1/144 RX-78F00 ガンダム＆ガンダムドックの制作④ 細部のマスキング塗装

今回は、1/144 RX-78F00 ガンダム＆ガンダムドックの制作④をご紹介します！

前回までで大まかな塗装を済ませたので、今回はマスキングをしつつ、各部のモールドを細かく塗り分けていきます。このキットを塗装する上で一番手間のかかる部分ですが、きれいに塗り分けることで違いが出てくるので地道にコツコツと。

まずは前回、淡めのブルーで塗装した胸部パーツをマスキングし、一部を濃いブルーで塗り分けます。マスキングテープは網状にカットし、ラインに沿って細かく貼り付けていきます。

テープを貼り、モールドに沿ってデザインナイフでカットするマスキング方法もありますが、デザインナイフがずれてキズが入るのが嫌なのでこの方法にしています。

腰部のヘリウムコアも上下で色分けされているので、モールドに沿ってマスキングテープを貼り付けておきました。

細かくカットしたマスキングテープは、一枚貼るごとにピンセットや爪楊枝でふちをなぞり、きっちりと貼り付けるようにします。テープが重なった部分も段差に沿って爪楊枝などでなぞり、隙間ができないように貼り付けます。そうすることで、塗料の浸透が極力防げます。

マスキングしたら、ヘリウムコアは橙黄色+スカーレット少々（共にガイアカラー）で塗装、胸部パーツはウルトラブルー60％+青15号40％（共にガイアカラー）で塗装です。時間が経つとテープが端から徐々に浮いてくるので、マスキング後はできるだけ早く塗装するようにします。

塗装後、マスキングテープを剥がすとこんな感じに。なかなかいい感じに塗り分けることができました。（ソールと腹部の赤いパーツはここでは必要なかったですね；）

続いて細部のモールドを塗り分けていきます。ここからが最も大変な作業；このガンダムは一部のモールドがグレーに色分けされているので、その部分を細かくマスキングしておきます。画像右の赤いパーツのように、はじめにモールドのふちを一通りマスキングして囲い、その後で全体にテープを貼って隠していきます。

マスキング後はすぐに塗装します。グレーはニュートラルグレーⅢ（ガイアカラー）を使用。溶剤で薄め過ぎるとテープの隙間から浸透しやすいので、少し濃いめに薄めて吹くようにします。ハンドピース後部のニードルアジャスターを調整して、吹き出る量を調整してもいいですね。

マスキングを剥がすとこんな感じに。胸部パーツなんかはかなり異質で派手なカラーリングになってます；

今度は白く塗装した外装パーツの各部モールドを塗り分けていきます。合わせ目を消して塗装したアンクルアーマーパーツのモールドをマスキング。

白いパーツは塗り分ける箇所が多いので、パーツごとにマスキングしてすぐに塗装します。こちらもニュートラルグレーⅢで塗装。塗料が散って他の部分に吹き付けてしまわないよう、各部とも隙間なくマスキングしておきます。

とりあえず脚部のモールドを塗り分けるため、ふくらはぎや膝、大腿部のモールドもマスキングして塗り分けます。

膝のモールドはグリーンとレッドのセンサー部分が細かいので難しく、繊細なマスキングが必要になってきます。

パーツごとにマスキングしては塗装の繰り返し。

塗装後、各パーツのマスキングを剥がすとこんな感じになりました。多少微妙な部分がありますが、スミ入れすれば違ってくると思います。脚甲パーツで塗り分けていない箇所がありますが、マスキングが難しいので以前レビューしたシタデルカラーなどで筆塗りする予定です。

肩部や腕部のモールドもマスキングして塗り分け。モールドがマスキングしにくい箇所にありますが、テープを細く切り出したりして浮かないように貼り付ければ、うまく塗り分けられるかと。

腰部アーマー類もモールドを塗り分けておきました。

以上、今回はここまでです。各部が細かく色分けされているキットなので、マスキング塗装しようとするとなかなか大変。あっという間に時間が過ぎてしまいますね；筆塗りでも良さそうなものですが、マスキング塗装がうまくできればその分綺麗に仕上がりますし、なぜかマスキング塗装がクセになってきます^^;

ピンセット精密 (４本セット) 精密ピンセット【用途に合わせた4種類の極細ピンセット】先曲がりピンセット園芸用ピンセット『ガンプラプラモデル制作にも使用可能！』逆ピンセットピッキングツールピックアップツールピッキングツール【Glory】

1/144 RX-78F00 ガンダム＆ガンダムドック

塗装済み完成品レビュー　|　素組みレビュー　|　パッケージ・ランナーレビュー