塗装レシピと写真レビュー | 素組みレビュー | 拡張セットレビュー
製作① 塗装前の準備 ⇒ 製作② 金メッキ落とし ⇒ 製作③ 塗装その1 ⇒ 製作④ 塗装その2 ⇒ 製作⑤ 塗装その3 ⇒ 製作⑥ 仕上げ(スミ入れ、デカール貼り、トップコートなど) ⇒ 脚部の組み立て① ⇒ 脚部の組み立て② ⇒ 脚部の組み立て③ ⇒ 腰部の組み立て① ⇒ 腰部の組み立て② ⇒ 腕部の組み立て① ⇒ 腕部の組み立て② ⇒ 胸部の組み立て ⇒ ショルダーアーマーの組み立て ⇒ 頭部の組み立て(モノアイの変更) ⇒ バックパックの組み立て ⇒ 武器の組み立て ⇒ 拡張セットの組み立て
こんにちは!今回は、RGシナンジュの塗装レシピと写真レビューをご紹介します!
RG シナンジュが完成しましたので、塗装レシピと塗装後の写真レビューをご紹介していきます。そしてシナンジュ本体と共に製作していたRGシナンジュ用拡張セットも合わせてレビューしていきたいと思います。
今回RGシナンジュの塗装は、基本的には通常のシナンジュのカラーリングを重視した仕上がりにしています。キット自体はRGというガンプラトップクラスのクオリティを持つシリーズなので、ネオ・ジオン特有のエングレービングも別パーツで再現されていて完成度も高いです。外装もグロスインジェクションというつややかなレッドの成型色が採用されていて素組みでも十分いい出来。塗装してオリジナリティを出すのがもったいないくらいです。
ですが今回は内部をメカニカルなアイアン色やシルバー色にし、外装も少しダークな赤色に変更。つや消しでシックにまとめています。そしてエングレービングはメッキでも十分素晴らしいですが、外装をつや消しにしている分、メッキだとゴールドがきつくなっておもちゃ感が出てしまうと思ったので、元々あった金メッキを落としてオリジナルのゴールドで塗装してみました。
改修に関しては元々の形状に気になるところもなかったので、整形的な改修はモノアイのみにしています。モノアイをルミドームとSPプレートに変更し、ブラックライトで光る演出が楽しめるようにしてみました。モノアイの変更に関しては組立工程の頭部の組み立てをご参考ください。その他はシナンジュ本体のスラスター部分をメタルバーニアに変更し、膝の外装にちょこっとゴールドのアポジを追加した程度です。
製作に関しては塗装したパーツを挟んでの合わせ目消しやシールド裏のマスキング塗装など、多少細やかなところもありますが、ガッツリ製作を楽しめるようにはなっていると思います。ご紹介してきた製作工程がこれからRGシナンジュを製作する方の参考になれば幸いです。ではまず塗装後の画像からどうぞ。
■塗装後(アフター)
■塗装前(ビフォー)
つやつやの外装がつや消しに変わり、テカテカのゴールドがシックなゴールドにまとまって落ち着きのある感じになっています。デカールや内部金属系塗装、メタルパーツの影響もあって、重量感のある仕上がりになっていると思います。
その中で、失敗したと思うところはスミ入れです。赤い外装に茶系のスミ入れは定番なのですが、ちょっと雑すぎたかなーという感じ。エナメルのフラットブラウンでスミ入れしたために、少し明るく、太めになってしまいました。もっと細かく丁寧にすればよかったとちょっと後悔^_^;。なので、もしスミ入れをするなら、コピックマルチライナーのブラウンあたりでスミ入れすると線も細くキレイにしあがるのではないでしょうか。
それでは少し参考画像を御覧頂いてから、塗装レシピをご紹介します。画像をクリックすると大きい画像がご覧いただけます。
それではRG 1/144 シナンジュと拡張セットの塗装レシピです。
■RG 1/144 シナンジュの塗装レシピ
○内装部分・武器類(アイアン):スターブライトアイアン100%(ガイアカラー)
○内装部分(シルバー):スターブライトゴールド50%+ブライトゴールド50%(全てガイアカラー)
○ゴールド部分(エングレービング等):スターブライトシルバー100%(ガイアカラー)
○黒色部分(エングレービング):フラットブラック100%(Mr.カラー)
○白色部分(プロペラントタンク、バックパックスラスターなど):フラットホワイト100%(Mr.カラー)
○赤色部分:モンザレッド95%+マホガニー5%(全てMr.カラー)
○黄色部分:イエロー30%+黄橙色70%(全てMr.カラー)
○ダークグレー部分(武器類、胸部、腹部など):ブラック60%+フラットホワイト40%(全てMr.カラー)
