塗装レシピと写真レビュー 素組みレビュー パッケージ・ランナーレビュー
胸部の組み立て ⇒ 頭部の組み立て ⇒ 腕部の組み立て① ⇒ 腕部の組み立て② ⇒ 脚部の組み立て ⇒ 腰部の組み立て ⇒ バックパックとレンチメイスの組み立て
こんにちは!今回は、HGガンダムバルバトス第6形態の塗装レシピと写真レビューをご紹介します!
ガンダムバルバトス第6形態は、地上戦用に装備を換装したガンダムバルバトスです。胸部には鉄華弾エンブレムが施されたアーマー、肩部にはグレイズリッターの肩部装甲、脚部はヒール型脚部、そして腰部にはブースターユニットと、装甲を強化しながらも機動性向上のための改良も加えられています。
HGガンダムバルバトス第6形態には恐竜型形状のレンチメイスが付属、劇中の地上戦用フォルムそのままに、ホワイトカラーの装甲をまとったガンダムバルバトスが再現されています。
今回の塗装では、以前ご紹介したHGガンダムバルバトスよりもさらに淡めの塗装を施してみました。おもちゃっぽくなりそうでしたが、実際に塗装してみるとそんなことはなく、全体的にバランスの良い納得のいく仕上がりになっていると思います。
そのほか、スジボリやメタルパーツの取り付けもほぼHGガンダムバルバトスと同じですが、第6形態はホワイトを強調した装甲などもともとのキット完成度が高いため、印象は違うものになっています。⇒HGガンダムバルバトスの改修ポイント
ではまずはHGガンダムバルバトス第6形態の塗装前と塗装後のビフォーアフター画像をご覧ください。
■塗装後(アフター)
■塗装前(ビフォー)
塗装前の素組みでもシールでの色分けがしっかりしているため、あまり塗装後と見た目は変わりません。ですが、塗装後の方は各部マスキングによる色分けなので、仕上がりはいいものになっていると思います。
マスキング箇所はショルダーアーマー、腕部青色アーマー、腰部リアアーマー、脚部腿パーツ、脚部膝裏パーツ、バックパック、レンチメイス、ブースターユニットなどです。
ブースターユニットは色分け箇所の形状が複雑なため、マスキングテープではなく、マスキングゾルを使って塗装を行いました。最近は塗装や改修用のアイテムが充実しているので、作業がラクに、そしてキレイに仕上がるのでいいですね。仕上がりにはあまり満足出来ていませんが、次にマスキングゾルを使うときは、もう少しキレイな塗装に仕上げたいと思います。そのへんは次への課題ということで^_^;
それでは少し参考画像を御覧頂いてから、塗装レシピをご紹介します。
これが最終決戦用形態だ!と思っていたら、サイドアーマーがブースターユニットじゃなかったですね^_^;でもどんな装備に換装しても様になってしまうガンダムバルバトス第6形態です。
それではHG 1/144 ガンダムバルバトス第6形態の塗装レシピです。
■HG 1/144 ガンダムバルバトス第6形態の塗装レシピ
○内装部分(ガンダムフレーム・レンチメイスチェーンソー刃・バックパック一部など):スターブライトアイアン(ガイアカラー)
○青色部分:コバルトブルー60%+インディブルー20%+ホワイト20%(Mr.カラー)
○赤色部分:シャインレッド60%+レッド20%+ホワイト20%(Mr.カラー)
○黄色部分:橙黄色(Mr.カラー)
○レンチメイス:グレーグリーン8%+ホワイト87%+ジャーマングレー5%(Mr.カラー)
○グレー部分(レンチメイス一部など):ジャーマングレー(Mr.カラー)
○黒部分(マスキング塗装箇所):フラットブラック(Mr.カラー)(タミヤエナメル)
○黒部分(筆塗装箇所):フラットブラック(タミヤエナメル)
○スミ入れ:コピックモデラー、タミヤすみ入れ塗料、ロイヤルブルー、ブラウンなど(タミヤエナメル)
○トップコート:スーパークリアーつや消し、Mr.スーパークリアー (Mr.カラー)※瓶
内装はガイアノーツのスターブライトアイアンです。発色がよく、金属質の高い表現ができるので魅力的な塗料です。
ガンダムでは定番のトリコロールカラー、青、赤、黄色の箇所は、全体的にホワイトを多めに加え、淡い色合いにしています。バルバトスは300年も前の古い機体なので汚れた印象が強く、濃い目の色合いも多いですが、あえて逆に走ってみました。淡い色合いでも違和感なく仕上げられたのは良かったです。
レンチメイスは設定や本編に近づける塗装にしています。設定はホワイトグレーっぽい色合いですが、ただのホワイトグレーではなく少し別の色が混ざっている気がしたので、グレーグリーンを足して少し色合いに変化を出しています。
スミ入れは白い外装パーツにブラックのスミ入れではラインが強調されすぎてしまうので、少し薄めのタミヤスミ入れ塗料グレーでスミ入れをしています。青い箇所はロイヤルグリーン、赤い箇所はブラウンなど、色パーツごとにスミ入れの色も変えています。
それぞれ色分け塗装したパーツはご覧のとおりです。ちょっと見にくいかもしれませんが、画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます。
画像にはありませんが、腕部の青いパーツはこの後マスキングをしてフラットホワイト(Mr.カラー)で色分け、レンチメイス頭部のグレー箇所はマスキングをしてジャーマングレー(Mr.カラー)で色分け、第5形態用ショルダーアーマーの裏面、脚部つま先はフラットブラック(エナメル)を筆塗りなど、細かい部分も塗装して完成させています。
それぞれ、筆塗り箇所の画像です。筆塗りだと少しムラになっていますが、全体的に細かったり隠れる部分だったりするので大雑把に処理しています。ロゴはエナメル塗料のフラットレッドにフラットホワイトを混ぜてピンクにしたもの、黒い箇所はエナメルのフラットブラック、赤い箇所はフラットレッドに少しホワイトを混ぜたもので簡単に塗装しています。サイドアーマーの赤い箇所などはムラが出ないようにしています。
エナメル塗料がはみ出たら、塗装乾燥後に綿棒に溶剤を染み込ませて拭き取るとキレイに仕上がります。技術力のある方はこういった細かい箇所でもマスキング塗装を行ってみてはいかがでしょうか。
デカールに関しては、最近発売になったハイキューパーツRB02 1/144 コーションデカールを使用しました。RB02には三角や丸型のディティールが多く、ガンプラのデザインにマッチさせるのが少し難しく考えさせられました。
結果、そこまで奇抜にもなっていないですし、そんなに目立つわけでもないのでちょっとしたアクセントくらいに落ち着いているかと。ただ、組立工程でもお伝えしましたが、RB01とRB02どちらがいいかと聞かれると、RB01のほうが使いやすさを感じました。
では幾つかHG 1/144 ガンダムバルバトス第6形態の画像をどうぞ。塗装の参考になればと思います。
こう見るとすべて第6形態に含まれているものでもたくさんのバリエーションがあることに気が付きます。本編に登場していない形態でも十分楽しめますし、自分の好みのオリジナルバルバトスを塗装して飾ってみてはいかがでしょうか。
では良いガンプラライフを。ではでは~。
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