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1/1 ザクプラくんDXセット(ランナーVer.再現パーツ付き) レビュー

今回は、1/1 ザクプラくんDXセット(ランナーVer.再現パーツ付き)のレビューをご紹介します!

1/1 ザクプラくんDXセット(ランナーVer.再現パーツ付き)は、ザクプラくんの1/1スケールモデルキットです。ランナーパーツが付属し、ザクプラくんの通常Ver.とランナーVer.が選択式でディスプレイ可能。モノアイが左右に可動する他、お馴染みの装備であるヒート・ホーク、ザク・マシンガン、ザク・バズーカといった武装が付属するキットになっています。価格は1,100円(税込み)です。

ガンプラくんと時を同じくして現れたMS-06ザクⅡがモデルの未確認規格ランナーで、『機動戦士ガンダム』に登場した「MS-06ザクⅡ」のデザインを元に、2頭身にディフォルメされたキャラクター「ザクプラくん」が1/1サイズのプラモデルで登場。

2024年1月に発売された1/1 ザクプラくんをベースに、ザク特有のグリーンカラーを成形色で、DXセットとして、ランナーVer.再現用のランナーやジョイントパーツ各種が新規造形で再現されています。

成型色は頭部や四肢がライトグリーン、胴体部が濃い目のグリーンという定番ザクカラー。
その他、モノアイがピンク、胸部やソール部、武装類、台座がダークグレー成型色での再現となっています。

ホイルシールは付属せず。関節など各部を塗装する必要がありますが、素組みでも十分なくらいの色分けが再現されています。

2024年1月に発売された1/1 ザクプラくんや1/1 ガンプラくんDXセット(ランナーVer.再現パーツ付き)など、これまでに発売された同シリーズには「LIMEX(ライメックス)」という石灰石を使った新素材が使われていましたが、今回のザクプラくんDXセットは全てPS素材になっています。なので破損を気にすることなく、安心して塗装ができそうです。

タッチゲート仕様ではないので、ランナーからパーツを切り出す際はニッパーが必要です。組み立てに接着剤は必要ありません。

ポリキャップは不使用。関節はPSパーツによるボールジョイント接続です。
トップヘビーで脚底もかなり小さいため、安定性に欠けますが、バランスを取ってしっかりと接地させれば自立は可能です。
ですが転倒を防ぐためにも、台座を使ったほうが良さそうではありますね。

■付属品

専用台座(支柱付き)、ザク・バズーカ、ザク・マシンガン、ヒート・ホーク、ランナーVer.再現用のランナーとジョイントパーツが付属。

■各部形状

1/1 ザクプラくんの各部を見ていきます。

■頭部

頭部。1つ目モノアイや口元から側頭部、後部にかけて伸びる動力パイプが特徴的。
1stのザクらしい頭部形状がディフォルメでうまく再現されています。

メット部は上下の組み合わせで側面から後頭部にかけて真横に合わせ目ができます。

モノアイはピンク成形色パーツでの再現。一旦組み込むと外しにくいので仮組みする場合は注意が必要です。
裏面からピンバイスで開口し、パーツを押し出すのも一つの手かなと思います。

モノアイレールが別パーツ化されているため、左右に可動させることでモノアイを左右に振ることができます。
レバーなどの可動補助はありませんが、手でモノアイが動かせるので頭部を胴体から取り外したりする必要がないのでラクですね。

■胴体部

胴体部。こちらも厚みのある胸部から腰にかけてすぼまっていくディフォルメされたシルエットが特徴的。
胸部装甲や動力パイプなどはパーツできっちりと色分けされているのも良いですね。
胸元の装甲はグレーに、バックパックのアポジやスラスターノズルなどはダークグレーに塗り分けが必要です。

首、腕ともにボールジョイント接続となっています。凹側の受け口は造りが簡易的。

バックパックは簡単な1個パーツ構成の3ダボ接続仕様。

右腕部。簡単な1個パーツ構成ですが、肩のL字シールドや関節デザイン、ハンドパーツなども造りは悪くなく、不自然な感じはありません。肉抜き穴がないのもグッド。関節や握り手部分などはダークグレーに塗り分けが必要です。

