MG 1/100 フリーダムガンダムVer.2.0のレビューです。

こんにちは!今回は、MG 1/100 フリーダムガンダムVer.2.0のレビューをご紹介します!

MG 1/100 フリーダムガンダムVer.2.0は、機動戦士ガンダムSEED、機動戦士ガンダムSEED Destinyに登場する機体番号ZGMF-X10A FREEDOM(フリーダム)の組み立て式プラモデルです。2004年に発売されたMG 1/100 フリーダムガンダムのセカンドバージョン。発売日は2016年2月29日、価格は4820円です。

付属のキャラクターフィギュア『キラ・ヤマト』の容姿がDestiny仕様であることから、このMG 1/100 フリーダムガンダムVer.2.0も機動戦士ガンダムSEED Destiny仕様のフリーダムガンダムであることが伺えます。

MG 1/100 フリーダムガンダムVer.2.0のパッケージ、ランナー、説明書レビューは下記のリンクからどうぞ。
⇒MG 1/100 フリーダムガンダムVer.2.0のパッケージ、ランナーのレビュー

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外装パーツにモールドが多数追加され、精密性を表現しています。前作に比べ、少しシャープ化された印象。クスィフィアスレール砲(腰部)、バラエーナプラズマ収束ビーム砲(羽根部)は健在で、かなり存在感があるものに。

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能動性空力弾性翼(後ろのツバサ)を外した状態。スリムで身軽な印象。色分けは申し分なく、劇中のカラーリングと遜色のない細かい色分けされています。

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真正面、直後方から。左右対称で、全身のバランスはなかなかよいかと。足首から下の箇所が小さいとの声もありますが、大きすぎるよりはマシかと。直立も安定していて、それほど苦にはなりません。

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横から。腰部クスィフィアスレール砲の存在感がかなり大きく、脚部を半分覆い隠してしまいます。ショルダーアーマー脇には姿勢制御スラスターらしきものが。

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胸部には細かく色分けされたディティールパーツが。コックピットハッチが展開、キラ・ヤマトのパイロットスタイルフィギュアが付属します。

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腰部はフリーダムらしく細身で特徴的。柔軟な可動を意識した作りになっています。

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脚部もしっかりと色分けを再現。画像では少し見にくいかもしれませんが、細かいディティールが加えられています。

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首の可動はそれほど広くないものの、顎引き、見上げは最低限の範囲で可能です。

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左右へは180度移動します。襟が干渉することも少ないです。

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腕はショルダーアーマーが干渉する程度まで上げることが出来ます。これだけ上がれば十分かと。

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逆さ腕のバンザイ状態。問題なく可動します。アンテナが大きく、ポージングに少し気を使うこともあるかと。

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胸部アーマー部が可動し、さらに肩の一部も腕部と連結していて、可動域を広げています。これにより人間味あふれるポージングを実現。

肘関節の可動域も驚くほど広く、人の腕のような動きを見せます。

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肘関節部が伸縮するため、よりハイレベルの可動を実現しています。これまでのガンプラにない新機構。

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腰部は左右に振ることが出来ます。細かい内部パーツの組み合わせでの構成。可動箇所が多いので、ポージングが楽しくなります。

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さらに腰部を前後に可動させ、お辞儀、胸を張る状態まで表現できます。

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腰部の回転はそれなり。フロントアーマーや腰部が干渉するため、それほど広くはありません。

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付属のアタッチメントを使用することで、アクションベース1に設置可能。

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能動性空力弾性翼(後ろのツバサ)を取り付けると直立は難しくなります。ツバサを真横に広げればなんとか直立可能かと思われますが、かなり不安定です。

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なので、ツバサを付けた状態ではアクションベースなどの台座が必須となります。

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ツバサをつけると不安定ということで、MG 1/100 フリーダムガンダムVer.2.0には専用台座(画像左)が付属します。

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台座は支柱を抜き差しすることで2パターンのモーションを実現可能。

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前後への開脚はまずまず。前方、後方共に腰部アーマーが干渉するまで脚が上がります。

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膝関節の可動は非常に優秀。太ももが分離することで、幅広い可動をダイナミックに演出しています。

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内股、がに股は見て分かる程度には可動します。これだけ動けば十分かと。

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膝関節がしっかりと可動するので立膝も100点満点。立膝をするだけでかっこ良く見えます。

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股関節は2段階で可動するので、脚が伸びたような姿勢を作ることも出来ます。新たな可動域が多く、ポージングが多彩です。

腰部アーマー裏もしっかりとモールドが再現されています。

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脚の付け根はVer.kaなどに見られる球状パーツではなく、円柱の新型パーツです。

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横への開脚も水平になります。

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足首の左右への可動は残念ながらほとんどありません。

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足首前後への可動はそこそこですが、つま先を伸ばす形は十分に演出できます。さらにつま先が下方向に可動します。

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クスィフィアスレール砲は展開、格納可能。格納時はスラスターユニットとして形も演出。先端の色分けパーツとビームサーベルの柄がポロリしやすいのが少し残念。

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脇の持ち手は展開可能なので、照準を定めたポージングをさせることも出来ます。

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ツバサは外側から、上下2枚のツバサ、中央の小さいツバサ、バラエーナプラズマ収束ビーム砲、上下2枚のツバサでの構成になっていて、この組み合わせがバックパック左右に付いています。ツバサの枚数が多く、様々なスタイルを演出できます。

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ツバサは左右に展開も、中央に収縮も可能。ツバサ可動時でも台座は安定しています。

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バラエーナプラズマ収束ビーム砲はVer.2.0オリジナルの展開ギミックを装備。よりド派手な演出が可能に。

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自分ごのみのスタイルにすることで、力強いフォームを再現できるのは嬉しいところ。バラエーナを可動させることでハイマットフルバーストモードも演出できます。

