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フィニッシャーズのレッド系塗料を比較してみました。

今回は、フィニッシャーズのレッド系塗料を比較してみましたのでご紹介します!

おなじみの比較検証シリーズです。今回はRGサザビーの外装に使おうと思っている塗料をチョイスするため、フィニッシャーズのレッド系塗料各種を比較してみましたのでご紹介していきます。

ちなみにフィニッシャーズ塗料は、筆塗り・エアブラシ吹きつけ用のラッカー系塗料です。小回りの効いた商品開発と他メーカーには無いカラーバリエーションが魅力とのこと。色味の違いは実際に購入してみないと分からないので、もしフィニッシャーズレッド系塗料でどれを使うか迷っているなら、以下の内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。

■■比較する塗料■■

比較検証するフィニッシャーズのレッド系塗料は以下の8種。

画像左からブライトレッド、ピュアレッド、リッチレッド、シルクレッド、

ディープレッド、ルミレッド、マイカレッド、ヨシムラレッドです。一応、マルーン以外のフィニッシャーズのレッド系塗料はすべて用意しました。(すべて・・・だよね;)パッケージイラストの色(デザイン)が違うものは、他のレッド塗料に比べて少し粘度が強めで、より食いつきが良くなっているようです。値段も少しお高め。

■■比較検証方法■■

検証方法はいつものように、100均で購入したプラスチックスプーンを使用します。ピンクとライトグレーのサフを吹いたスプーン(計2本)を用意し、それぞれにレッド塗料各種を吹いていきます。そして塗料の隠蔽力についても確認しておきます。

塗装は普通にエアブラシ塗装を行います。フィニッシャーズ塗料専用の薄め液を使って希釈(塗料1:薄め液2~3 程度)。

■■検証■■

まずはブライトレッド、ピュアレッド、リッチレッドです。それぞれ左が下地にピンクサフを吹いた上から塗装、右が下地にライトグレーサフを吹き、その上から塗装したものになります。(各画像はクリックすると大きい画像がご確認いただけます。)

ブライトレッド・・・『赤の基本となる色、一番明るい赤、蛍光は入っていませんが入っているように見えるほどの鮮やかさです』とのこと。派手というほどではないですが、爽やかさのあるレッド。下地による影響は少なからずあるみたいです。

ピュアレッド・・・『やや明るめの赤、ブライトレッドよりやや濃い赤』とのこと。ブライトレッドよりも若干ですが赤が濃いかなという印象。ですがブライトレッドに比べて隠蔽力はさらに弱いようです。

リッチレッド・・・『一番スタンダードな赤、ピュアレッドよりやや濃い赤』とのこと。見たところ若干暗めで品がある色合いですが、これが一番スタンダードなんですね。その名の通り、少し高級感を感じるレッドな感じ。

続いてシルクレッド、ディープレッド、ルミレッドです。

シルクレッド・・・『リッチレッドよりやや濃い赤』とのこと。フィニッシャーズウェブサイトのコメントなようですが、随分具体性に欠けるコメントで・・・;色的にはリッチレッドとほとんど変わらないかなという印象ですが、品が良い赤で少し濃いめというところでしょうか。

ディープレッド・・・『一番濃い赤、アルファロメオの赤としては一番ピッタリです、深みのある落ちついた赤』とのこと。レッド塗料各種の中で一番深みのある赤になります。

ルミレッド・・・・『フェラーリ社で使用されているのとほぼ同じワンコートの蛍光レッド、今までより隠ぺい力もありクイツキも良いです。クリアーコートしてもニジミも少なく、退色も少なく扱いやすい塗料です』とのこと。とても明るく、鮮やかなレッドになります。ここから型番が大きくなり、前述した塗料よりも隠蔽力が高くなっています。どうしても多少は下地の影響を受けますが、下地塗装をしなくてもある程度は色がのってくれるようです。

最後にマイカレッド、ヨシムラレッドです。

マイカレッド・・・『フェラーリ 2007中、後期のメタリックレッド』とのこと。画像ではわかりにくいですが、若干くすみのあるようなレッドです。一味違った色合いを表現したいなら、良い塗料かも。こちらも隠蔽力は比較的高めです。

ヨシムラレッド・・・『ブライトレッドより明るくルミレッドより濃い、蛍光が入っていない鮮やかな赤です。ヨシムラ・スズキ ファクトリーより実車カウルをお借りして忠実に再現しました。クリアーコートの場合溶け出したり、ニジミが出る場合があります』とのこと。全体的に明るめなレッド塗料。

すべて並べての比較です。下地にピンクサフを吹いて塗装したレッド塗料各種の比較。若干色味が違う感じですが、思ったよりも差がない印象でした。正直どれも同じな気がしますが、カーモデルなどの広範囲なボディに塗装するとまた違って見えるかもしれません。

続いて下地にライトグレーサフを吹いてから塗装したものを比較。下地を踏まえて色味を調整するのは難しいと思いますが、下地に濃い色を使うと全体的に深みのあるレッドになることがわかります。そしてレッド塗料において、下地にピンクサフを使う必要性もわかりますね。

最後につや消し(Mr.スーパースムースクリアー)を吹いたものも比較して。

以上です。主にカーモデルの外装用塗料として使われることが多いフィニッシャーズレッドですが、RGサザビーなどのガンプラに使ってもぜんぜん良さそうです。サザビーの外装は一応3色くらいに分けようと思っているので、ルミレッドやディープレッドなどを使ってみるのもいいかなと思いました。ただ、あまり色味の差がない感じなので、下地によって色分けするのも考慮しつつ・・・。

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3 件のコメントがあります。

  1. 手袋

    on 2020年1月5日 at 21:25 - 返信

    私は今までガンプラを沢山作って来たけど
    塗装というところまではしていませんでした。
    レビューを見て塗装をしてみようと思いました。
    ⇒塗装の道具とかは結構揃えないといけませんか?
    結構お金はかかりますか?

    • nori

      on 2020年1月6日 at 01:14 - 返信

      コメントありがとうございます!
      レビューをご参考いただき感謝ですm(_ _)m
      塗装の道具に関しては値段がピンからキリまであるので、安く済ませることもできますよ。
      筆塗りだと筆と塗料、あとはつや消しスプレーなど安価なものを揃えるだけでもできますし、エアブラシを使ってレベルの高い塗装をすることもできます。エアブラシの場合も簡単なものだとクリップやクリップ用のベース、塗料、薄め液、ツールクリーナー、つや消しスプレーくらいかな?
      エアブラシも安いものや高いものがありますが、高いものが必ずしも良いとかうまく使えるとは限らないので、安価なものから少しずつ慣れていけば良いのではないでしょうか。(高いコンプレッサーを使う場合は塗装ブースも必要かと。)
      やっぱり楽しみながら制作や塗装できるのが一番ですね!

  2. 手袋

    on 2020年1月6日 at 19:17 - 返信

    教えくださり感謝しています
    ありがとうございます!!
    これからも頑張ってください!

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