今回は、MG 1/100 LM312V04 Vガンダム Ver.Kaのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はVer.Ka定番の淡い清潔感のあるデザイン。英字フォントもオシャレです。前面にはヴィクトリーガンダム、背景にはトップファイターとボトムファイターが掲載されるという、Ver.Kaの変形機定番の配置で描かれています。このデザインは最新のVer.Kaキット(最新はMG FAZZ Ver.Ka)にも受け継がれていますが、初出しの時は新鮮だったでしょうね。
パッケージサイズは高さが一般的なHGの2倍弱。縦横も1cm程度大きめで、昔のMGやRE/100ブランドでよく見られる大きさです。
横絵はこのキットのメインである変形機構について掲載されています。搭載形態やVガンダムタイプのコアファイター、ヘキサタイプのコアファイターなどが掲載され、武装類については文字のみの掲載という・・・;
開封。
全部で6袋分のランナー。比較的きれいな角形ランナーが多いので取り扱いがラクです。包装も整っていて気分がいいですね♪
説明書はヴィクトリーガンダムのアップにぼかしのようなエフェクトが加えられたものになります。Ver.Ka特有のマーキングが追加されていますが、好みが分かれそうですね。
一通り説明書をどうぞ。
設計資料が掲載されるなど、細部までこだわって作られているのがよく分かります。CADのデザインを元に、各部にディテールを追加したり、修正したりしているみたいですね。
以上、説明書でした。もともと小型機で武装類も多くないため、そこまでのボリューム感はないようです。ただ、各部に変形ギミックがぎっしりと詰まっているので、それを構成するため細かなパーツ構成によって緻密な作業が必要になります。組み間違いのないよう、説明書に沿ってじっくりと組んでいく必要がありますね。
カラーガイドはオーソドックスなトリコロールカラー。ブルーはコバルトブルーとインディブルーの混合ですが、コバルトブルーを多めに調色したほうがヒロイックさが出ます。設定通り普通に塗装して仕上げる場合、細部までパーツ分けされているので、成型色ごとに塗装すればラクに仕上げられそうです。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑A1ランナー。クリアー、レッド、ダークグレー、イエローのイロプラランナーで、コア・ファイターやVガンダムとヘキサ用頭部パーツ、ソール部パーツなど。
↑B1ランナー。ブルー成型色で、コア・ファイターや胴体部パーツなど。
↑C1ランナー。ホワイト成型色で、頭部や胴体部、脚部外装パーツ類。
↑D1ランナー。ホワイト成型色で、コア・ファイターや腕部、脚部外装パーツ類。同じものが2枚あります。
↑E1グレー成型色で、頭部や胴体部、腕部や脚部、コアファイターなどの内部パーツ類。同じものが2枚あります。ABS樹脂素材。
↑Fランナー。グレー成型色で、胴体部や腕部、ハンドパーツなど。ABS樹脂素材です。
G、Hランナー。Gはダークグレー成型色で、ビームライフルやトップファイター、ボトムファイターディスプレイ用ジョイントパーツなど。Hランナー。クリアーピンク成型色で、ビームサーベル刃パーツです。
↑Iランナー、ビームシールドパーツ、ポリキャップ(PC-7)。Iはイエロー成型色の頭部V字パーツ。軟式素材で、干渉しても折れにくい素材になっています。(A1ランナーにも硬め素材のV字アンテナが付属しています。)
↑マーキングシール、ガンダムデカール、ホイルシールです。
以上です。Vガンダムはオープニングから変形ギミックが登場するので、キット化はその設定を元にすれば良いのかもしれません。ですがディテールや設定の細かいすり合わせ、組み合わせの微妙な調整などが必要だと思うので、それをガンプラに落とし込むのはなかなか大変な作業なんだと思います。
もちろんそれによる弊害や気になる箇所、取り扱いづらさは出るものの、これだけ変形機構を踏まえた高密度なガンプラが楽しめるのはスゴイこと。近年だとハイゼンスレイⅡなど、ある程度組み換え式にして強度を保つ構造もありますが、このような完全変形キットはその緻密な機構も合わせて楽しむことができるのでいいですね。
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