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製作① 改修・合わせ目消し ⇒ 製作② 後ハメ加工・プラ板を使ったディテールアップなど ⇒ 製作③ 裏打ちパーツ、メタルアンテナの追加など ⇒ 製作④ 塗装その1(百式ゴールドとつや消しについて) ⇒ 製作⑤ 塗装その2 ⇒ 製作⑥ スミ入れ、デカール貼り、裏打ちパーツ取り付けなど ⇒ 製作⑦ 頭部センサーのクリアーパーツ化、メタルバーニア取り付けなど
今回は、HGUC 1/144 百式の製作① 改修・合わせ目消しをご紹介します!
キットレビューが永遠と続きましたので、どれだけぶり?ってくらいご無沙汰の製作工程です。今回からHGUC 1/144 百式の製作をしていきたいと思います。
HGUCの百式は2016年8月に発売されたREVIVE版。合わせ目もあまりなく関節もよく曲がり、脚長でスタイルのいいキットになっています。全体的なスタイルはあえて変える必要もないと思いますので、いつもと同じように適度にぷち改修・合わせ目消し、各部に飾り物などをしてちょこちょこと手を加えていきたいと思います。
細かい箇所に関しては一部、『ガンプラの山を崩せ』さんのHGBF 百万式を参考にさせていただきました。『ガンプラの山』さんの製作物はどれもレベルが高く、ホントに参考になります。いつも参考にさせていただき感謝ですm(_ _)m なのでその中からちょこちょこっと抜粋して百式に反映させていますので、HGUC百式製作の際は参考にしていただければと思います。
製作の前に少し気になったことがあるのでご紹介しておきます。このHGUC百式は成型色がゴールドということもあって、ヒケのようなものがところどころに見られます。画像のパーツのちょうど平らな中央辺りですね。丸い凹みのようなものがみられます。これがヒケなのか内側のダボ穴が表に透けているだけなのか分からないので、適度にヤスリで削ってみました。
ヤスリで削った結果このヒケのようなものは消えずだったので、今度はサフを吹いてみました。サフを吹くとキレイな平になったので、やはりダボ穴が表に透けていただけのようでした。こういった明るくて透けがちなパーツは、ヒケがわかりにくいので表面処理も慎重にする必要がありますね。一度全パーツにサフを吹いてからヒケを消していくほうがいいかもです。
では製作に参りましょう。
まずはアキレス腱部分のパーツです。ヤスリがけしているとどうしても裏面のモールドが消えてしまうので、思い切って全て削り落とし、0.3mmのプラ板を同じ大きさにカットして貼り付けました。瞬接がはみ出ないように貼り付けておきます。
次に膝裏の動力パイプですが、ここはそのまま手をつけずに塗装すると動力パイプの塗装が難しくなります。なのでタミヤのエッチングソーで動力パイプの部分をカットし、塗装後に接着するように処理しています。
画像のようにカットしたら、膝内部にはめ込むパーツだけ挟んで接着。Mr.セメントなどのプラモデル用接着剤を塗ってクリップではさみ、ムニュ付けしておきます。一部段落ちモールド部分があったりするので、合わせ目を消すところだけ接着しておきます。
ふくらはぎの内部パーツはポリキャップを忘れずに挟んで接着。シリンダーの部分が外から一番見えるところなので、ここはしっかりと塗ってきれいに接着しておきます。
先程ムニュ付けした膝パーツは、動力パイプをカットしたところが空洞になっているので、タミヤのエポパテでフタをしておきました。
接着したふくらはぎ内部パーツのシリンダー部分をエッチングソーでカットします。カットするところが細かいので、まっすぐにカットできるよう慎重に作業を行います。
シリンダーは表面をヤスリがけしておき、シリンダー自体も上下をカットして分断しておきます。(カット部分が見えにくかったら、画像をクリックして大きい画像をご覧ください。)
シリンダーをカットしたら、内部にシャフトが収まるよう、シリンダー内部をピンバイスで開口しておきます。開口はピンバイス2.5mmで行いました。かなり小さいパーツで、合わせ目を消した部分なので穴あけは一苦労^_^; はじめは小さいサイズを使い、徐々に穴を大きくしていくほうがシリンダーにもストレスがなくていいと思います。難しい場合は思い切ってこの改修はなしにしてやってくださいましm(_ _)m
