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制作① 改修その1 ⇒ 制作② 改修その2 ネオジム磁石を使った改修など ⇒ 制作③ 改修その3 脚部合わせ目消し、メタルパイプに変更など ⇒ 制作④ 改修その4 腹部動力パイプや武器センサー、マガジン弾頭など ⇒ 制作⑤ マイナスリベットの埋め込みと塗装ドット迷彩 ⇒ 制作⑥ ドット迷彩の続き ⇒ 制作⑦ スミ入れ、メタルパーツの塗装、マガジン弾頭仕上げなど ⇒ 制作⑧ 仕上げ、メタルパーツ埋め込み、ドライブラシなど
今回は、HG 1/144 シャア専用ザクII 赤い彗星Ver.のレビューをご紹介します!
HG シャア専用ザクII 赤い彗星Ver.は、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に登場するMS『シャア専用ザクII』の1/144スケールモデルキットです。2015年4月に発売されたHGシャア専用ザクⅡをベースに、新規パッケージと新たな武装でリニューアル。ドラムマガジン式とベルト給弾式の2丁のザクマシンガンに加え、MS用対艦ライフル、ファルメル隊仕様のマーキングシールが付属。2019年4月29日から放送の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』に合わせ、発売されたキットです。価格は1,944円(税込み)。
シャア専用ザクⅡ本体は2015年4月に発売されたHGシャア専用ザクⅡと全く同じ。オリジン版ザクのフォーマットとシャアの赤いパーソナルカラーでキット化されています。
成型色も全く同じで、淡めのレッドと濃いめのレッドのツートンカラー。主張し過ぎない色合いですが、劇中のように緑のザクⅡに交じると存在感を感じるカラーリングになっています。
使用しているポリキャップはPC-001。組み立て直後は強度も高めで、自立も安定しています。
MS用バズーカA2型、MS用対艦ライフル(ASR-78)、ベルト給弾式MS用マシンガン、ドラムマガジン式MS用マシンガン、給弾ベルト式マガジン、ヒート・ホーク2種(収納型・展開型)、バスーカ用マガジン☓2、ドラムマガジン、武器持ち手(右)、平手(左)、バズーカ用マウントパーツ、アクションベースマウントパーツが付属。武装類は同日発売のHGザクⅡC-6/R6型と同じ成型色です。
余剰パーツがいくつか付属。組み換えて形状を変えてみるのも面白そうです。
ファルメル隊のロゴが入ったマーキングシールが付属。右下にあるのがファルメル隊のマーキングですが、2015年に発売されたHGシャア専用ザクⅡにもファルメル隊のマーキングは入っています。モノアイやセンサーがホイルシールからマーキングシールに変更されています。
プレバンなどでも数多く発売されているHGオリジンフォーマットキットなので、各部を簡単に見ていきます。まずは頭部。シャア専用ザクⅡということで、指揮官機用のアンテナを装備しています。
下部のレバーを可動させることでモノアイが左右に可動します。
胸部。MS-06Sということで、両肩に30ミリ肩部バルカン砲が造形されています。
腹部からバックパックに伸びる動力パイプは1個パーツ構成で、折れ目が入っていて角度調整するようになっています。
腕部。右肩にはL字シールドを装備しています。内部フレームに、二の腕が筒型、前腕が左右挟み込みパーツの組み合わせ構造。左肩には前後挟み込みタイプのスパイクアーマーを装備。肘から分離しないので、合わせ目消しは後ハメ加工などが必要です。
脚部。オリジン版ザクらしいスマートかつバランスのとれた造形になっています。
大腿部、膝から下共に前後挟み込みタイプですが、大腿部は段落ちモールド化されています。膝から下は合わせ目あり。膝が分離しないので合わせ目消しは後ハメ加工などが必要。足裏もモールドが造形されています。つま先とかかとで分かれていますが、可動ギミックはありません。
バックパック(ランドセル)。数個パーツの比較的簡単な作りですが、合わせ目は側面でモールドっぽくなっています。コンパクトな角型。両側面には3.0mmの武器マウント穴が造形されています。
バーニアは1個パーツですが、内部など適度に造形されています。バックパック下部にはベルト給弾式MS用マシンガンのマガジンが装着可能になっています。
HG陸戦型ジム、HGシナンジュ・スタインと並べてみました。同じ世代なので陸ジムとは差がないですが、シナンジュ・スタインとは大人と子供くらいのサイズさがあります。同じ1/144サイズとは思えない差が。
