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1/1 ザクプラくん レビュー

今回は、1/1 ザクプラくんのレビューをご紹介します!

1/1 ザクプラくんは、ザクプラくんの1/1スケールモデルキットです。LIMEXや卵殻プラスチック素材の他、緑茶飲料の製造工程で排出される茶殻をアップサイクルして配合。ほのかにお茶の香りがするプラモデルになっています。ザク・バズーカやザク・マシンガン、ヒート・ホークといったお馴染みの武装も付属。価格は880円(税込み)。イベント「GUNDAM NEXT FUTURE」のオンライン限定の商品です。

ガンプラくんと時を同じくして現れたMS-06ザクⅡがモデルの未確認規格ランナーで、熱くなりすぎるガンプラくんを冷静にサポートするしっかり者なキャラクター『ザクプラくん』が1/1サイズのプラモデルとして登場。機動戦士ガンダムに登場した『MS-06ザクⅡ』のデザインを元に、2頭身にディフォルメされた可愛らしい容姿が再現されています。

成型色は頭部や四肢がライトグリーン、胴体部が濃い目のグリーンという定番ザクカラー。その他、胸部やソール部、武装類、台座はダークグレー成型色での再現となっています。ただしクリーンなライトグリーンというよりは、黒い塵のようなものが含まれているようでした。

ライトグリーン成型色のパーツには「お~いお茶 緑茶」600mlペットボトル約2本分の生産に使用する茶殻が20%配合されているとのことで、石油由来プラスチックの比率を抑えたエコプラ素材のガンプラになっています。

パーツの匂いを嗅ぐと確かにお茶のような香ばしい香りがします。心が癒やされるようないい香りなので、ザクプラくんを嗅ぐのがクセになってしまうかも(笑)ただし時間の経過とともに色や匂いが変化してしまうこともあるようです。

素材には上記の茶殻に加え、石灰石が主原料のLIMEX(ライメックス)を使用されているので、パーツを手で触るとザラついた感覚がありますね。

ランナーの一部は白く変色しているようでした。これは一部の新素材の特性上、粉が出たり、色ムラが発生する場合があるようで、カラーパーツの一部に石灰石由来の白い素材色が浮き出る場合があると説明書に記載されています。

説明書には素材が(K.PP)と記載されていて、PP素材は塗装には向いていないとのこと。以前、ガンプラくん(ペインティングモデル)(雑誌smartの付録)をG-3カラーに塗装しましたが、塗装したせいか、パーツが少し壊れやすくなっていました。

ザク・バズーカ、ザク・マシンガン、ヒート・ホーク、専用台座が付属。ホイルシールは付属しません。

頭部。2頭身ということでかなり巨大。ドーム状のメット部や大きな1つ目が印象的に造形されています。簡単なパーツ構成ながら、口元から左右に伸びる動力パイプも細かく造形。口にはスリットモールドも入っています。

モノアイレールは別パーツ化。モノアイもピンクパーツできっちりと色分けされていますが、一旦はめ込むと取り外しにくいので注意です。

モノアイはメット部を外さなくても、モノアイレールを左右に動かすだけで表情を変化させることができます。

胴体部。ザク特有の装甲や背広のような腰アーマー、バックパックなどが細かく造形されています。ディフォルメされているので寸胴体型ですが、胸部の方が大きく、マッシブな感じがありますね。バックパックは1個パーツ公正ながら、アポジやスラスターなども細かく造形されています。

バックパックは1ダボ接続。腹部動力パイプも別パーツで細かく色分けされています。

腰部は簡単1個パーツ構成。裏面はフラットでモールドなどはありません。脚部はボールジョイント接続で少しだけ可動します。

右腕部。簡単な1個パーツ構成ですが、肩のL字シールドもきっちりと造形されています。肘関節やハンドパーツは塗り分けたいところですが、塗装は推奨されていません。

左腕部。こちらは肩にスパイクアーマーが造形されています。

脚部もザク特有の丸みのある装甲が造形されています。動力パイプも簡単なモールドが造形。ソール部だけ丸みが強く、少し変わった雰囲気があります。

脚底は別パーツによって色分けされていますが、2ダボ固定なため、裏面にダボ穴がそのまま露出した状態になります。

HG陸戦型ジムと並べてサイズを比較。1/144サイズキットの半分くらいの大きさになります。小柄でコンパクトなので、デスクやモニターの側に飾っておいても邪魔にはならないと思います。

1/1ガンプラくんと並べて。どちらも2頭身でなんとも言えない可愛らしさがありますね。2体を並べるだけでゆるゆるな雰囲気になりますし、CMを見ているような、CMの様子をそのまま体現しているような感じになります。

HGUCザクⅡと並べて。プロポーションが全く異なりますが、バックパックなど細部の作りがしっかりとしていますし、小柄ながらもザクの特徴がうまく表現されていますね。

頭部は少し引き伸ばすことで首周りに余裕ができるため、ボールジョイントで広めに上下させることができます。左右へも干渉なくスムーズにスイング可能。

腕はボールジョイント接続ですが、少し左右に広げる程度。

前後へは幅広く展開させることができます。

腰は干渉なく360度回転可能。脚部は少しだけ前後させることができます。

左右への開脚も少し幅が取れる程度。

可動域の総括としては、可動箇所は少ないものの、頭部や腕部、腰部などは幅広く可動させることができます。脚部は可動が制限されるので、バタバタとした簡単なポーズを取らせるくらい。動く箇所をうまく使って動きを表現するようになりそうです。

ザク・バズーカ。対艦用のロケットランチャーになります。簡単な1個パーツ構成ですが、表面にはメカニカルなモールドが造形されていますし、センサーものっぺり感はなくリアルに造形されています。