そして内部のシャフトも手持ちのプラ棒では合うサイズがなく、HGキマリストルーパーのEランナーがサイズとして最適だったのでこれを使いました。通常のランナーよりも細いので、とっておいて良かったです。
うまく組み合わせられたらふくらはぎの内部パーツに当てはめてみます。シャフトをもう少し露出させたい場合はシリンダーの長い方をカットしたりヤスリがけしたりして短くしておきます。
今回はここまでです。意外とタフな改修が続きますね^_^; 見た目によらず詰め込んであるな―って感じです。こういった改修は好みなので、見た目がそれほど悪くないと思ったらムリに手を加えなくてもいいかと思います。ガンプラ製作レベルを上げるなら挑戦してもいいですし、このあたりもお好みでどうぞ。
では次回もプチ改修の続きをご紹介していきます。細かいところをいじっていくのは思いの外楽しいもので、今回は新鮮さを感じつつ作ることが出来ました。次回もちょいちょいタフな工程が出てくると思いますが、ちょっとした味が出てくるので細かくチャレンジしていきたいですね。
では良いガンプラライフを。ではでは~。
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HGUC 1/144 MSN-00100 百式
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製作① 改修・合わせ目消し ⇒ 製作② 後ハメ加工・プラ板を使ったディテールアップなど ⇒ 製作③ 裏打ちパーツ、メタルアンテナの追加など ⇒ 製作④ 塗装その1(百式ゴールドとつや消しについて) ⇒ 製作⑤ 塗装その2 ⇒ 製作⑥ スミ入れ、デカール貼り、裏打ちパーツ取り付けなど ⇒ 製作⑦ 頭部センサーのクリアーパーツ化、メタルバーニア取り付けなど
4 件のコメントがあります。
U.C.0063
on 2017年7月28日 at 10:11 -
nori 様
HGUC百式UP待ってました。
REVIVEになりプロポーションが今風でとても良くなりましたね!
私も先日、購入しようと店に行き百式の近くにあったゼータに手がいってしまい
ゼータを購入。いまだ百式は購入していません(^_^;)
家族の目があるので積みプラを控えておりまして。。。でも百式欲しいです。
シリンダーにランナーを利用する所、素晴らしいです。
いつもランナーを捨てる時に何か利用できないか考えていました。
真似させて頂きます(^_^)
完成までの工程、楽しく拝見させて頂きます。
nori
on 2017年7月29日 at 00:58 -
コメントありがとうございます!
百式はHGもMGもプロポーションが同じようになって、どちらも脚長でスタイルがよくなりました。個人的にも好みのデザインですね^_^
ガンプラは店舗の方が安く入手できるんですかね~。自分は近所に模型店やガンプラがあまり売っていない田舎ものなので、ちょっとうらやましかったりします^_^;
百式もゼータもどちらも魅力的なので、悩むのはすごくよく分かります。ゼータも余裕があれば手を加えていきたいと思います^_^
ランナーは切り出した時に、この太さはいつもより細めだなーという場合はとっておいたりしますね。プラ棒代わりにつかえて便利です。
この百式の場合は内部のシャフト周りにハセガワのチタンフィニッシュシートを張ったので、シリンダーに開けた穴がギリギリでした^_^;
こういった加工をするとちょっとしたイレギュラーも起こりやすいので、小さいパーツでは慎重に作業する必要がありますね。
U.C.0063
on 2017年8月10日 at 22:15 -
nori様
いつもアドバイスありがとうございます。
頑張ってシリンダー加工、挑戦します。
百式の白いシリンダー目を引きますね。
シャフトがチラっと見えキラリしているのを妄想中です。
カッコイイ!完成品でシリンダー周りの画像を見れる日が楽しみです。
nori
on 2017年8月11日 at 20:23 -
コメントありがとうございます!
そうなんですよね!
改修すると自分の好きなようにシャフトを覗かせることが出来たりするので、キットに躍動感がでるというか、
よりメカっぽく仕上がるというか、素組みでは出せない感じが表現できます。
なかなか難しい箇所ではありますが、いい感じに仕上がるといいですね♪