2015年4月に発売のHGシャア専用ザクⅡ(画像右)と並べて。造形的には全く同じで、モノアイがホイルシールからマーキングシールに変更されているだけです。成型色も全く同じ。
HGザクⅡC-6/R6型、HGシャア専用ザクⅠと並べて。ザクⅠとはカラーリングは同じで、部分的な造形が異なります。C型、C-5型、C-6型、C-6/R6型など、細かな造形の違いは緑ザクⅡのほうが種類が多いかも。
HGオリジン版ザクフォーマットなので、各部可動域は以前レビューしたHGザクC型/C-5型と同じなのでそちらをご参考くださいm(_ _)m
MS用バズーカA2型。砲身部分は左右挟み込みタイプなので上下に合わせ目ができます。
フォアグリップ、センサー、グリップは可動式。センサーはシールでの色分けです。マガジンは脱着が可能で、予備マガジンと交換が可能です。マガジンはモナカ割で合わせ目ができます。
バズーカはマウントパーツを使ってバックパックにマウント可能です。
バズーカのマガジンはL字シールド2箇所にマウント可能です。
MS用対艦ライフル(ASR-78)。本体部分は左右挟み込みタイプで、上下に部分的に合わせ目ができます。
砲口も左右でパーツを組み合わせるので上下に合わせ目ができます。センサーはシールでの色分けです。
ベルト給弾式MS用マシンガン。マシンガン自体は左右挟み込みタイプの簡易的な作り。ベルトはグリップにマウント。
フォアグリップとセンサーは可動しますが、センサーの色分けはありません。
ベルト給弾式MS用マシンガンのマガジンはバックパック下部にマウント。
ドラムマガジン式MS用マシンガン。ベルト給弾式と同じで、左右挟み込みタイプで部分的に合わせ目ができます。
センサーやフォアグリップは可動式。センサーに色分けなどはありません。上部のドラムマガジンは脱着可能で予備と交換が可能。ドラムマガジンはリアアーマーにマウント可能です。
ヒート・ホーク。展開型と収納型が付属しています。収納型にはダボがあり、
サイドアーマーやリアアーマーにマウント可能です。
適当に武装して。リアアーマーのドラムマガジンは外れやすいので注意です。
対艦ライフルはロングサイズですが、腕が垂れたりすることなく保持が可能です。ハンドパーツの固定強度も高めなので、片手でもしっかりと保持してくれます。
バズーカもグリップの角度が変わるので構える姿など容易に可能です。ポージングの安定性は高いキットです。
ベルト給弾式MS用マシンガンも保持はラク。ですがベルトがある分、腕の可動が少し制限されたりすることもありますね。
ドラムマガジン式のMS用マシンガンは定番の装備なので、シンプルながらも一番様になっているような武器です。
ヒート・ホークもスルッと抜け落ちない程度に保持が可能です。
では数枚ほど画像をどうぞ。
以上です。全体的に2015年発売のシャアザクとほとんど変わらないのは残念ですが、可動やプロポーションなどは間違いない仕上がりのTHE ORIGINフォーマットで、その良さを再認識するようなキットになっていると思います。
武装類が大量に付属しているので、MS用バズーカA2型やMS用対艦ライフル(ASR-78)を使った迫力のあるポージングが演出できたり、定番のザクマシンガンを使った軽やかなポージングなども楽しめます。
ベルト給弾式MS用マシンガンやファルメル隊マーキングといった劇中を意識した仕様になっているので、テレビ放送のTHE ORIGINを楽しみながらフル装備仕様のシャア専用ザクⅡを堪能するのもいいですね。
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HG 1/144 MS-06S シャア専用ザクⅡ 赤い彗星Ver.
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制作① 改修その1 ⇒ 制作② 改修その2 ネオジム磁石を使った改修など ⇒ 制作③ 改修その3 脚部合わせ目消し、メタルパイプに変更など ⇒ 制作④ 改修その4 腹部動力パイプや武器センサー、マガジン弾頭など ⇒ 制作⑤ マイナスリベットの埋め込みと塗装ドット迷彩 ⇒ 制作⑥ ドット迷彩の続き ⇒ 制作⑦ スミ入れ、メタルパーツの塗装、マガジン弾頭仕上げなど ⇒ 制作⑧ 仕上げ、メタルパーツ埋め込み、ドライブラシなど
1件のコメントがあります。
RX-0好き
on 2020年6月7日 at 15:57 -
またHGで出たかー
でもこのモビルスーツはRGで発売されるといいなー