1/144 RX-78F00 ガンダム＆ガンダムドックの制作③ 大まかな塗装

今回は、1/144 RX-78F00 ガンダム＆ガンダムドックの制作③をご紹介します！

前回までで合わせ目消しや表面処理も終わっているので、今回から塗装をしていきます。このキットは各部に細かい色分けが必要なので、それらをどのようにして塗り分けていくかが課題となります。まずは通常通り、大まかな塗装を施していきます。

前回でゲートのヤスリがけや表面処理などを済ませているので、パーツ洗浄をして乾かしておきました。

このキットは関節各部に円形のモーターが造形されているので、その部分を塗り分けるためにマスキングをしておきます。

まずはモーターのサイズに合うように、ドラパスのパンチコンパスでマスキングテープを切り出します。そしてモーターだけ塗り分けられるように外側のマスキングテープを貼り付け。切り出した内側のマスキングテープは後で使うのでとっておきます。

膝やくるぶしのモーター部分も同じように処理していきます。各部とも丸の大きさが違うので、パンチコンパスの細かい微調整が必要になります。

モーター部を一通りマスキングしたら、全体をマスキングテープで覆って塗装に備えます。

モーター部はライトガンメタル（フィニッシャーズ）65％+ニュートラルグレー（ガイアカラー）35％でメタリックグレーを作って塗装します。下地塗装をしていないので、2度吹きくらいでしっかりと色をのせておきました。

その他、関節やハンドパーツなどのグレー成型色パーツも、サフ後にこの色で塗装しています。

塗り分けたモーター部のマスキングを剥がし、今度は切り出しておいた内側のマスキングテープをモーター内部に貼っておきます。爪楊枝などで端を押さえつつ、綿棒で撫でたりして隙間ができないようきっちりと貼り付けます。

そしてその他の白いパーツを含め、ホワイトサフを吹いてやすりキズを消した後、ピュアホワイト（フィニッシャーズ）+ニュートラルグレーⅢ（ガイアカラー）少々で塗装します。

ビームサーベル刃は蛍光ピンク50％+パールホワイト50％で全体を塗装後、ピュアホワイト（フィニッシャーズ）を薄めて吹き、グラデ塗装しておきました。内部パーツはサフ後に艶ありブラックを吹いてからライトガンメタル（フィニッシャーズ）で塗装。

フィニッシャーズの塗料には粘度があり、液だれやムラなどが少なくなめらかに塗装できるので使いやすいです。MR.カラーやガイアカラーと併用していると違いがわかりやすいのでハマるかも。価格が高めですが、量が多いので他メーカーの塗料と比べてもそれほど変わりません。希少で入手しにくいのが難点なくらいです。

胸部パーツは濃いブルーと淡いブルーの2色で色分けするようになっていますが、まずはウルトラブルー（ガイアカラー）95％+ピュアホワイト（フィニッシャーズ）5％を混ぜた淡いブルーで塗装しておきます。塗装前にサフを吹いてキズをチェックしています。

ビームライフルとバックパックはサフ後、余り物塗料を混ぜ合わせてできたメタリックグレーを吹いています。余った塗料を混ぜ合わせていくとだいたいダークグレーっぽくなるので、武器類を塗装するのに役立ちます。（例外あり。）

黄色いパーツはピンクサフ後、サンシャインイエロー（ガイアカラー）+スカーレット（ガイアカラー）少々で塗装。赤いパーツはピンクサフ後、ソール部と腹部の側面を色分けするため、リッチレッド（フィニッシャーズ）95％+ライトガンメタル（フィニッシャーズ）5％で塗装。

塗料が乾いたら、色分けする部分をマスキングし、その他の赤いパーツと共にヨシムラレッド（フィニッシャーズ）で塗装しておきました。粘度が高いので、マスキングテープの隙間から浸透しにくいのもフィニッシャーズ塗料のメリット。

以上、今回はここまでです。ひたすら塗装でしたが、1/144サイズはパーツが小さく、数が少なめなので塗装もはかどります。ですがここからの色分けがこのキットの難点。筆塗りすればラクなんでしょうけど、少しでもムラのない仕上がりを目指すためにマスキングで細かく塗り分けていけたらと思います。

1/144 RX-78F00 ガンダム＆ガンダムドック

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