塗装済み完成品レビュー | 素組みレビュー | パッケージ・ランナーレビュー
制作① 簡単なディテールアップ ⇒ 制作② 表面処理、塗装など ⇒ 制作③ 外装パーツの塗装 ⇒ 制作④ ツインアイ、パイロットフィギュア塗装、スミ入れなど ⇒ 制作⑤ ラクなスミ入れのしかたなど ⇒ 制作⑥ つや消しコート、コア・ファイター完成品など ⇒ 制作⑦ 簡単なディテールアップと完成品画像を少し
今回は、MG 1/100 RX-78-2 ガンダムVer.3.0(プロトタイプカラー) 塗装済み完成品 レビューをご紹介します!
MG RX-78-2 ガンダムVer.3.0が完成しましたので、塗装済み完成品のレビューと塗装レシピをご紹介していきます。
今回製作したMG RX-78-2 ガンダムVer.3.0は、手元にあったガンダムベース限定MG 1/100 RX-78-2 ガンダムVer.3.0を、プロトタイプガンダムと同じ黒いカラーリングに塗装して仕上げてみました。
制作に関しては、ディテールアップはメタルパーツやエッチングパーツを使用した簡単なものだけで済ませています。それ以外は表面処理時にパーティングラインを処理する際に削り落としたモールドを再造形したくらい。
塗装に関しては、MG RX-78-2 ガンダムVer.3.0は外装がかなり細かくパーツ分割されているので、黒い部分はブラックとダークグレー、白い部分はホワイトとくすみのあるホワイトにと、各部を2色に色分けして少しメカニカル感が出るようにしています。それではまず塗装後と塗装前の画像からどうぞ。
■塗装後(アフター)
■塗装前(ビフォー)
ガンダムベース限定のVer.3.0も青く特徴的なカラーリングになっていて塗装するのがもったいないくらいですが、今回は惜しげなくプロトタイプカラーに塗装してみました。配色などが違っているので、塗装前と塗装後ではかなり印象が変わっていますね。
ちなみにご存知と思いますが、プロトタイプガンダムはMSVに登場するガンダム系一番機で黒い機体色のガンダムになります。ヒロイックなRX-78-2ガンダムとは対称的なミリタリー調のカラーリング。
Ver.3.0は外装がかなり細かくパーツ分割されているため、少し色味を変えるだけでもメカニカルさを表現することができます。その分塗装は大変ですが、十分な仕上がりになるのはいいですね。小さいパーツが多いので、ペインティングクリップから吹っ飛んで紛失するのは避けたいところです。
デカールはガンダムデカールDXの連邦マーキングを、その他はいつも使っているハイキューパーツのRB01コーションデカール、以前レビューしたCloud Elevenのデカールなどを織り交ぜながら貼り付けています。
頭部は通常のVer.3.0から特に色味の変化はなし。こめかみのバルカンをハイキューパーツのガンマズル(S1.5mm)に変更しています。上部はくすみのあるホワイトに、内部フレームはアイアン色に塗り分け、側面のダクトからメタリックカラー見えるようにしました。
とさか前後のセンサーやツインアイはハセガワのホログラムフィニッシュシートを貼り付け、その上からクリアレッドやクリアイエローで塗装しています。画像では色味の変化がわかりにくいですが、光を当てると角度によって虹色に輝きます。蛍光灯の光を当てると分かりやすいですね。
胴体部はエアインテークやコックピットハッチが赤に塗り分けられるなど、プロトタイプカラーの特徴的な配色となっています。黒いパーツはブラックとダークグレーに塗り分けているため、光の当たり方次第で色味に差が出ます。
コックピットハッチは開閉可能。腹部のハッチのみ展開することも出来ますし、腹部装甲ごと展開することもできます。内部のパイロットフィギュアは塗装し忘れました;
内部にはコアブロックのダミーが造形されていますが、外装で見えないので塗装はいい加減です;
腕部も黒と白の外装パーツをそれぞれ2色に塗り分けたので、パネルラインごとに色味が違っています。ハンドパーツはエモーションマニピュレーター。ぽろり頻度が高いですが、塗装した分少し強度が増しています。
脚部は右脚にマーキングが集中するよう、各部に大きめのデカールを貼り付けています。黒いパーツへのスミ入れはMr.ウェザリングカラーのマルチグレーを使用。大腿部にはプロトタイプガンダム特有の赤いラインマーキングを再現しました。
膝を曲げると大腿部と膝の装甲がスライド。大腿部はメタリックカラーに塗装した内部フレームが露出します。肘、膝、足首はマルイチモールドとマグネットコーティング仕様がチョイスできますが、プロトタイプカラーなのでマルイチモールドをチョイスしています。
赤いパーツにはMr.ウェザリングカラーのステインブラウンでスミ入れ。ソールは各部が可動し、しっかりと反らすことができます。脚裏はスジボリ堂のタービンブレードエッチングパーツを取り付けてみました。
バックパック外装はホワイト2色で塗り分け。バーニアはシルバーに塗装しています。バーニア内部はゴールドに塗装し、内側のバーニアにもタービンブレードを接着し、ディテールアップしています。
続いて武装類。
シールドもプロトタイプカラーの赤と黒で塗装です。表面には連邦のマーキングを貼り付け。
ハイパー・バズーカも特に奇抜な色分けはせずシンプルに塗装しています。
ハイパー・バズーカはリアアーマーにマウント可能。
