グシオンの塗装レシピと写真レビュー グシオンリベイクの塗装レシピと写真レビュー 素組みレビュー
ガンダムグシオンリベイク
胸部の組み立て ⇒ 頭部の組み立て ⇒ 腕部の組み立て ⇒ 腰部・脚部の組み立て ⇒ 胸部・頭部 外装パーツの組み込み ⇒ 腕部・脚部 外装パーツの組み込み ⇒ 腰部 外装パーツの組み込み ⇒ バックパックの組み立て ⇒ バックパック・武器の組み立て
ガンダムグシオン
胸部・腰部の組み立て① リベイクからグシオンへの換装 ⇒ 胸部・腰部の組み立て② ⇒ 頭部の組み立て ⇒ 脚部の組み立て ⇒ 腕部・武器の組み立て
こんにちは!今回は、1/100ガンダムグシオン/ガンダムグシオンリベイクのレビューをご紹介します!
1/100ガンダムグシオン/ガンダムグシオンリベイクは、グシオンとグシオンリベイクの両方が楽しめるコンパーチブルキットです。ガンダムフレームをベースとしてパーツを組み替えることで、グシオンとリベイクが再現できます。
ガンダムグシオンは宇宙海賊ブルワーズのクダル・カデルが操縦する重モビルスーツです。一方のガンダムグシオンリベイクは鉄華団が鹵獲したガンダムグシオンをテイワズが改修した、隠し腕搭載モビルスーツです。
1/100ガンダムグシオン/ガンダムグシオンリベイクは2015年2月20日に発売されました。
でははじめに1/100 ガンダムグシオンの素組みレビューからご紹介していきます。グシオン、グシオンリベイクのコンパチのため、順番に2パターンのご紹介となります。まずはガンダムグシオンのレビューからご紹介します。
グシオンリベイクのレビュー、パッケージとランナーのレビューをご覧になりたい方は、下記のリンクからどうぞ。
⇒1/100ガンダムグシオンリベイクのレビューはこちら
⇒1/100 ガンダムグシオン/ガンダムグシオンリベイクのパッケージ・ランナーレビューはこちら
では1/100 ガンダムグシオンの素組みレビューです。
1/100ガンダムグシオンの素組みレビュー
一見HGのグシオンか1/100のグシオンかわかりにくいですが、脚がHGよりも少し長く見えます。細部にモールドが追加され、わずかにディティールがアップしています。HGとの違いを比べるには、HGガンダムグシオンのレビューをご覧ください。⇒HG 1/144 ガンダムグシオンのレビューです。
全体的に3色で色分けされていて、バランスの良い配色になっています。
武器はグシオンハンマーとサブマシンガンが付属。サブマシンガンのストック部分は伸縮可能です。(画像はありません^_^;)
直立でも上半身のボリュームでどっしり感があります。機動性無視の超重量級モビルスーツです。後ろからだと余計脚が短く見えますね。
左右対象のデザインはHGと同様。前後面と比べて横面はなかなか細身でスタイリッシュです。
首の可動域はまずまず。見上げることはできるようになっています。
若干襟が干渉しますが、180度左右に振ることも可能。
両腕はショルダーアーマーの関係上、水平に上げるのが精一杯かと。ショルダーアーマーを含めた腕の付け根(脇の紫色パーツ)が回転しないので、上方に腕を上げることは出来ないようになっています。この辺りはコンパチの弊害ですかね~。
肘関節は外装アーマーが干渉し、90度とまではいかないようです。
頑張っているつもりですが、腰の回転はこんなもんです。一応回転するようにはしてありますが、アーマーが干渉します。アーマーを全部外せば回転します。(意味ない・・・?^_^;)
組換時に股下にジョイントパーツを仕込むことで、アクションベースへの設置が可能になります。
開脚が見た目以上にワイドです。これにはビックリ!脚部の可動域が広いことで、アクションポーズが充実します。
膝関節はまあまあ曲がっている程度です。アーマーが干渉する部分です。
立膝はなんとかできるッて感じですね。フロントアーマーとサイドアーマーの隙間から腿を出してやれば可能です。ちょっとカワイイです(〃∇〃)
くるぶし下の可動域はほぼ皆無です。わずかに可動するくらいですが、腿外部アーマーの関係上あまりくるぶし下が動かなくても気になることはありません。ただ、ポロリ対象パーツです。(個体差があるかもです)
サイドアーマーを開けは水平に脚部が展開します。これは見事!!ガニ股も180度と完璧で、内股は太もものパーツが干渉して僅かに内股になる程度です。
カエル型頭部は相変わらず。外装的な組み方はHGのガンダムグシオンとそれほど変わりません。内部は少しだけ違っています。画像ではわかりませんが、ツインアイが別の黄色いパーツで再現されています。
胸部はHGと比べて色分けされた部分が増えました。バスターアンカーと呼ばれる400ミリ口径火砲が装備されており、接近戦攻撃用機体として充実しています。
