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こんにちは!今回は、MG 1/100 フルアーマーガンダムVer.Ka (GUNDAM THUNDERBOLT版) のレビューをご紹介します!今回は、アーマー(増加装甲)を装備したフルアーマーガンダムのレビュー紹介です。
増加装甲をまとったフルアーマーガンダムです。バックパックなしの状態。各部に増加装甲を被せる構成になっていて、本体よりも一回りほど各部が少しマッシブになります。脚部にも増加装甲を被せるため、直立では本体だけの時よりもやや不安定感があります。
本体のパーツを外すことなく増加装甲を取り付けることができます。増加装甲のはめ込みは左右や上下、前後からハメこむ形のものです。それほどガッチリと組み合わせる感じではないですが、本体を傷つけない程度に被せる仕様になっています。
増加装甲は左右対称。右左どちらの腕、脚に被せることもできます。太ももや二の腕、頭部、アンクルガードなどは本体そのままで増加装甲はありません。
胸部増加装甲。MSVフルアーマーガンダムの形をベースに、サンダーボルト用にアレンジされたデザインです。首部両脇にある白いハッチが開き、ミサイルが露出します。
腰部にも増加装甲を被せてあります。ヘリウムコア(四角いディティール)を開くと、ミサイルが露出します。サイドアーマーのハッチも開くとミサイルが露出します。
脚部太もものスラスター、アポジモーターも本体と同じく演出。ふくらはぎは本体に白い増加装甲を被せます。
前腕には上下から増加装甲を被せます。肘部にも増加装甲をはめ込みます。
フルアーマー用ランドセルは本体ランドセルにはめ込む仕様。フルアーマー用ランドセル、本体側ランドセルもはめ込み用の共に合った形状をしています。
フルアーマー用ランドセルの取り付け部を下に引出し、本体ランドセルに被せて接続します。
フルアーマー用ランドセル取り付け後はしっかりとしていて外れることはありません。
2連装ビームライフル。シールドを脱着可能で、各部が色分けされています。センサーはシールでの再現です。
持たせるときはグリップを本体から引き抜き、武器用マニピュレーターに取り換え、腕部に持たせます。2連装ビームライフル本体を取り付け、前腕に固定します。前腕にはそれほどしっかりと固定されるわけではありませんが、塗装する場合は気を付けたいところです。
5連装ロケットランチャー。こちらもシールドが脱着可能。こちらはビームサーベルを持たせるためのマニピュレーターを使用し、前腕に被せる仕様。前腕に被せる部分には少し隙間があり、しっかりと固定されるわけではなく、サポート的なもの。取り付け方が悪いとマニピュレーターを中心にくるっと反転してしまうので注意です。
武装をすべて装備したフルアーマー状態。重量感があり、存在感はバツグンです。
背面にはがっちりとしたランドセルを装備。プロペラントタンク兼ロケットブースターも存在感がハンパないです。
バックパックを背負うと直立は難しくなります。直立できなくはないようですが。
増加装甲を装備しても専用のスタンドに設置可能。
専用台座の場合、浮遊状態だと重さにやや耐え難いところがあり、少しひわりぎみ。フルアーマーガンダムも若干前のめりになってしまいます。アクションベースを使用したほうが、正確で思うようなポージングが楽しめるかと。
胸部のダクトはパーツの組み替えでメッシュ型ダクトを再現可能。
増加装甲を取り付けた状態でもコックピットハッチが開きます。腹部の増加装甲が左右に開き、胸部のハッチを開きます。エマージェンシーポッドのキャノピーも開くことができます。ただし、あまりハッチを開き過ぎると増加装甲のパーツがぽろりするので控えめに。
プロペラントタンク兼ロケットブースターは左右に可動し、左右に機体を移動させている演出も可能。
バックパックに装備された大型ビーム砲は前後に可動。可動範囲はそれほど広くありません。
大型ビーム砲を上部に少し引き出すと、回転、角度調整などができるようになり、様々なスタイルが演出できます。根元はやや細めなので、破損しないよう注意しましょう。
6連装マイクロミサイルポッドも前後に可動。こちらもそれほど広い範囲での可動ではありません。
こちらも根元が可動するので、表現豊かなポージングが楽しめます。
バックパック上部にある武器類は左右に展開させることができます。
サブアームは組換なしの格納式。スライドさせ、サブアームをバックパックから引出します。可動箇所が多く、柔軟な可動をさせることができて表現が豊かです。
サーベルラックがサブアームの固定パーツになっていて、サーベルラックを引き抜き、バックパックからサブアームを引き上げた後、サーベルラックを挿し込むとサブアームが固定される仕組みになっています。
サブアームの先端内側には武器やシールドを固定させるための突起があります。この突起をシールドの穴に差し込むことでしっかりと保持させることができます。シールド裏にはしっかりとしたディティールが再現されています。
シールドだけでなく、ビームサーベルや2連装ビームサーベル、5連装ロケットランチャーにも、サブアームに保持させるための穴があります。
突起とアームでシールドをしっかりと保持。ただし、シールド側の保持力がやや弱く、重さに耐え切れず下を向いてしまうこともあります。アームのリアルさはHGとは比較にならないものがあります。
ミサイルポッドは各部展開可能。膝部、腰部、肩部、6連装マイクロミサイルポッドのすべてのハッチを開き、劇中のシーンを再現可能です。
では適当に何枚かどうぞ。
以上です。2連装ビームライフルが重く、腕部の水平維持がやや耐え切れないところがあります。それと、武器に取り付けたシールドが、取り扱うときにポロリすることがあるので、そのあたりもなにかしら対処が必要かと。5連装ロケットランチャーの取り付けにもやや曖昧なところがあります。ですが、全体的にある程度は我慢してくれますし、しっかりと保持させるコツがわかればそれなりにポージングは楽しめるキットになっていると思います。
ギミックに関しては素晴らしく、どこをとっても申し分ない感じ。ミサイルポッドの展開、バックパック装備の可動、コックピットハッチの展開、サブアームの展開など、楽しみは尽きません。細かいところにもかなり気を使われていて、ちょっとしたところに感心させられることが多々あります。
ポージングもしっかりと決まりますし、武器類が豊富なため様々なポージングも楽しめます。ずっといじっていても空きが来ない、遊び心をくすぐられる中身の詰まったボリューム満点のキットです。
⇒アーマー(増加装甲)をパージしたフルアーマーガンダム本体のレビュー紹介はこちら
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