ビーム・ライフルも特に変わったことはせず。内部が露出する部分はアイアン色に塗装し、センサーはイエローに塗装しています。
こちらもリアアーマーにマウント可能。
MG RX-78-2 ガンダムVer.3.0(プロトタイプカラー)の塗装レシピです。
○外装(くすみのあるホワイト):(下地:ホワイトサフ)コールドホワイト(ガイアカラー)
○外装・武装類(ブラック):(下地:サフ)艶ありブラック(EX-02)(ガイアカラー)
○外装・武装類(ダークグレー):(下地:サフ)ジャーマングレー(ガイアカラー)
○外装(レッド):(下地:ピンクサフ)ディープレッド(フィニッシャーズ)
○外装(イエロー):(下地:ピンクサフ)橙黄色50%+サンシャインイエロー50%(ガイアーカラー)
○内部・関節(メタリックグレー):(下地:サフ)混ぜ塗料にライトステンレスシルバー+ゴールド(Mr.カラー)
○外装(シルバー):(下地:サフ、艶ありブラック)ライトステンレスシルバー(ガイアカラー)
○内部(アイアン):(下地:サフ、艶ありブラック)フレームメタリック1(ガイアカラー)
○バーニア(ゴールド):(下地:サフ、艶ありブラック)ゴールド(Mr.カラー)
○センサー部分の下地:(下地:サフ、艶ありブラック)スターブライトシルバー(ガイアカラー)
○センサー部分の発光:クリアイエロー、クリアレッド(ガイアカラー)
○スミ入れ、細部の塗装など:Mr.ウェザリングカラー(マルチグレー)(ステインブラウン)、フラットブラック、ジャーマングレイ、チタンシルバーなど(タミヤエナメル)
○コーティング:Ex–10フラットクリアープレミアム
※アイアン部分の希釈にはメタリックマスターを使用しています。
その他の制作内容についてはMG RX-78-2 ガンダムVer.3.0(プロトタイプカラー)をご参考くださいm(_ _)m
コアファイターも黒と白のプロトタイプカラーで塗装。こちらはパイロットフィギュアをきっちりと塗り分けました。デカールもそれらしくなるよう、各部に貼り付けています。
キャノピーはフレーム部分をマスキングで塗り分け、ランディングギアもシルバーとブラックで塗装しています。
特に3.0mm穴などはないので、フライトシーンを再現する場合はコの字パーツで挟むなどして表現するようになります。パイロットフィギュアを塗装するだけでも、フライトシーンにリアリティが出るのがいいですね。
アムロ・レイフィギュアも白い連邦パイロットスーツのカラーリングで筆塗りしています。ルーペ&極細面相筆でもなかなかきれいに塗り分けるのは難しいですね;
一通り武装して。Ver.3.0は非武装だと比較的細身でひ弱な印象がありますが、ビームライフル、シールド、ハイパー・バズーカをそれぞれ装備することでボリュームが増し、その分重厚感が生まれます。
通常版とはシールドの配色なども違っているので、武装するとまた違った雰囲気が楽しめるのがいいですね。
多少腰部が干渉して腰のひねりが効きにくいですが、腕の可動域はかなり広いので射撃ポーズもきれいな姿勢で再現することができます。塗装しても肩や腰アーマーの外装がぽろりしやすかったので、塗装後なら接着してしまうのもありかと。
両手持ちもラクに再現可能。シールドはバックパックにマウント可能です。
シールドは前腕に軽くはめ込むだけなので保持に不安がありますが、塗装したことで多少強度が増し、素組みよりはしっかりと保持できるようになっています。
ハイパー・バズーカは肩に担ぐポーズも脇に抱えるポーズも柔軟に再現可能。
ビームサーベルも柄とハンドパーツでダボ固定させるのでしっかりとした保持が可能です。ビーム刃はパールシルバー+蛍光ピンクで塗装後、フラットホワイトでグラデ塗装。蛍光塗料を使用しているのでブラックライトで照らすと発光します。
適当に何枚かどうぞ。
それでは今回もPC版・スマホ版壁紙をご用意しましたので、もし気に入ったものがあればダウンロードしてみてくださいね。ダウンロード方法:(①画像を右クリック → ②『名前を付けて画像を保存』をクリック → ③ディスクトップなどを選択して保存)
■壁紙(PC版)
1920×1200サイズ
■壁紙(スマホ版)
750×1334サイズ 640×1138サイズ
以上です。ベースがガンダムベース限定カラーなので、プロトタイプカラーに塗装するとかなり雰囲気が違ってきます。下半身に黒が入っているのでその分スタイリッシュに見えたりしますし、コアファイターも黒と白で渋いカラーリングに変化。
MGなどの高価なガンプラだと通常と異なるカラーリングに塗装する場合は少し気が引けたりしますが、2体目を購入する余裕があれば、こういったバリエーション機として塗装するのもいいですね。特にRX-78-2ガンダムはプロトタイプガンダムやG-3ガンダムがあるのでそれ用に塗装したいと言う方も多いと思います。自分だけのキットという特別感が味わえますし、そのぶん思い入れも強くなると思うので、余裕があればどんどんチャレンジしていきたいですね。
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MG RX-78-2ガンダムVer.3.0
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