角ばったパーツが重量感や装甲の厚さを感じさせます。股のフロントアーマーは左右別パーツで独立しています。HGのように、片足を上げるともう片方のアーマーまで浮くことはありません。
強度がありそうなショルダーアーマーです。突起が3箇所に見られます。アーマーは真ん中で分かれています。HGのグシオンと同じような造りですね。合わせ目に段落ちがあるので合わせ目が気にならないようになっています。1/100ガンダムバルバトスとの換装はできない仕様です。
サイドアーマーで隠れている、腕部付け根二の腕部分がポロリ対象です。ポージングで何度かクルクルさせているとスポッと抜けて落ちていきます(T_T)
腕部や脚部などはやや丸型のデザインで、全体的に角系と丸系のデザインを組み合わせることでかわいいイメージと頑丈なイメージが再現されています。
背後にバックパックはなく、リベイクでシールドとして再現されている部分が背中の装甲デザインになっています。後ろから狙い撃ちされてもちょっとのことではびくともしなさそうです。色分けパーツは一部で、HGでは色分けされていたダクト部分が外装と一体になってしまっています。
グシオンハンマー設置用アタッチメント(マウントラッチ)を引き出し、回転させてハンマーを設置可能です。意外としっかりしていて、ハンマーを一定の角度で保持できます。
サブマシンガンは腰部リアスカートに設置可能。保持力も安定しています。
サイドアーマー内には手榴弾が付いています。2個並んでいますが、脱着できるのは1個だけです。左右1個ずつ脱着可能です。手榴弾には突起が付いていて、平手の穴に差し込んで保持させることが出来ます。
膝までのガンダムフレームを分解し、グシオン用内部パーツを組合せることでグシオンの容姿にすることが出来ます。腰は他の部分とは違い、縦に分割されています。
ではグシオンの雄姿を何枚かどうぞ。
腕がグシオンハンマーの重量に耐えられないので、片腕でハンマーを持つとフニャッと腕がタレたり手首がクルッとひっくり返ったりします。両腕でハンマーを持たせると今度は二の腕から下の部分が外れたりと、なかなか思うようなポージングができないので、きっちりさせるためには関節強度のアップが必要と感じました。まあこの辺りは関節強度のアップをすればいいだけなので問題ないですね。
股の下、脚の付け根部分も立たせた状態でアクションポーズを取るとフニャッとなったりします。上半身の重量に耐えられない部分があるのか、ちょっとひ弱ですね。普通に立たせたり、多少のアクションポーズでは問題無いですが、あんまりつついているとフニャッとなります(笑)この当たりも関節の強度アップが必要です。
画像で御覧頂いたとおり、短足ながらもアクションポーズはかっこいいですし申し分ないかと思います。コンパチのシステムもどう組み替えて再現するのかなどの楽しみがあります。腕が上がらないのは残念ですが、個人的には可愛くて好きなガンプラですね。
では続いてガンダムグシオンリベイクのレビューです。
グシオンがカエルに対して、グシオンリベイクは蜂のようなイメージがあります。HGのリベイクとくらべてややスマートですかね~。見た目的にはほとんど違いはありませんが、部分部分でパーツが分かれていて、色分けがされています。
バックパックが少し重いので、やや後ろに倒れ気味になります。しっかりと脚を安定させると直立させることができます。グシオンと同様に股関節がやや弱いので、ポージングをしているとフニャッとなる場合があります。
ブレードアンテナが少しずれてますね^_^;ブレードアンテナは可動式になっていて、顎のパーツを組み替え、とさかのパーツの位置を変えることで照準モードが再現可能です。照準モード時はブレードアンテナを閉じておきます。照準モードの画像がなくてスンマソンm(_ _)m
膝辺りのボリュームがあるのが特徴的ですが、全体的に細身です。シールドはHGと同じく腰部リアアーマーに設置可能で、ナイトっぽいですが、蜂のおしりのような感じもあります。シールドの角度はHGとくらべて角度調整が可能です。
頭部上部の2枚羽はシールでの再現ですが、他の部分は白パーツで色分けされています。フェイスはカメラアイと頬にシールが付きますが、それ以外はパーツで色分けされています。
胸部はバルバトスに似ている部分ですが、若干バルバトスよりも厚みがあり、装甲が硬い印象があります。腰はガンダムフレームがむき出しで、この部分もバルバトスと似ているところです。
今回は1/100ガンダムバルバトスのようなガンダムフレームのご紹介はありませんが、だいたい同じです。頭部や腰のシャフト部分、リアクター部分など、少しだけバルバトスと違うところがあります。
