今回は、ハロプラ ハロローダーのレビューをご紹介します!
ハロプラ ハロローダーは、『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』2nd seasonより、ハロが搭乗できる作業用マシン『ハロローダー』のプラモデルです。作業マシンらしい重機的なオレンジカラーを成型色で再現。アーム部分が上下に可動し、さまざまなポージングが可能なキットになっています。ハロは新規のカラーリングで口が開くギミック付き。価格は各1,320円(税込み)。
重機のようなスタイルの運搬用作業マシン『ハロローダー』がキット化。特徴的な形状のローダーに、2020年3月に発売されたハロプラハロ(新バージョン)タイプのハロが搭乗したキットです。
成型色はローダー本体がオレンジとグレーという重機っぽいカラーリング。ハロはダークブルーやホワイトで特徴的に色分けされています。シールで補う箇所はなく、塗装もほぼ必要ないキットになっています。
ポリキャップは不使用。全てパーツによる構成です。関節などはボールジョイント接続で柔軟に可動。腕部が前方に突出していますが、ブルドーザーのような脚部形状で接地範囲が広いため自立は安定しています。
ハロプラハロに付属している台座や支柱パーツ、手脚パーツに加え、アクションベースにディスプレイ可能なマウントパーツなどが付属しています。
ハロは脱着可能。内部は軸パーツ固定です。
ハロ本体。これまでのハロプラハロでは見られなかった特徴的なカラーリングになっています。台座パーツを使ってディスプレイさせることが可能。
耳が展開可能で、ハロプラハロ(新バージョン)の特徴である口を開くギミックが再現されています。口内部は、ライトブルー成型色で、上部にモニター、下部にキーボード型のモールドが造形。3.0mmジョイント穴も2箇所開口されています。
手脚は展開が可能。耳と足の色が違っているので、手脚を出したスタイルだと他のハロとは違った可愛らしさが出ますし、カラーバランスもいい感じがします。
台座裏には手脚パーツが収納可能。
ハロの下部にあるダボ穴をパーツで塞ぎ、そのまま台座に乗せてディスプレイさせることも可能です。ハンドパーツも耳内部にマウント可能。(ハンドパーツを取り付けると、耳を完全に閉じることはできなくなります。)
ハロプラハロ(新バージョン)の詳細については、以下のリンクからハロプラ ハロ ベーシックグリーン(新バージョン)のレビューをご参考くださいm(_ _)m
⇒ハロプラ ハロ ベーシックグリーン(新バージョン) レビュー
ハロローダー本体。四肢はありますが、全体的に重機感の強い作りになっています。
胴体部。作り自体は簡易的ですが、適度にモールドが入るなどメカニカルな作りになっています。腰部中央には3.0mmハードポイントが造形されています。
腕部(アーム部分)。複数のパーツ構成で細かく造形されています。オレンジ、グレー部分共に左右挟み込みタイプですが、合わせ目はモールド化されています。グレーのアーム基部は側面に、アーム部分は上下に3.0mmジョイント穴が造形されています。
肩は前後にスライドが可能。
付け根も回転可動し、腕を上げたりすることができます。付け根はやや抜けやすく、腕を上げるとスライドが下がりやすいので注意です。
アームの基部は左右に可動。基部を可動させるとオレンジ腕部の合わせ目が見えるようになります。
基部は回転させることもできます。
アーム(クロー)は内側のレバーを下げることで上下に展開が可能。レバーは無理に動かすと破損する場合があるので、付け根を押さえつつゆっくりと慎重に動かします。
アーム(クロー)の内側は肉抜き穴のようにスリットが造形されています。
腕部は肩の付け根から角度変更が可動。
肩も回転可動しますし、少し引き出すことも可能です。
腕部を下げておけば、ショルダーアーマーも可動するなど、可動箇所は豊富。
腰はボールジョイント接続により、上半身を広く上下可動させることができます。もちろん回転も可能(360度)。
裏面も裏打ちパーツが造形され、接地面が球状になっていて特殊。かかとの部分は内側に可動します。
脚部の付け根もボールジョイント接続なので、脚部をある程度内外に向けることが可能です。
回転させれば表現力のあるポーズが再現可能に。
背部には5箇所のハードポイントが造形されています。ハードポイントを使うことで、様々なユニットが装備可能。カスタマイズ性の高い作りになっています。
HGBD HWS&SVカスタムウェポンセットを取り付けて重戦車っぽく。背中のハードポイントが緩かったので、ティッシュを挟んで簡易的に固定強度を高めています。物によっては接続が不安定なものがありそうですね。
腕はかなり柔軟なポーズが演出可能。重機というよりもモビルスーツなどに近い動きが再現できるようですね。
ハロの口を開くとより人形らしい感じになります。アームは軽量の武装なら保持が可能。ジオニックソードなどは重量があり、保持するとスルッと抜け落ちてしまいました。
裏面にアクションベースジョイントパーツを取り付けることで、浮かせてのディスプレイも可能です。
ただ、ジョイントパーツがやや外れやすいので、ハロローダーの角度によっては重量で外れて落下する場合もありそうです。
プトレマイオスアームズと組み合わせて戦艦っぽく!?
内部のグレー基部パーツの向きを変えて組み替えれば、これまで発売されたハロプラハロ組み込むことができます。腕をつけた状態でも組み込みが可能。
他のハロプラハロシリーズ(ハロプラボールハロ、ハロプラモビルハロ)と並べて。パッケージは大きいですが、キット自体はそこまで大きくはないですね。
HGキット(HGガンダムバルバトスルプスレクス)と並べて。
プチッガイなどを搭乗させたい場合、脚が邪魔になってうまく乗せられないので、脚を外してからのせるようになりそうです。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。ハロを使ったユニットで可愛らしさがありますし、作業マシンとしての面白さも感じられるキットになっていると思います。ですがそれだけでなく、腕がかなり柔軟に可動するので人型のような動きもできるのはちょっと驚きでした。
気になる点としては、アーム(クロー)の展開が難しい場合があるので、無理やり動かして破損してしまうのは避けたいところです。あと、もう少し挟める強度が高いと、どんな武器でも保持できて頼もしかったでしょうね。
ハードポイントが各部にあってカスタマイズ性も高いですし、構造も肉抜き穴などがそんなにない、いい作りになっています。汚しなどを加えつつ、泥臭い重機としての感じを出してみるのも、味が出たりして見栄えが良くなるかもですね。
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