塗装済み完成品レビュー | 素組みレビュー | パッケージ・ランナーレビュー
製作① 頭部の改修 ⇒ 製作② 胸部の改修 ⇒ 製作③ ショルダーアーマーの改修 ⇒ 製作④ 腕部の改修 ⇒ 製作⑤ 大腿部の改修 ⇒ 製作⑥ 脚部の改修 ⇒ 製作⑦ 脚部の改修2 ⇒ 製作⑧ 腰部の改修 ⇒ 製作⑨ バックパックの改修 ⇒ 製作⑩ 武装類の改修 ⇒ 製作 進捗 ⇒ 製作⑪ 塗装その1 マスキングによる塗り分けなど ⇒ 製作⑫ 塗装その2 ダクト内の塗り分けやバーニア、ビームサーベル塗装など ⇒ 製作⑬ スミ入れ、パイロットフィギュアの塗装など ⇒ 製作⑭ レッドチップ、センサーなど細部の塗装、デカール貼り ⇒ 製作⑮ 仕上げその1 頭部や胸部、腕部のディテールアップ ⇒ 製作⑯ 仕上げその2 腰部や脚部、ビームライフルなどのディテールアップ
今回は、MG 1/100 ジェガンの塗装済み完成品 レビューをご紹介します!
MGジェガンが完成しましたので、塗装済み完成品のレビューと塗装レシピをご紹介していきます。
今回製作したMG ジェガンは、アンテナや各部モールドにエッチングパーツを使用するなど、細部に多くのディテールアップを施しました。外装も各部にプラ板を貼って装甲を追加したり、スジボリを施したりしています。
その他、肩部にレッドチップを追加し、胸部コックピットハッチに塗り分けでセンサーを増設。塗装もスジボリやプラ板のパネルラインに沿って塗り分けし、内部フレームもメタリック系にするなど多くのアレンジを加えています。
3年間で少しずつ、部位ごとにじっくりとディテールを追加してきましたが、その分全体的に情報量が多く、個性的でミリタリー感あるジェガンに仕上がったと思います。それではまず塗装後と塗装前の画像からどうぞ。
■塗装後(アフター)
■塗装前(ビフォー)
外装はプラ板を貼り付けた箇所とスジボリをした箇所とで2色に塗り分けています。外装のグリーンはノーマルジェガンの印象を崩さない程度に深みのあるミリタリー調のグリーンに調色して塗装してみました。製作中はどうなるか全く予想が付きませんでしたが、完成してみると意外としっくりきているようですね。
デカールは地球連邦宇宙軍のマーキングが含まれるガンダムデカールDX01、02、06、1/100サイズのRB01コーションデカール(ダークグレーやホワイト&グレー)を各部に貼り付けています。モールドや色分け部分が多いので、デカールは比較的少なめに済ませました。
頭部は頬にスジボリを施し、各部にプラ板を貼り付けて装甲を追加。モノアイはハイキューパーツのSPプレートとVCドームのオーシャーンブルーを接着してディテールアップをしています。
側面のバルカン・ポッド・システムは手前のバルカンをガンマズル、アンテナをNRアンテナ、側面の◯モールドをジーレップ6丸型モールドに変更し、メカニカルな雰囲気を出してみました。額のセンサーはホログラムフィニッシュシートを貼り、クリアーブルーで塗装。
胴体部も各部にプラ板を追加し、情報量を確保。エアインテーク内部もアイアン色で塗り分けています。腰部にはハイキューパーツのジーレップ02マルイチモールドを接着してディテールアップしています。
胸部表面には適度にスジボリを追加。左右にはゴッドハンドのビットブレードで溝を彫り、鋼魂のエッチングパーツAW-092を接着してディテールアップしています。コックピットハッチは溝を掘ってプラ板を接着後、センサー風に塗り分けました。
パイロットフィギュアは地球連邦軍のノーマルスーツカラーであるイエローで塗装。足踏み場の横長ダボをメタリックで塗り分けるのを忘れました;
腕部も他と同様、適度にプラ板を貼り付けて情報量を追加。前腕や二の腕にはスジボリも施しています。
ショルダーアーマーは表面をスジボリし、センサー増設。上部にはオリジナルでダクトとフィンを追加してみました。肩内部は動力パイプモールドが貧素だったので、真鍮とスプリングに変更してディテールアップしています。
脚部も大腿部やスネなどにプラ板を接着し、モールドを追加。それに沿って2色のグリーンで塗り分けています。大腿部やふくらはぎ後部、側面のスラスター下部などにはピンバイスで簡単な点モールドを造形。
