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製作① 後ハメ加工など ⇒ 製作② 改修・塗装など ⇒ 製作③ 塗装・脚部の合わせ目消しなど ⇒ 製作④ 各部筆塗り、スミ入れ、デカール貼りなど ⇒ 製作⑤ 仕上げ
こんにちは!今回は、HG 1/144 ガンダムキマリスヴィダールの製作③をご紹介します!
梅雨ですねぇ^_^; 雨が降ると塗装やトップコートが出来ないのでちと辛いです。湿度が高い時に塗装するとタレてムラになったり、コートをすると白化したりするのでガンプラ製作の妨げになりますな^_^; まぁこういった時はちょっと手を休めたり、他キットをバラしてヤスリがけや改修に努めたり、ネットでいろんな作品を見て回ったりすると勉強になるのでいいですね。
では前回キマリスヴィダール製作の続きにいきましょう。
ガンダムフレームをジャーマングレー80%+青15号10%+フラットホワイト10%(ガイアカラー)で塗装しておきます。キマリスヴィダールの外装にはライトグレーとパープル系の他に茶色が含まれているので、そういった黒めの部分が差別化できるよう、少し青を混ぜて塗装しています。
次に前回マスキングしておいた腰部アーマー類のスラスターパーツやシールド類を含め、黄色と紫のパーツを塗装します。黄色は橙黄色50%(ガイアカラー)+イエロー50%(Mr.カラー)、パープルはパープルヴァイオレット65%+コバルトブルー15%+フラットホワイト20%(ガイアカラー)です。調色はだいたいなので、様子を見つつ混ぜ合わせてくださいまし。
乾燥後、マスキングテープを剥がした状態。スラスターの縁やシールド裏面の少し塗料がはみ出た部分は、後でエナメル塗料を混ぜ合わせて筆塗りしておきます。
次に脚部の合わせ目を消していきます。この箇所は後ハメ加工も難しい箇所なので、ガンダムフレームを挟み込んで合わせ目を消していきます。
まずは膝の黄色い円形パーツの裾を画像のようにカットして後ハメできるようにしておきます。ガンダムフレームを組み立てたら、脚部外装パーツの中に埋め込みます。黄色いダクト型パーツも忘れずに挟んでおきます。(ガンダムフレーム膝裏のシャフト部分のマスキングはまだ剥がさずにおきます。)
セメント(接着剤)を塗ってムニュ付けし、クリップなどで挟み込んでおきます。
接着剤が乾いたら、ドリルランスと共に合わせ目を消しておきます。スネは奥ばった部分なので合わせ目消しが難しいですが、きれいに仕上げるためにもできればしっかりと合わせ目を消しておきたいですね。
合わせ目を消したら、ドリルランスの裏側と脚部のガンダムフレーム、黄色いダクト部分をマスキングしておきます。このキットはこういった『処理』→『マスキング』という工程が続きます。なかなか製作に根気のいるキットです^_^;
腰部アーマー類の裏面をジャーマングレー(ガイアカラー)で塗装しておきます。この部分は、はじめは裏打ちパーツで全体を塞いでしまおうと思ったのですが、全体を塞ぐことでもっさり感や重量感がでてしまうと思ったのと、曲線が大きいのでプラ板を被せるにも高い精度が必要ということで諦めました。
ある程度パテを盛っておいて、その上にプラ板で裏打ちするというのもありですが、その場合は重量が気になるところです。こういった部分でもなかなか製作が悩ましいキットです^_^; これができる方はなかなかのガンプラ巧者ですね。
次に、塗装した裏面にマスキングテープを貼っておきます。スラスター部分の空洞もしっかりと塞いでおかないと、表面をライトグレーで塗装した時に内側が塗装されてしまうので注意です。
白い外装パーツ類はフラットホワイト98%+パープルヴァイオレット少々、ジャーマングレー少々(ガイアカラー)で塗装します。パープルやグレーはホントに少しずつ加えていかないとすぐにどす黒くなってしまうので少しずつ色味を見ながら加えていきます。全体的紫が主体のキットなので、白にも少しパープルを混ぜて調色しました。ここで使用した塗料は後で使用するので、ある程度予備を作っておきます。
頭部ヘルメットとV字アンテナ、胸部パーツはフラットホワイト(ガイアカラー)で塗装しておきます。
ドリルランスや脚部、刀の柄部分などのダークブラウンのパーツは、ジャーマングレー75%+ローズブライトレッド15%+フラットホワイト10%(ガイアカラー)で塗装しておきました。グレー系に赤系を混ぜることで程よいダークブラウンになりますね。
乾燥したら脚部と腰部アーマー類のマスキングを剥がしておきます。なかなかマスキング技量が試されるキットです。(膝裏のシャフト部分はまだマスキングを剥がさないでおきます。)
次に合わせ目を消して塗装しておいたショルダーアーマー内部パーツ(紫)を白い外装パーツではさみます。外装パーツも既に塗装してしまっていますが、これはあえて先に塗装しています。
何故先に白い外装パーツも塗装したかと言うと、内部の紫パーツと組み合わせたあとで、露出する円形部分の形状が複雑でマスキングしにくいからです。きれいにマスキングできない状態でライトグレーを吹きかけると当然、紫のところも白くなってしまうので、もっと簡単できれいに仕上げられる方法で塗装することにしました。(う~ん、説明が難しい^_^;意味がわかりますかね~。)
ではショルダーアーマーの合わせ目消し&塗装をしていきます。まずは内部パーツと白い外装パーツを組み合わせて、白いパーツをセメント(プラモデル用接着剤)で接着しておきます。
そして画像の様に、ショルダーアーマーの形状に沿ってマスキングをしておきます。マスキングしていない部分が、合わせ目を消した後で塗装する部分になります。合わせ目を消す前にマスキングしておくことで、塗装した紫パーツが傷つかずにすみます。マスキングしたら合わせ目を消しておきます。
ドリルランスも200mm砲やダインスレイヴ発射口を塗装するためマスキングしておきます。この部分は形状が複雑なのでマスキングがかなり難しいです。マスキングゾルを爪楊枝で少しずつ隙間に塗って隙間に埋めたりするときれいに仕上がるかと。
後ハメ加工して合わせ目を消しておいた腕部もマスキングしておきます。
ショルダーアーマーはマスキングして塗装しましたが、塗り分けたところも分からなくなっています。
では今回はここまでです。前回に引き続き、タフな製作工程でしたね。殆ど合わせ目消しとマスキングで疲れました_| ̄|◯ 正直どんだけマスキングさせんねん!って気分です^_^;
特にHGは組みやすさやコストパフォーマンスを重視してあるため、きれいに仕上げるためにはハードな製作・改修が必要です。ですがこういったタフなことを繰り返すことで製作レベルもアップしていくので、難易度の高い製作も楽しみながら組み上げていきたいですね。
ではこれでハードなマスキング&塗装は終了です。次回は比較的ラクな仕上げの製作工程をお届けします♪ 良いガンプラライフを~。ではでは~。
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2 件のコメントがあります。
ドル
on 2017年6月12日 at 00:40 -
私はキマリスヴィダールのモナカ構造の脚部に苦労していたので今回の記事は大変参考になりました!
これからも楽しみに拝見させていただきます
nori
on 2017年6月12日 at 02:07 -
コメントありがとうございます!
そう言っていただけると、頑張って製作、ブログ更新をしたかいがあるというものです♪
今後の製作のちからにもなりますしね(^^)
こちらこそ、今後共宜しくお願い致しますm(_ _)m