ただし砲口や後部モールドは塞がれた状態です。

ザク・マシンガン。ザクの主兵装で、120mm口径のMS用マシンガンになります。こちらも1個パーツ構成ながら、砲身のモールドやドラムマガジン、センサーなどが細かく造形されています。

ヒート・ホーク。刀身を赤熱化する事で、敵機の装甲を焼き切るという斧状の武装になります。展開型のみが付属。こちらも簡単な1個パーツ構成ながら、動力パイプや刃などがリアルに造形されています。

台座。流用ではなく新規造形での再現ですが、ガンプラくんに付属しているものと形状は同じです。ダークグレー成型色での再現。

台座の支柱を股間部に差し込むこで、ザクプラくんをディスプレイさせることができます。

ザク・バズーカはハンドパーツにダボを差し込んで保持します。ダボを奥までしっかりと差し込むことでがっちりと保持させることができます。

射撃ポーズを取らせても特に頭部が干渉することはないですね。ただ、頭部が邪魔になるので腕を上まで上げることは出来ないようでした。

ザク・マシンガンもザク・バズーカと同様、ハンドパーツにダボを差し込んで保持します。

スタンドを使わない状態だと前後に倒れやすいため、ポーズを付けるのが難しいところがあります。台座を使った方が自由にポーズが取らせられるので良いですね。

ザクプラくんは全身がグリーンカラーなので、ガンプラくんにはないミリタリー感がありますし、渋い感じがあって格好良いです。

股間部が3.0mm穴なので、一応スタンドなどの3.0mm軸を差し込むことも可能です。ただし3.0mm軸は、上画像のように細身のものでないと、股が干渉してうまくディスプレイさせることができないので注意です。

あまり動きは付けられないですが、腕や脚の向きを少し変えることでバタバタした表情を付けることができます。ぎこちないですが、そのぶん可愛らしさは増しますね。

ヒート・ホークもグリップをハンドパーツに差し込んで保持します。ちょうど太い部分がうまく握らせられるので、スルッと移動したり向きが変わったりすることなくしっかりと保持させることができます。

うまくやれば、振り下ろすようなポーズも再現することができます。

ザクプラくんの特徴として、「実は量産型という自分勝手なコンプレックスを持っている」とのことですが、生意気そうなガンプラくんに比べると1つ目が優しそうな表情になっていますし、CMでも真面目そうな雰囲気があるので好感が持てますね。

真上から見ると頭部で胴体が隠れてしまいそうな勢い(笑)

もちろん両手に武器を持たせることもできます。

ランナーVer.再現パーツに組み付けたガンプラくんと。こんな感じで和気あいあいなシーンを再現しても良いですし、CMのようなワチャワチャした雰囲気を演出してみるのも良さそうですね。

適当に何枚かどうぞ。

せっかくガンプラくんとザクプラくんがキット化されているので、機動戦士ガンダムの第1話の名シーンっぽく再現してみました(笑)

以上、1/1 ザクプラくんのレビューでした。

続いて1/1 ザクプラくんのパッケージ・ランナーレビューです。

パケ絵は手前に素立ちのザクプラくんイラストが掲載。背景は実写のテーブルにガンプラくんとザクプラくん、ランナーが広げられた状態で、湯呑に注がれたお茶によって緩い感じがうまく表現されています。

HGのガンプラをイメージしたパッケージデザインなのも良いですね。

パッケージサイズは一般的なHGの1/4程度。HGBCなどのオプションセットと同じ大きさでした。

1/1ガンプラくんDXセットにはランナーVer.再現パーツが含まれているので、パッケージの大きさには差があります。ザクプラくんもCMではランナーにハマっているシーンがあったので、後にザクプラくんDXセットも発売されそうですね。

横絵は武装類の紹介と、素材である茶殻やLIMEXについて記載されています。

開封。

説明書は極小のA6サイズ。ほぼハガキ程度の大きさですが、四つ折りになっているので開くとA4サイズになります。

説明書。パーツ数が少なく組み立てが簡単なので、組み立て時間はわずか10分から15分程度で完成させることができました。通常のプラ素材に比べて破損し易いので、組立時は力を入れすぎないように注意します。

↑Aランナー。ライトグリーン、ダークグレー、ピンクのイロプラランナーで、頭部や腕部パーツ。

↑A2ランナー。ダークグレー、濃いめのグリーン、ライトグリーンのイロプラランナーで、胴体部や腹部動力パイプ、脚部、台座、ザク・バズーカ、ザク・マシンガン、ヒート・ホークといった武装類パーツ。

以上です。巨大な頭部、2頭身の胴体、ディフォルメされた容姿など、あらゆる面で可愛らしい雰囲気を醸し出していますし、造形物としても優秀。茶殻が含まれているため、ポーズを付けたりしているとお茶の香りが漂いますし、それによってリラックスできるのも、これまでのガンプラでは体験できない新鮮味があって良いですね。

気になる点はそんなにないですが、塗装に向いていないということで、細部を塗り分けられないというのはちょっと歯がゆいかも。素組みでも出来は良いですが、できれば肘膝やバックパックのバーニアなど、筆塗りなどで塗り分けられればよかったですね。水性塗料であれば可能かもしれませんが、茶殻を使っているため、水分を加えるとカビが発生する可能性もあるので・・・・;

ただ、それを差し引いてもディスプレイモデルとしては十分に楽しめますし、ガンプラくんと組み合わせれば、CMのような卓上で戯れるシーンも十分に再現することができます。2体を組み合わせて並べるだけで心が癒やされるので、目に付きやすいところに飾ってその可愛らしさや癒やしを堪能してみるのも良いのではないでしょうか。

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