ソールもプラ板で装甲を追加し、適度に塗り分けています。脚甲側面にはステンレスシール(ハーフラウンド1)を接着し、塗装後内部にジーレップ-02マイナスモールドのエッチングパーツを接着。ディテールアップしています。後部バーニアはメタリックブルーに塗り分け。
バックパックもプラ棒やプラ板でモールドを追加。スジボリラインに沿って装甲を色分けするなどしています。上部の◯モールドにはハイキューパーツのツインパイプを埋め込んで接着。
3基のバーニアはメタリックブルーに塗り分け。基部ボールジョイントもシルバーに塗り分けています。
MGジェガンの塗装レシピです。
○外装グリーン2:上記外装グリーン1+ダークグリーン(Mr.カラー)少々+ジャーマングレー(ガイアカラー)少々
○外装グリーン3(濃いグリーン):(下地:サフ)ロシアングリーン35%+サンディブラウン35%+ねずみ色1号+ニュートラルグレーⅡ10%+ジャーマングレー10%少々
○内部、関節など(メタリックグレー1):(下地:サフ)ライトガンメタル(フィニッシャーズ)50%+ジャーマングレー(ガイアカラー)30%+ロシアングリーン(Mr.カラー)10%+青15号(ガイアカラー)10%
○外装(レッド):(下地:ピンクサフ)ローズブライトレッド(ガイアカラー)
○ダクトなど(イエロー):(下地:ピンクサフ)橙黄色60%+ニュートラルグレーⅡ40%
○頭部センサー、サブアームユニット、シールドなど(ホワイト):(下地:なし)フラットホワイト100%+ジャーマングレー少々(ガイアカラー)
○武装類(ダークグレー):(下地:サフ)適当に混ぜ合わせたグレー(おそらくジャーマングレー+青15号辺り)
○バーニア、ミサイル・ランチャーなど(アイアン):(下地:サフ、Ex-02ブラック)ガンメタル70%+ライトステンレスシルバー30%
○バーニア内部(メタリックブルー):(下地:サフ、Ex-02ブラック)スターブライトシルバー(ガイアカラー)の上からクリアーブルー(ガイアカラー)
○ビームサーベル:蛍光ピンク50%+パールシルバー50%で塗装後、フラットホワイトでグラデ塗装
○スミ入れ、細部の塗装など:Mr.ウェザリングカラー(マルチブラック)、ブラックグリーン(タミヤエナメル)、フラットブラウン(タミヤエナメル)、シルクレッド(フィニッシャーズ)
○コーティング:Mr.スーパークリアーつや消し(C182)
※アイアン部分の希釈にはメタリックマスターを使用しています。
その他掲載していない塗料もあるので、詳しくはMGジェガンの各制作工程をご参考くださいm(_ _)m
ビーム・ライフルは砲身側面にウェーブのオプションシステム J・センサーセット2、SPプレート、ルミドームピンク、ハイキューパーツのエンドパイプを組み合わせてセンサーを増設。
後部側面にはレッドチップとメタリックグリーンのチップを作ってセンサーを追加しています。各部モールドにはイボルブワークス製のマイナスモールドを埋め込んでディテールアップ。
砲口上部のセンサーはホログラムフィニッシュシートを貼り、その上からクリアーブルーで塗装しています。
シールドは装甲の上下にスジボリを追加し、それに沿って塗り分け。ダークグレーの部分にもプラ板を接着して装甲を追加。ミサイル・ランチャーはアイアン色に塗り分けています。
一通り武装して。
ビーム・サーベルは蛍光ピンクで塗装し、フラットホワイトでグラデ塗装しています。蛍光塗料を使っているので、ブラックライトで照らすと少し発光します。
さすがのMGで、各部がとにかくよく動きます。躍動感あるポーズも思いのまま。塗装したことで関節強度も高くなり、ポージングの安定度が高まっています。
近年のMGは繊細なパーツが少ないので、可動時にあまり破損に注意しなくても良くなっています。安心してグリグリ動かせるのはいいですね。サフで股間部や肩部軸が太くなっている場合はネジ切れる場合もあるので、心配であれば予めグリスなどを塗ってから組み合わせると良いかと。
ビーム・ライフル、ビーム・サーベル共にダボ固定ではないですが、塗装したことでよりガッチリと保持してくれています。
それでは今回もPC版・スマホ版壁紙をご用意しましたので、もし気に入ったものがあればダウンロードしてみてくださいね。ダウンロード方法:(①画像を右クリック → ②『名前を付けて画像を保存』をクリック → ③ディスクトップなどを選択して保存)
