RG νガンダムHWS 塗装済み完成品 レビュー（HWS編）

今回は、RG 1/144 νガンダムHWS 塗装済み完成品 レビュー（HWS編）をご紹介します！

RG νガンダムHWSが完成しましたので、塗装済み完成品のレビューと塗装レシピをご紹介していきます。レビューはRGνガンダムとHWSの2記事に分けてご紹介しています。今回はRG νガンダムのHWS編。

⇒RG νガンダムHWS 塗装済み完成品 レビュー（νガンダム編）

HWSはRGなのでモールドが多く、情報密度も高いですが、構造自体は複雑ではなく組み立てが簡単。なのでそのぶん塗装・製作するのもラクです。

なので部分的にマスキング塗装はしていますが、モールドの掘り起こしやパーティングライン消し、表面処理など、全体的に簡単な処理のみで済ませています。それではまず塗装後と塗装前の画像からどうぞ。

■塗装後（アフター）

■塗装前（ビフォー）

HWSは白い外装部分はホワイトとライトグレーの2色構成。成型色だと白が少し濃くなった程度の色味ですが、今回はやや深みのあるグレーで色分け部分を強調してみました。イエロー系のグレーで少しミリタリーな雰囲気も出しています。若干色が濃すぎた気がしないでもないですが、仕上げてみると悪くはないですね。

背部フィン・ファンネルの他、各部の重装甲アーマーやハイパー・メガ・ライフル、ハイ・メガ・シールドといった武装を装備しているため、軽装のRGνガンダムに比べてかなり重厚感あるシルエットに変化しています。

ハイパー・メガ・ライフル、ハイ・メガ・シールド、フィンファンネルを外した状態で全身から。MG Ver.Kaのリアアーマーには重装甲アーマーがありませんでしたが、このRGではリアアーマーにもアーマーが増設されています。その代わり、MGのVer.Kaに実装されていたフロントアーマーのサブアームユニットはRGにはありません。

胸部装甲のハッチは開閉可能。成型色では白だったミサイル弾頭は赤く塗り分けています。ヒンジ型のアームパーツはメタリック系で塗装。装甲の裏面はモールドを掘り直してスミ入れしていますが難易度が高め。

肩のミサイルランチャーはフチを黒く塗り分け、弾頭にメリハリが出るようにしておきました。

フロントとリアの重装甲アーマー表裏の簡単な2枚構成。ですが表面モールドがパーツで細かく色分けされているため、簡単に塗り分けるだけで十分でした。モールドや段差はタガネで掘り直しています。

脚部の重装甲アーマーも同様。簡単な3個パーツ構成ですが、表面モールドや下部ダクトはアイアン色で塗り分けています。デカールはアマゾンなどで販売されているものを使用しました。

背部にフィン・ファンネル、右前腕にハイ・メガ・シールドを装備しているため、左側にかなりの負荷がかかります。ですがRGは関節強度が割りと高めなので、少し反対の右側に反らすだけで均等が保てるため、自立は安定させることができます。

RG νガンダムHWSの塗装レシピです。

その他の製作内容についてはRG νガンダムHWSの製作をご参考くださいm(_ _)m

続いて武装類です。

ハイ・メガ・シールド。特別凝ったことはしていないですが、装甲の裏面はエナメルのメタリックグレー（ダークアイアン+ダークグレー）で全体を塗り分け、動力パイプはシルバーに塗り分けています。

ハイパー・メガ・ライフルは側面の丸モールドがパーティングライン上にあるので、パーティングラインと共にモールドを削り落とし、ハイキューパーツのマイナスモールド（2.0mm）を接着しています。上部動力パイプはシルバーに塗り分け。

砲口上部の小さい銃口？は開口されていなかったので、ピンバイスで開口してハイキューパーツのガンマズルを接着しておきました。

ハイパー・メガ・ライフルは砲身が伸縮可能。伸ばすと砲身上部のスリットダクトがスライドしたり、基部のシャフト部分が露出したりするので、その辺りを踏まえて塗り分ける必要があります。

一通り武装して。

ハイパー・メガ・ライフルは付属の武器持ち手だけでなく、前腕にジョイントを組み付けて保持します。2箇所で固定できるのでしっかりとした保持が可能。

ハイ・メガ・シールドも前腕に筒型のジョイントを組み付けて保持します。重量で腕が持っていかれやすいところはありますが、前腕にしっかりと固定されているので外れることはありません。大型なので、頭部アンテナなどと干渉しやすいので取り扱いに注意です。

塗装しているからというのもあると思いますが、ハイパー・メガ・ライフルやハイ・メガ・シールドなど、これだけ重量ある武装を保持しながらも腕が垂れないのはなかなか凄いですね。

ビームサーベルを装備して。バックパックのサーベルはダボの関係で左手でしか保持できないので、前腕のサーベルを使用しています。ビーム刃はプレミアムガラスパール+クリアピンクで塗り分け、フラットホワイトでグラデ塗装。

浮かせてディスプレイさせる場合、背部のジョイントパーツとリアアーマーに被せている重装甲アーマーが干渉し易いというか、邪魔になってリアアーマーが後方に広げられないのはちょっと気になりました。

ダブル・フィン・ファンネル拡張セットの支柱や台座を使用して、フィン・ファンネル射出状態を再現。

このゴテゴテ感がたまらないですね。重装甲アーマーを装備していても、しっかりとポーズが付けられるのがRGνガンダムの良いところ。フェイスをHGUCのものに変更していますが、HWSを装備しても違和感はないようなので良かったです。

背部をダブル・フィン・ファンネルにして、νガンダムHWSダブル・フィン・ファンネル仕様に。やや後ろ側に倒れやすくはなりますが、特に姿勢が崩れることもなくしっかりと自立してくれます。素組みで時間が経っている場合は腹部が反る可能性はありますね。

適当に何枚かどうぞ。

それではPC版・スマホ版壁紙をご用意しましたので、もし気に入ったものがあればダウンロードしてみてくださいね。ダウンロード方法：（①画像を右クリック　→　②『名前を付けて画像を保存』をクリック　→　③ディスクトップなどを選択して保存）

■壁紙（PC版）

1920×1200サイズ

1920×1080サイズ
1600×1200サイズ

■壁紙（スマホ版）

750×1334サイズ　640×1138サイズ

以上です。さすがのHWSで、重厚感あるシルエットにはなんとも言えない格好良さがありますね。ポージングも比較的自由度が高く、ハイパー・メガ・ライフルやハイ・メガ・シールドを構える姿は圧巻。塗装した状態でグリグリ動かしても、ポロリや塗装ハゲなどはなく取り扱いがラクでした。

HGUCのフェイスを移植していますが、HWSを装備させても全く違和感がないようで良かったですし、ダブル・フィン・ファンネル状態でも負荷など重そうな感じもなく、安定しているという素晴らしいキットだと思います。

MGでは難しいようなポージングがサクサクこなせるので、製作して飾っておけば映えること間違いなし。作るのに苦労はしましたが、なぜかまた作りたくなるような、そう思わせてくれるくらいに苦労が吹っ飛ぶ、最高の満足度を感じさせてくれる一体ですね。

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