動も干渉部分が少なく柔軟性がありますね。
左右ともに組み立てておきます。
では完成した脚部を含め、腰部、上半身、サイドアーマー、そして腹部(バウナッターの先端部)を組み合わせます。サイドアーマーは回転可動する箇所なので、バウナッターの水平尾翼のような役割っぽいですね。ちなみに飛行機の水平尾翼(可動式)はエレベーターやスタビライザーと呼ぶそうです。
1/100サイズなのでやっぱり大きいですなぁ。カッティングマットにいっぱいに広がり~。
バウナッターは無人機なので、この部分もコックピットではなくセンサーのような役割をする部分になります。人が乗っていない分バウナッターは特攻させやすい箇所。戦闘で困ったら下半身を特攻させてバウアタッカーで逃げるというパイロットに優しい機体ではあります。いわば使い捨てのバウナッターw
先に上半身に組み立てた腹部を取り付けてから腰部をはめ込んでいきます。プロペラントタンクが付いているバックパックを展開させ、可動式のスラスター部分を開いてから腹部パーツをハメ込みます。RE/100といえど、接続部分のメカメカしさは健在です。
腹部を取り付けたら可動式のスラスター部分を戻しておきます。
下半身とサイドアーマーを組み合わせたらバウ本体が完成です。
背中のバインダーがない状態でもなかなかいい感じになってますね♪ いつもの百式タイプバインダーとは違う重量装備にしても面白いのかなーって思いますが、それだと変形ができなくなるので、あくまで一アイデアとしてってことで^_^;
意外と組立工程が多めで随分縦長のレビューとなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございますm(_ _)m 本体完成まで一気にご紹介しましたので、バウファンの方には少なからず楽しめるものになっていると思います。コメント自体は組み立てが簡単なのでホントに説明いらず。執筆側としてはかなりラクをさせてもらいました♪ 内部パーツに気を使うこと無く組めるっていうのは作る側としても気がラクですねー。
では次回はバインダー付きのバックパックと武器類を組み立ててRE/100バウの完成となります。なかなかザックリとご紹介してきたバウですが、REシリーズのメリットやデメリットなどが組立工程から確認でき、他のHGやMGといったキットとの違いもはっきりしていますねー。自分的には残念ながら物足りなさを感じるとこもありますが、RE/100バウを製作する際には参考にしていただければと思いますっ!(まだ組立工程終わってないけど・・・・^_^;)
ちなみに次回の製作キットはあの大物です♪ では良いガンプラライフを。ではでは~。