左腕部。こちらも1個パーツ構成です。スパイクアーマーは内側こそ埋まっていますが、全体的に造りとしては悪くありません。
こちらも関節などは塗り分けが必要。

■脚部

脚部。かなり細身ですが、ザク脚部らしいシルエットや膝の動力パイプなどもきっちりと造形されています。
多少動力パイプ内側が埋まっていたりしますが、脚底もパーツで色分けされていますし、スカートアーマーらしさもうまく表現されていると思います。
膝装甲や関節部分はダークグレーに塗り分けが必要。

腰部とはボールジョイント接続で少し可動します。

脚底は簡単な2ダボ接続でダボ穴が見えますが、スラスターという解釈・・・・?

■他キットとの比較

2024年1月発売の1/1 ザクプラくん(画像右)と並べて比較。
2024年1月発売のザクプラくんは全体的に少しくすみのあるグリーンになっています。

また、素材に600mlペットボトル約2本分の生産に使用する茶殻が20%配合されているのと、石灰石が主原料のLIMEX(ライメックス)というものが使われているため、茶殻のような粒子が含まれています。
組んでからしばらく立ちますが、まだお茶の香りがします♪

1/1ガンプラくん(1/1 ガンプラくんDXセット(ランナーVer.再現パーツ付き))とも並べて。
並べるとCMのような仲の良さそうな?感じが垣間見えますね。

HGUCザクⅡと並べて。ザクプラくんのほうが少し成形色が濃いめ。
頭身にもかなり差があり、ザクプラくんのディフォルメ具合がいかに凄まじいかがよくわかります(笑)

■各部可動域

各部可動域は2024年1月発売の1/1ザクプラくんと同じ。
頭部はボールジョイントで適度に上下します。肩はボールジョイントで前後への展開が可能。
脚もボールジョイント接続で少し前後し、バタバタした表情をつけることができます。

腰は干渉なく360度回転可能。

可動域の詳細については以下のリンクから1/1ザクプラくんのレビューをご参考ください。

⇒1/1 ザクプラくん レビュー

■武装類

ザク・バズーカ。対艦用のロケットランチャーです。簡単な1個パーツ構成ですが、各部にモールドが造形されていますし、センサーも細い部分までしっかりと造形されていて造りが丁寧です。

流石に砲口と後部4又部分は開口されておらず埋まった状態。

ザク・マシンガン。120mm口径のMS用マシンガンです。ザクの主兵装。

こちらも1個パーツ構成ですが、砲身のモールドやドラムマガジン、センサーなどが細かく造形されています。

ヒート・ホーク。刀身を赤熱化して敵機の装甲を焼き切る斧状の武装になります。
こちらも簡単な1個パーツ構成ですが、刃などが細かく造形されていますし、このサイズだと動力パイプ内側もきっちりと開口されています。

1/1 ザクプラくんの武装類と並べて比較。
今回のDXセットは完全PS素材になっているため、武装類のモールドがきめ細かくメリハリが効いていて良いですね。

専用台座。底板は簡単なプレート状の1枚パーツ。支柱もクランク状ですが造りは簡易的です。

シンプルに股間部に支柱ダボを差し込んでディスプレイさせます。
脚底はしっかりと接地した状態になるので特に不自然な感じはありません。

■ポージング

武装類を使って簡単にポージング。

ザクバズーカやザクマシンガンは1軸のグリップをハンドパーツに差し込んで保持します。
強度が適度にあるので、クルッと反転したりすることなく構えることができます。

腕を上げるとバズーカが頭部と干渉するのは御愛嬌。
腕を上げる高さが制限されますが、頭でっかちなゆえの悩みですね(笑)