○武器類外装:グレーグリーン50%+ジャーマングレー50%(全てMr.カラー)
○フル・フロンタルフィギュア:フラットレッド、フラットブラウン、フラットイエロー、フラットホワイト、ダークグレイなど(タミヤエナメル)
○細かい筆塗り箇所:ゴールドリーフ、フラットグリーン、フラットイエロー、フラットブラック、フラットホワイト、チタンシルバーなど(タミヤエナメル)
○スミ入れ:フラットブラウン(タミヤエナメル)
○トップコート:スーパークリアーつや消し(Mr.カラー)※瓶
■RG 1/144 シナンジュ用拡張セットの塗装レシピ
○赤色部分:モンザレッド95%+マホガニー5%(全てMr.カラー)
○武器類外装:グレーグリーン50%+ジャーマングレー50%(全てMr.カラー)
○ダグザ中佐フィギュア:オリーブドラブ、ブラックグリーン、ロイヤルブルーなど(タミヤエナメル)
○破損頭部爆風跡:ダークグレイ(タミヤエナメル)
正直かなり細かいですし、筆塗り箇所も多いので、まとめきることができませんでした^_^; より細かい塗装方法についてはRGシナンジュの製作②~⑥をご覧いただければと思います。詳細にご紹介しているのでご参考いただけると思います。
デカールに関してはRGにも専用のデカールが付属していますが、こちらはリアリスティックデカールというシールのようなデカールになっています。なので貼ると段差ができ、外装の仕上がりが少し凹凸してしまいます。なので、今回はこのリアリスティックデカールを使用せず、HGシナンジュ用の水転写デカールを使用しました。若干サイズが違いますが、上手く貼ると違和感なく仕上げることができます。
では幾つかRG 1/144 シナンジュ&拡張セットの塗装済み完成品画像をどうぞ。
以上です。やっぱりどんなポージングをさせても様になってしまうのがこのRGシナンジュの良さでもあります。拡張セットもギラッとした目つきで怖さを再現できますし、ロケットバズーカの存在感もバツグン。フレキシブルスラスターを展開すれば天使のようなスタイルにも見えてしまうので、恐ろしさと美しさを兼ね備えたような、まさにフル・フロンタル(シャア・アズナブル)にふさわしい機体(キット)になっていると思います。
では最後に、今回もRG 1/144 シナンジュ&拡張セットのPC,スマホ用壁紙を作成してみましたので、宜しければダウンロードしてみてくださいね。ちなみにダウンロード方法は、 ①画像を右クリック → ②『名前を付けて画像を保存』をクリック → ③ディスクトップなどを選択して保存 です。
■壁紙見本(PC版)
1920_1200
1920_1080
1600_1200
■壁紙見本(スマホ版)
750_1334 640_1138
気に入っていただければ、ダウンロードしてパソコン・スマホの壁紙に設定していただければと思います。
今回の撮影は背景紙にレザック66のうすむらさきを使用して撮影しました。レザック66はフィギュアやプラモなど、多くの撮影に使われている背景紙で、皆さんよく使用されています。キットの写真映りはカメラでないと変わらないですが、レザック66を使用することで印象はかなり違ったものになって上品にキットを彩ってくれます。もちろんキットの色と背景紙の色を上手くマッチさせないと写真が台無しになってしまうわけですが、レザック66は背景紙としてはとてもキレイでキットも引き立ててくれるのでいいですよ。
自分はこのレザック66を楽天で購入しました。アマゾンではどれかよくわからないので、購入する場合は楽天をおすすめします。安価ですし入手しておいて損はないと思います。売り切れの色も多いので、入手の際はお早めに。⇒楽天でレザック66を探す
RGシナンジュの製作が参考になればと思います。ぜひ頑張って塗装してみてくださいね。
さて、2016年の更新も今回が最後です。最後にRGシナンジュのラストがご紹介できるのはきりが良くてちょうどいい感じでしたね。ほんとあっという間の1年でしたが、2016年もこの『ガンダムブログはじめました』を御覧いただき本当にありがとうございました。来年もこんな感じでレビューを含め、製作工程などをご紹介していけたらと思いますので、来年もどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m それでは来年も良いガンプラライフをお過ごしくださいませ~。ではでは~。