■壁紙(PC版)
1920×1200サイズ
■壁紙(スマホ版)
750×1334サイズ 640×1138サイズ
以上です。機体のデザインにはよく見せるためのセオリーなどもあるのかもしれませんが、良し悪しは別にして、このようにプラ板を貼ったりディテールアップをしたりして自分の思ったようなデザインにすると、より個性的なキットに仕上がっていいですね。改めてガンプラは自由だというのを感じますし、オリジナリティや創造性も高まると思います。
今回の例を見ても、肩部のダクトやビーム・ライフルのセンサー増設など、適当に作ったつもりでも意外となんとかなったりするので、思い立ったらどんどんガンプラのディテールアップに挑戦してみるのもいいかもですね。
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MG 1/100 RGM-89 ジェガン
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製作① 頭部の改修 ⇒ 製作② 胸部の改修 ⇒ 製作③ ショルダーアーマーの改修 ⇒ 製作④ 腕部の改修 ⇒ 製作⑤ 大腿部の改修 ⇒ 製作⑥ 脚部の改修 ⇒ 製作⑦ 脚部の改修2 ⇒ 製作⑧ 腰部の改修 ⇒ 製作⑨ バックパックの改修 ⇒ 製作⑩ 武装類の改修 ⇒ 製作 進捗 ⇒ 製作⑪ 塗装その1 マスキングによる塗り分けなど ⇒ 製作⑫ 塗装その2 ダクト内の塗り分けやバーニア、ビームサーベル塗装など ⇒ 製作⑬ スミ入れ、パイロットフィギュアの塗装など ⇒ 製作⑭ レッドチップ、センサーなど細部の塗装、デカール貼り ⇒ 製作⑮ 仕上げその1 頭部や胸部、腕部のディテールアップ ⇒ 製作⑯ 仕上げその2 腰部や脚部、ビームライフルなどのディテールアップ
5 件のコメントがあります。
ミューラー
on 2021年7月6日 at 09:00 -
D型に移る一歩手前みたいな感じが良いですね。自分も色々と手を加えたいガンプラは有るんですが、如何せん夜勤が多い不規則勤務なのでなかなか時間が(泣)その分このブログで楽しませてもらってます。
nori
on 2021年7月16日 at 02:02 -
コメントありがとうございます!
ありがたいお言葉感謝ですm(_ _)m
コメントを頂いて気が付きましたが、たしかにD型のプロトタイプ感がありますね(^^)
お仕事大変ですね、間でブログをご覧いただいているとのこと、重ねて感謝ですm(_ _)m
Keita
on 2021年9月4日 at 21:19 -
コメント初になります。
いつも詳細に書かれた製作記事を読んで勉強させていただいております。
ありがとうございます!
コピックモデラーを頻繁に使用されているのを見て、お聞きしたいことがあり、コメント致しました。
私はガンプラ制作にあたって、いつも段差部分をタガネでスジボリしているのですが、膨大な時間がかかるのでいつも苦労しています。
nori様は普段、段差を墨入れするためにタガネなどの道具でスジボリされているのでしょうか?
それともスジボリせずにコピックモデラーで段差を墨入れされているのでしょうか?
お答えいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
nori
on 2021年9月5日 at 11:58 -
コメントありがとうございます!
いつもご覧いただいているとのこと、ありがとうございますm(_ _)m
スジボリが未熟なこともあってコピックモデラーでなぞるだけのお手軽スミ入れをしているんですけど、
やっぱり何度も制作していると気になるので最近はタガネでスジボリして流し込むことも多いですね。
面倒と感じたらコピックモデラーを使ってます;
参考になれば幸いですm(_ _)m
keita
on 2021年9月7日 at 10:46 -
返信していただき、ありがとうございます!
しんどくない程度にスジボリしつつ、コピックモデラーも使っていく感じですね。
参考にさせていただきます。
私も完成度を上げる事を目指しつつも、模型製作を楽しんでいきたいと思います。
ありがとうございました!