脚部もバルバトスと似ている形状ですが、バルバトスよりもボリュームがあり、脚の甲もボリューム感があります。白いパーツは展開させることができます。
グシオンとは対照的に、かなり細身で肘関節のガンダムフレームがむき出しになっています。
背中のバックパック内に隠し腕が入っています。HGとくらべて外装パーツにモールドが追加され、リアル感が増しています。外装パーツは最中割のため、上部に合わせ目がありますが、合わせ目に段差があってモールドのようになっているので気になりません。
首周りがスッキリしているわりに、可動域はあまり広くありません。襟、顎などが干渉して、見上げたり見下げたりできないのは残念です。
グシオンと同様に、左右には180度可動します。
腕部はショルダーアーマーを上げることでV字型にまで配置可能です。首周りがすっきりしていることの恩恵がありますね。
ヒジ関節も柔軟性があり、90度以上曲げることが出来ます。ガンダムフレームのシャフトが見えるのもリアル感があっていいですね。
1/100ガンダムバルバトスもそうですが、見た目と違って腰部の可動域はほぼありません。腰部のアーマーなどが干渉することが原因だと思います。
グシオンは組換時に埋め込む必要があったアクションベース用アタッチメントですが、グシオンリベイクの場合は設置時に挿し込んで使用します。股下に差し込む穴があります。
ガンダムフレームの場合、股関節の可動域はかなり広いですね。1/100ガンダムバルバトスも、1/100ガンダムグシオンもまた関節の可動域は広いです。申し分ないですね。
腿のアーマーがでかく干渉するためあまり膝関節が曲がりません。膝関節のこの可動域は悲しいものがあります。おかげで立膝はえらい格好になってしまいます。
足首の可動はフレームの可動域そのままって感じですね。バルバトスと同様にそれなりです。
もはやお馴染みの股関節180度状態です。HGのガンダムグシオンリベイクも股が水平になります。1/100ガンダムグシオンもこうなりますね。(でかい割に)
がに股はもちろん180度状態、内股はそれなりです。リベイクから『イヤ~ン(〃∇〃)』という声が聞こえてきそうな・・・(笑)
リベイク用の武器はロングレンジライフル、シールド、ハルバートの3種類です。
ロングレンジライフルは分解が可能。シールドの裏に分解して設置することが出来ます。
シールドはスラスターのみ色分けされています。表面のダクトや白い部分は色分けされいません。また、裏面は肉埋めが必要なくらいの隙間があります。これは見た目的にも残念かと。アタッチメントは可動式で、シールド裏のあらゆる部分に設置可能です。
ハルバートはパーツの組み替えで長さ調節ができるようになっています。ショートバージョンにしてシールド裏に収めることが出来ます。
バックパックは左右上下に可動させることができます。無理に動かそうとすると根元が外れることがあります。
隠し腕のギミックはHGグシオンリベイクとは少し構造が違います。外見的には違いはほとんどわかりません。手首を折り曲げて収納するようになっています。
では適当に何枚かどうぞ。
グシオンリベイクはグシオンと比べてかなり細身でスタイリッシュになっています。関節強度はグシオンと同じでポージングしているとフニャッとなったりして製作者を困らせることもしばしば。バックパックに重量があるため、直立させておくのも少し気を使うところです。
しかし悪いところばかりではなくいいところもたくさんあります。
ガンダムフレームそのものの味が出ていますし、隠し腕の迫力感も存分に味わうことが出来ます。武器にハルバートが付いているので、HGガンダムグシオンリベイクのような寂しさがなく、ワンランク上のアクションシーンが再現できるのもいいですね。
各部最低限の色分けがされていて細いモールドも情報量が多くてリアル感があります。少しスミ入れとデカールをすればそれなりの完成度が拝めるのでいいのではないでしょうか。
さて最後に1/100 ガンダムグシオン/ガンダムグシオンリベイクのパッケージ・ランナーレビューです。
1/100 ガンダムグシオン/ガンダムグシオンリベイクのパッケージ・ランナーレビュー
パッケージにはガンダムグシオンリベイクをメインとして、背後にガンダムグシオンが掲載されています。下の方には薄っすらと昭弘・アルトランドとクダル・カデルのイラストもあります。
パッケージの大きさはマスターグレード級。MGのVer.kaと同じくらいのサイズです。HGの鉄血系商品とは段違いです。1/100ガンダムバルバトスともかなり差がありますね。
片方の側面にはグシオンとリベイクの細かな特徴が掲載されています。ギミックの種類が満載です。側面を見て思わず買ってしまうお客さんもいらっしゃるのでは!?
