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こんにちは!今回は、MGフリーダムガンダムVer.2.0の製作②をご紹介します!
今回からMG1/100フリーダムガンダムVer.2.0の塗装に入っていきます。が、塗装の前に少し下準備を。
下準備は簡単な最低限のものとしてご紹介すると、『仮組み⇒分解⇒ヤスリがけ⇒パーツ洗浄⇒乾燥』です。まあ、塗料の食いつきを良くするために必要なくらいなので、これらも絶対というわけではないです。ですが、余裕があれば塗装の下準備しておいたほうがいいかと思います。
ではMG1/100フリーダムガンダムVer.2.0の塗装についてご紹介していきます。
■MG1/100フリーダムガンダムVer.2.0の塗装
MG1/100フリーダムガンダムVer.2.0はさすがにMGということもあり、マスキング等はほとんど必要ないくらいに色分けされています。なので、パーツごとにそれぞれ塗装していくだけの簡単なものです。その中で、ちょっとしたアクセントとして色を加えている程度なので、全体的に見てもかなり簡単な塗装になると思います。
まずはパーツ洗浄してパーツを乾かした状態です。パーツ乾燥後の状態は人それぞれなので、この画像についてはあまり気にしないようにお願いしますm(_ _)m ただキッチンペーパーを下に引いているだけですので^_^;
では簡単なマスキングからです。いくらMGフリーダムガンダムVer.2.0がしっかりとパーツで色分けされていて優秀でも、少し色分けしたい箇所があったので、マスキングしておきました。マスキング箇所はシールド裏とリアアーマー、そして膝裏です。これらの箇所は普通にしていてもチラッと見える部分なので、色分けしていないのは少し寂しく映ります。
シールドの覗き穴は塗料が吹き抜けないよう、マスキングテープでフタをしておきます。
シールド横のビームライフルを通す穴の箇所とシールド裏、リアアーマーの裏をしっかりとマスキングしておきます。リアアーマーは周りを白く残すため、囲うようにマスキングしていきます。ちなみに画像左側に写っている肩のパーツと胸の小さいパーツは、この後マスキングした箇所と一緒に下地塗装するために用意しています。
シールド裏、リアアーマー裏、肩のパーツはスターブライトアイアン(ガイアカラー)、胸の小さいパーツはスターブライトシルバー(ガイアカラー)で塗装するので、発色を良くするためにウィノーブラック(Mr.カラー)を下地塗装として吹いておきます。下地塗装はつやありブラック系なら何でもいいかと思います。
次に膝裏です。膝裏にはシャフトのようなディティールがあるので、この箇所を少し色分けしておきます。ブライトゴールド(ガイアカラー)で塗装するため、マスキングテープで囲っておきます。この箇所は別にマスキングテープをしなくても問題無いですが、周りをスターブライトアイアンで塗装した時にゴールドが見えてしまうと困るので一応マスキングしておきました。
↑画像左がウィノーブラックで下地塗装した状態。右はブライトゴールドで塗装した状態。下地塗装したパーツ類は後でご紹介しますので、とりあえず今は流し見で。
ブライトゴールドで塗装したパーツ類です。マスキングした膝関節のパーツと、股関節、足首関節のパーツです。これらのパーツもちら見するところなので、ポージングの時チラッとゴールドが見えるのはな~んとなく嬉しい感じです♪
マスキングを剥がすとこんな感じ。ちょっとぼやけてて申し訳ないです^_^;
今度はシャフトの一部にマスキングをしてゴールドを隠し、スターブライトアイアンでの塗装に備えます。
前述した膝のパーツ、そして下地塗装したシールドとリアアーマーを含め、内装パーツ(ダークグレー色のパーツ)は全てスターブライトアイアンで塗装しておきます。シールドとリアアーマーは成型色が白いので下地塗装しましたが、ダークグレーのパーツは発色に影響が出にくいので控えました。できれば全部ウィノーブラックなどで下地塗装したほうが仕上がりは良くなるかと。
シールドとリアアーマーのマスキングテープを剥がした状態。キレイに色分けできました。
膝のパーツも全体をスターブライトアイアンで塗装しました。
マスキングテープを剥がすと金色のラインが入っています。画像は少しビミョーな感じですねぇ。シャフト全部ゴールドでも良かったかな?真ん中はシルバー系で塗装してもいいですね。
マスキングによる色分けは以上です。ここからはパーツごとの塗装を見ていきます。
まずは関節類のパーツや先程下地塗装した胸部のパーツなどです。これらはスターブライトシルバーで塗装しました。少しアラアラになっちゃってて残念^_^; まだまだやなぁ_| ̄|◯
黄色いアンテナはイエロー50%+黄橙色50%(全てMr.カラー)、赤いパーツ類はモンザレッド50%+レッド50%(全てMr.カラー)、クリアーパーツはクリアーグリーン(Mr.カラー)での塗装です。
ネイビー系のパーツ類はネイビーブルー70%+ジャーマングレー30%(全てMr.カラー)くらいです。ジャーマングレーは色合いを見ながら少しずつ足していってくださいまし。
ライトグレーのパーツはフラットホワイト50%+ブルー10%+ジャーマングレー35%+パープル5%(全てMr.カラー)です。細かい調色ですが、細かくした分、色も繊細になります。
ライトブルーのパーツ類はフラットホワイト55%+インディブルー10%+コバルトブルー20%+ブルー15%(全てMr.カラー)です。
台座は簡単にフラットブラック(Mr.カラー)で塗装しました。
シールドの色分けした箇所は、外装を白系で塗装するのでマスキングしておきます。
白い外装パーツはフラットホワイト100%+ジャーマングレー少々(全てMr.カラー)です。前回ご紹介した改修ポイントのページで、バラエーナにつなぎパーツをはさみ忘れた件をご紹介しました。なので、塗装時にはつなぎパーツにマスキングをして塗装します。
ちなみに簡単フィニッシュだと外装パーツは塗装しないことが多いですが、塗装しないとどうしてもランナーのゲート跡などが見える場合があるので塗装しました。その他にも、やはり塗装しないと外装パーツの色合いが全然違ってきます。手間ではありますが、例え白色でほとんど違いが分からないと感じても塗装したほうがキレイに仕上がります。
では最後にエフェクトパーツです。こちらは赤色はメタリックカラーGXのメタルレッド(Mr.カラー)を吹きました。黄色はスターブライトシルバー+クリアーイエロー(Mr.カラー)で塗装。緑色はそのままクリアーグリーン(Mr.カラー)で塗装し、黄色、赤色、緑色それぞれ、ビームの根元はフラットホワイト(Mr.カラー)を溶剤で薄くし、エアブラシを調整して吹きかけました。ビームサーベルはピンクで塗装して、サーベル根元を薄めたフラットホワイトで塗装しています。
ちなみに塗装は、調色後にラッカー系の溶剤を、調色塗料1:溶剤1くらいの割合で薄めてエアブラシで塗装しています。大量に調色する場合は100均などに売っている紙コップなどを使用し、パーツと塗料の量を確認しながら足りなくならないようやや多めに作っておきます。
以上、とりあえずおおまかな塗装はここまでです。細かな塗装やスミ入れなどはまた次回ご紹介していきます。この後スミ入れやデカール、メタルパーツを埋め込むことでかなりディティールが良くなります。前回改修もしているので、完成度はなかなかのものになっているかと。
あと、前回ご紹介した改修ポイントページにメタルパーツ用の穴あけと合せ目消しを追記しましたので、合わせてご覧くださいまし。
塗装も基本的なカラーリングではありますが、参考にしていただければ幸いですm(_ _)m
では良いガンプラライフを、ではでは~。