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ツバサの左右に小羽が付いていて、こちらもVer.2.0でオリジナルのギミックとして展開させることができます。

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キラ・ヤマトフィギュア、平手用、持ち手用、ビームライフル用マニピュレーターが付属します。

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ラケルタビームサーベルの刃、柄がそれぞれ2本付属。柄は劇中と同じように連結させてナギナタ型にすることができます。

マニピュレーターは指の組み換えにより、保持する武器を変更します。親指のみ組み換え不要。

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保持力はしっかりとしています。

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ルプスビームライフル。グリップが少しだけ稼働します。サブグリップは折りたたみ可能。

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サブグリップは横向きにも変化。ビームライフルはリアアーマーにマウント可能です。

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ビームライフルの保持力はまずまず。ポージングの際はマニピュレーターが外れやすいので注意が必要です。

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対ビームシールドはパーツごとにきちんと色分けされています。三角型の覗き穴とビームライフルの先端を通す事ができる穴が付いています。先端がかろうじて通る程度。

では適当に何枚かどうぞ。

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可動範囲や新機構による可動アクションによって、中身の濃いレビューとなりました。ポージングは本物の人体のようなリアルな可動を見せますし、劇中のスタイルも想いのままに実現できるのはとてもうれしいところです。

その中で、前作が大幅にリニューアルされ、Ver.2.0ならではのオリジナルギミックが追加されています。これらのギミックに関しては賛否両論あるところですが、Ver2.0でしか表現できないものですし、それを使った良い演出やポージングも見つかると思います。

実際にポージングをしていると楽しさがどんどん膨らんでくるので、劇中のハイマットモードやフルバーストモードなど、心躍るポージングを楽しんで見てはいかがでしょうか。

 

 

MG 1/100 フリーダムガンダムVer.2.0のパッケージ、ランナーのレビュー

ここからは、MG 1/100 フリーダムガンダムVer.2.0の箱絵とランナー各種、説明書等をレビューしていきます。

ではまず箱絵から。

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箱絵は宇宙空間でのフリーダムです。機動戦士ガンダムSEED Destinyでフリーダムが宇宙で戦うシーンは覚えがないですが・・・パッケージは機動戦士ガンダムSEEDのイメージでしょうか。

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箱の大きさはRGシリーズの2倍のサイズです。

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箱の横にはギミック、ポージング、色分けなどが色々と掲載されています。

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ランナーは箱いっぱいに入っています。

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ランナーの山です^_^;コツコツと組み立てていきましょう。

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プレバンで予約受付のMG1/100フリーダムガンダムVer.2.0用拡張エフェクトセットとフィギュアライズバストのチラシが入っています。フィギュアライズバストはキラとアスランの組み立て式上半身フィギュアで、ガンプラをディスプレイさせておくことができます。

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説明書です。表紙はパッケージと同じ画像。以下、説明書の中身を適当に何枚かどうぞ。

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以上、説明書でした。

ここから各ランナーを見ていきます。

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↑Aランナーです。白、黄色、赤、透明など、複数のカラーリングランナーが組み合わさったランナーです。

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↑Bランナーです。2枚あります。バラエーナプラズマ収束ビーム砲、腕部などのパーツがあります。

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↑Cランナーです。こちらも2枚あります。脚部パーツとビームサーベルの柄部分です。

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↑Dランナーです。全てシールド用パーツです。

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↑E1、E2ランナーです。能動性空力弾性翼用パーツ、胸部、シールドなどの藍色系パーツです。

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↑F1、F2ランナーです。クスィフィアスレール砲や胸部などのパーツ類です。

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↑Gランナーです。2枚あります。脚部、能動性空力弾性翼用パーツなどです。

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↑Hランナーです。能動性空力弾性翼用パーツ、バックパック、腹部などの青色パーツ類です。

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↑Iランナーです。内部系パーツ、マニピュレーター、ルプスビームライフルなどのパーツが集約されています。

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↑Jランナーです。2枚あります。脚部、腰部、腹部、能動性空力弾性翼用などの内部パーツ類です。

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↑MG1/100フリーダムガンダムVer2.0専用台座のランナーです。

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↑ビームサーベル刃のランナーです。スチロール樹脂(ポリエチレン)素材です。

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ホイルシール(左上)、マーキングシール(右)、ドライデカール(左下)が付属しています。ホイルシールとマーキングシールは普通に貼り付けるシールで、ドライデカールはパーツに貼り、上からずれないようにこすって転写するシールです。

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大漁大漁^_^;

以上です。パーツにはポリキャップ類がなく、関節の強度に関して懸念がありますが、実際に組んでみるとそれほど問題なくしっかりしています。関節も硬すぎず柔らかすぎず、保持力の弱そうな箇所は全くなさそうなのでポージングは安心して行うことが出来ます。

仮組み時には少し外しにくい箇所が見られるので、組立後にバラすのであれば、組み合わせ箇所を気にしながら組んでいくと良いかと思います。

小さいパーツは殆ど無いですし、組み立て易いのでお子様でも少し時間をかければ組み立てられそうです。組み立て易くギミックが多数でポージングも楽しめる、新たな領域に進んだガンプラといえるでしょう。

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2 件のコメントがあります。

  1. 高井俊明

    on 2018年4月2日 at 06:57 - 返信

    これも欲しいです!いつか必ず買います!!!!!!!

    • nori

      on 2018年4月5日 at 21:14 - 返信

      コメントありがとうございます!
      アニメのフリーダムとは少し違った解釈で造形されたキットなので、ファンの評価は様々なんですよね。
      ですが関節の柔軟性は素晴らしいものがありますし、ポージングにおいては人間味あふれる可動や躍動感が楽しめるいいキットだと思いますよ!

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