反対側はグシオンとリベイクの特徴やパイロット、そして換装について記載があります。
では開けてみましょう。
箱にランナーがぎっしり!全部で10袋に分かれています。大量ですなぁw( ̄▽ ̄;)w
左から説明書、チラシ、アンケートです。チラシはサンダーボルト第2話と鉄血のオルフェンズブルーレイの紹介です。
説明書の流れとしては、はじめにガンダムフレーム、次にグシオンリベイクの外装組み込み、そしてグシオンへの換装となっています。1/100ガンダムバルバトスと同じような記載になっていて、だいぶわかりやすく組みやすいです。
ここからランナー紹介です。
↑A1ランナーです。ガンダムフレームのパーツです。1/100バルバトスを組んだことがある方なら見覚えがあるランナーに似ていると思います。
↑Bランナーです。こちらもガンダムフレームのパーツです。足や手など2本ある部分が左右対称なので同じランナーが2つあります。
↑Cランナーです。緑系がグシオンの外装パーツ系、紫が内装パーツ系、黄色がグシオンのカメラアイです。
↑Dランナーです。ほとんどがグシオンの内装パーツです。足の裏はHGではもろ肉抜き穴がありましたが、1/100サイズはHGよりはマシになっています。ですが気になる方は埋めたほうがいいかと。
↑Eランナーです。グシオンの外装パーツです。大きいパーツが多いので切り出しは楽です。
↑Fランナーです。脚部や腕のパーツで、左右対称なので2枚あります。
↑Gランナーです。グシオンの武器類パーツがあるランナーです。サブマシンガンのストックは伸縮可能の別パーツです。
↑Hランナーです。ここからグシオンリベイクのパーツになります。色分けパーツで、腕、脚、頭など各部バラエティに富んだランナーになっています。
↑I1ランナーです。リベイクの黒い部分のパーツです。シールドの裏面もここにありますね。
↑I2ランナーです。こちらもI1ランナーと同じく黒部分のパーツ類です。I1の半分と同じですね。
↑Jランナーです。リベイクの外装パーツです。薄茶色なのでリベイクとすぐに分かりますね。
↑Kランナーです。リベイクの脚部、腕部、隠し腕部分などの外装パーツで、左右で2つ同じランナーがあります。
↑Lランナーです。リベイクの武器パーツです。ロングレンジライフルの分解構成は味があっていいですね。
↑ポリキャップです。1/100ガンダムバルバトスのポリキャップと同じで、右上に6番が2個追加されています。
↑1/100ガンダムグシオン/ガンダムグシオンリベイク用シールです。金色はガンダムフレーム用、真ん中はハルバートの剣先、その他各部に貼っていきます。
以上、ランナー・パッケージのご紹介でした。
ふぅ~^_^; なかなかビッグな商品ですね~。2機分まとめてのご紹介なのである程度気合が必要でした(笑)では総括をどうぞ。
総括
1/100ガンダムグシオンとガンダムグシオンリベイクを総括すると、パッケージはかなり大きくMGのVer.ka並みではありますが、パーツ類が大きいのでちまちま感はあまりありません。2タイプの違った機体が一度に組めるのもいいですね。
HGには無かった武器の追加、2機の機体の組み替え、隠し腕、ライフル分解、照準モードの頭部など、楽しみがたくさんあるボリューム満点なガンプラになっています。これほど一度に楽しめるガンプラもそうないですね。
この1/100サイズはHG2機分の楽しみにプラスして、さらに美味しいところがたくさんあるので、組んだりポーズを再現したりでかなり楽しめました。
その分レビューはやや大変なものになりましたが、それだけご紹介する内容や情報量がボリューム満点なので、組みごたえや良し悪しがご確認いただけるかと思います。ぜひ入手してこれらの満足感を味わってみてはいかがでしょうか。
では良いガンプラライフを。ではでは~。
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2 件のコメントがあります。
cocopapa
on 2016年2月26日 at 15:29 -
何故コンパチなんだろうか。
先ずそう思いました。夫々で出せ、と。
迷いますが、私はグシオンだけが良かったです。
そんな人には無駄に高く感じてしまいます。
なので、まだ買えないでいます(´Д` )
nori
on 2016年2月26日 at 15:37 -
コメントありがとうございます!
リベイクの形状は確かにビミョーはところがありますね~^_^;
1/100サイズになったことで多少良さがアップしてますが、個人的にはこれをさらにどうかっこ良く見せようか考え中です( ̄ー ̄;
バルバトスの第6形態も発売されるので、1/100グシオン/リベイクを罪プラにする・・・なんてこともあり得るかと^_^;