台座の支柱を差し込む股穴が3.0mm穴なので、スタンドやアクションベースの3.0mm軸を差し込めば浮かせてディスプレイさせることができます。

ただし股が狭いため、アクションベースなどのジョイントパーツだとどうしても股が開いてしまいます。
なので画像のように細身のジョイントを噛ませたほうが良さそうです。(画像はグッスマのTHE シンプルスタンド

胴体の2倍ほどのザク頭部が特徴的。このアンバランスさがなんとも可愛らしくて良いですね。

ヒートホークを装備して。こちらも柄の太さがちょうどよく、抜け落ちることなく保持することができます。
塗装すると厚みがまして保持がきつくなったり、擦れて塗料が剥がれる可能性があるので注意。

両手に武器を持たせてワチャワチャした攻撃ポーズを再現。
モノアイが左右し、腰もロールするので表情がつけやすいです。

ガンプラくんと組み合わせて。CMをイメージしてディスプレイさせても良いですし、武器を持たせてポカポカとユルい打撃戦闘をするシーンを再現して楽しんでも面白いと思います。

いずれにせよ、組み合わせることでコントのような可愛らしい楽しみ方ができるのが良いですね。

■ザクプラくんランナーVer.

ザクプラくんランナーVer.再現用のランナーパーツ。CMで見られたランナー状態のザクプラくんを再現することができます。

ランナーVer.再現用のパーツはB1ランナーとなっていますが、間違えて必要な箇所を切り落としてしまわないように注意です。
説明書をよく確認しながら切り離していきます。

続いてランナー状態のザクプラくんを再現していきます。まずはザクプラくんの各部を分解しておきます。

そして頭部や胴体部、四肢などをランナーパーツの各部に組み付けます。

上半分には頭部と腕部を配置。頭部はジョイントパーツを後頭部に噛ませてランナーパーツに組み付けます。
腕部は握り手穴をランナーパーツに組み付けます。

下半分には胴体部とバックパック、脚部、ヒートホークを組み付けます。
ランナーパーツのゲート部分がうまくパーツと接することで、組み立て前の状態が再現されているのが良いですね。

台座にはグリーンのスタンドパーツを組み付け、ザクマシンガンとザクバズーカを組み付けます。

そしてランナー状態のザクプラくんと組み合わせ、ランナーを立てた状態にします。
これでザクプラくんランナーVer.の完成となります。

底板が支えになってうまく自立できています。バランスもよく、この状態でディスプレイさせておいても可愛くて面白いですね。

ガンプラくんDXセットではランナータグがランナーパーツと一体でしたが、こちらは別パーツ化されていて組み立てるようになっています。ガンプラのように「MS-06F ZAKUⅡ」ときれいに印字されているのも良いですね。

ランナーVer.のガンプラくんと並べて比較。当然ザクプラくんとガンプラくんとは形状や装備が違うため、ランナーパーツの形状も違っています。ランナータグも「Z」と「G」で異なり、機体名のアルファベットになっているのが面白いです。

組み合わせてディスプレイすると今にも動き出しそうな感じがします(笑)

適当に何枚かどうぞ。

以上です。形状自体は以前発売されたザクプラくんと同じですが、こちらはPS素材で構成されているため、全体的にモールドがしっかりとしていてディテールが細かいです。
塗装に対応しているため、塗装してバリエーション機を量産するにも良いですね。
成形色も深みがあってよく、ザクの良さがしっかりと表現されていると思います。

気になる点は特にありません。

ランナーパーツが付属することで、ランナーVer.が再現できるのもディスプレイの幅が広がって良いですし、素材がPSで強度が増したことで、以前のザクプラくん、ガンプラくんのような脆さがなくなって取り扱いやすくなっています。

ガンプラくんと組み合わせることで、今にも動き出しそうな緩いワチャワチャ感を楽しむことができます。
2体だけでも揃えればかなり楽しめますが、その他のシャアザクくん、エアリアルなどもキット化を期待したいくらい、いろんな感性を刺激するキットになっているのが良いですね。

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