こんにちは!今回は、RGガンダム試作1号機フルバーニアンの塗装レシピと写真レビューをご紹介します!
ガンダム試作1号機フルバーニアンは、機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー主人公、コウ・ウラキ少尉が搭乗するガンダム開発計画試作機です。地上戦仕様で出撃したガンダム試作1号機ゼフィランサスが大破したため、月のアナハイム・エレクトロニクス社フォン・ブラウン工場にて本来の宇宙戦仕様とは異なる改良が施され、このようなフルバーニアン仕様としてロールアウトされました。
塗装に関しては、リアルグレードということもあって素組みでも十分色分けされていて美しいキットですが、それをもう一段階レベルアップさせたような塗装に仕上げています。大幅に色分けしているわけでもないので、初心者の方でも手軽に行っていただけるのではないでしょうか。
改修部分に関しては、少し手を加えて脚部を長めに、頭部マスクを少し奥めに引っ込ませ、首の長さを少し長めにしています。その他メタルパーツなどの埋め込みも行いました。それらの詳細につきましては、RGフルバーニアンの組立工程にてご覧いただければと思います。⇒RGガンダム試作1号機フルバーニアンの組立工程はこちら
それではRGガンダム試作1号機フルバーニアンの塗装前と塗装後のビフォーアフター画像をご覧ください。
■塗装後(アフター)
■塗装前(ビフォー)
※素組みの画像を撮影していないので、展示画像を使用しています。ご了承下さい。
御覧頂いたとおり、ベース色を基本として、全体的に奇抜ではない標準的な塗装で仕上げています。内装パーツはグレーではなくアイアン系で塗装しています。機械っぽい雰囲気を出すためです。
作業工程としては、ヤスリがけ、パーツ洗浄、塗装、デカール貼り、トップコートの順番で仕上げています。
ヤスリがけはランナーからパーツを切り離した後が残らないように、またヒケやパーティングラインを消すために行い、パーツ洗浄はヤスリがけした時にパーツについた削りかすを洗い落としたり塗料の食いつきを良くしたりするために行います。
なので、ヤスリがけやパーツ洗浄は絶対にというわけではないですし、めんどくさかったり仕上がりが気にならないならしなくてもいいかと思います。パーツを切り離してすぐに塗装してもまあ問題ないかと。
まずは少し参考画像を御覧頂いてから、塗装レシピをご紹介します。
ちなみに下の画像の左が通常の組み立て時の画像で、右が今回改修したものの画像です。改修した違いが分かりますかね~。(改修ポイント:足の長さ延長、首の長さ延長、マスクの位置変更)
それではRGガンダム試作1号機フルバーニアンの塗装レシピです。
■RGガンダム試作1号機フルバーニアンの塗装レシピ
○内装部分:スターブライトアイアン(ガイアカラー)
○バーニア、ビームライフル先端、脚部シャフト他シルバー部分:スターブライトシルバー(ガイアカラー)
○青色部分:コバルトブルー70%+インディブルー25%+ホワイト5%(Mr.カラー)
○赤色部分:シャインレッド50%+レッド40%+ホワイト10%(Mr.カラー)
○黄色部分:橙黄色(Mr.カラー)
○武器類:塗装なし
○グレー部分:ジャーマングレー(Mr.カラー)
○頭部センサー、ビームライフルセンサー:クリアーグリーン(Mr.カラー)
○グレー部分:ブラック+ホワイト
○黒部分:ブラック
○スミ入れ:コピックモデラー、タミヤすみ入れ塗料(エナメル)、ロイヤルブルー、フラットブラウン(タミヤエナメル)
○トップコート:Mr.スーパークリアーつや消し(瓶容器のもの)
使用したデカールはハイキューパーツのRB01コーションデカール(ホワイト)、RB01コーションデカール(ホワイト&オレンジ)、TRデカール(ナンバー)の水転写でカールです。
白い部分、武器のグレー部分以外は塗装をしています。白い部分と武器グレー部分はトップコートだけの簡単フィニッシュです。
白いパーツの色分け部分(バーニアカバーの裏面や脚部足の甲辺りなど)はマスキングをしてジャーマングレー(Mr.カラー)で塗装していますが、難しければ筆塗りでも問題ないと思います。
ショルダーアーマーの赤色センサー追加部分はクリアーレッド(Mr.カラー)です。
RG(リアルグレード)のガンプラは塗装していないパーツにすみ入れ(エナメル塗料)をするとひび割れしやすいので、すみ入れ後のパーツ取り扱いには特に注意が必要です。
では幾つかRGガンダム試作1号機フルバーニアンの画像をどうぞ。塗装の参考になればと思います。
種類にもよりますが、ガンダム系の機体は基本色よりも少し淡い色合いにしたほうが映える気がします。全体的に明るく仕上がりますしね。
それと後はやはりデカール効果ですね~。RGに付属しているデカールはマーキングシールやリアリスティックデカールなど、かなり凹凸が強いシールだったりこすって転写するデカールだったりするので、仕上がりがボディーにプリントされているような見た目になりにくいです。
なので、一番見栄えや完成度がいいデカールはやはり水転写デカールかと思います。
ですが専用の水転写デカールが売っていなかったり、数量が少なく売り切れだったりすることがしょっちゅうです。もちろんこのRGフルバーニアンのデカールも、あるにはあるのですが常に売り切れなので入手することが困難です。
なので、ハイキューパーツから発売中の水転写デカールなどをアマゾンなどから購入して使用するのが都合が良いわけです。
もちろんスーパーな方は自前で水転写デカールを作成することもありますし、リアルで美しく仕上げようと思えばキリがないです。しかしそういったこだわりと追求心こそガンプラの奥深さだと思うので、初心者の方はまずは塗装からでも始めてみて、納得のいくガンプラ製作力を身に付けていくといいのではないでしょうか。
今回の塗装レシピが塗装の参考になればと思います。ではよいガンプラライフを。
ではでは~。