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オプションパーツセット ガンプラ 01 (エールストライカー) レビュー

今回は、オプションパーツセット ガンプラ 01 (エールストライカー)のレビューをご紹介します!

オプションパーツセット ガンプラ 01 (エールストライカー)は、ENTRY GRADEストライクガンダム(別売り)と組み合わせることでエールストライクガンダムが再現可能なオプションパーツセットです。完全新規造形のエールストライカーの他、バズーカやグランドスラム、90mm対空散弾銃といった豊富な武装が付属するキットになっています。価格は1,210円(税込み)です。

付属品はエールストライカー、バズーカ、グランドスラム、90mm対空散弾銃、ビームサーベル刃✕2、エールストライカー用ジョイントパーツ3種。グレー成型色パーツにはKPSが使用されています。ABS、ポリキャップは不使用。

一般的なENTRY GRADEは組み立てに工具類は不要ですが、このキット(主にエールストライカー)の組み立てにはニッパーが必要です。バズーカとグランドスラムの組み立てにニッパーは不要。ランナーからパーツを手で切り離すことができます。接着剤は不要。

オプションパーツセット ガンプラ02 (ランチャーストライカー&ソードストライカー)(別売り)と組み合わせるためのパーツ(マルチプルアサルトストライカーパック用の基部パーツと尾翼パーツ、バッテリーパックが付属。

付属品各種を一通り見ていきます。

■エールストライカー

エールストライカー。最初期に開発された兵装の1つで、ラジエータープレート兼用の大型可変翼と4基の高出力スラスターを持つ高機動戦闘用ストライカーパックになります。(wikipedia参照

左右のウイングや高出力スラスターといった各部がパーツで細かく色分けされているため、塗装はほぼ必要ありません。各部とも組み合わせ強度が高いのでしっかりと形状を維持してくれます。

エールストライカー基部は上下の組み合わせ。なので側面に合わせ目ができます。

手前の赤いダクト部分はパーツによる色分けを再現。側面のサーベルホルダーは1軸接続で前後にスイングさせることができます。BJ接続のHGCEのエールストライカーに比べて可動は制限されますが、経年でもヘタれは少なそうですね。

後部のスラスターは赤いスリットフィンと共に、内部にはメカニカルなモールドがデザインされています。

ウイングは黒と赤のウイングパーツ、基部パーツの3パーツ構成。HGCEよりも厚みがあって強度がしっかりとしています。

ウイング基部はヒンジ接続。ですが基部が角型で適度な強度があります。経年でどのくらいヘタれるかは未知数。

上下に広くスイングさせることができます。

白い基部パーツは簡単な左右の組み合わせ。なので上下に合わせ目ができます。

白い基部の内側はジョイントパーツを組み付けるため、空洞になっています。この部分にマルチプルアサルトストライカーなどのジョイントを組み付けたりします。ジョイントパーツを組み替えることで2ダボにも対応。

高出力スラスターも丁寧な作り。モールドは少ないですが、左右のイエローダクトや後部スタビライザーなどもきっちりと造形されています。

黒い装甲部分は左右の組み合わせで上下に合わせ目ができます。赤いスタビライザーを挟む構造なので、合わせ目を消す場合は後ハメなどの加工が必要。

こちらのスラスター口も赤いパーツによるフレーム枠や内部の丸型モールドなどが細かく造形されているのでチープな感じは全くありません。

HGCEのエールストライカーと並べて。デザイン的にもそんなに差はないかなという印象。ですがウイングがパーツできっちりと色分けされているのと、ウイングに適度な厚みがあります。黒成形色もマットな質感になっているのが良いですね。ちなみにHGCEのウイングはシールでの色分けです。

ENTRY GRADEストライクガンダムに装備して。これ用に作られているので組み合わせても全く違和感はないですね。格好良く仕上がっています。

HGCEエールストライクガンダムと並べて。もはや並べても違いが殆どわかりません。プロポーション、色分け、ディテールどれもよく似ています。違っているのは関節の可動(域)とかかと、エールストライカーのウイング部分くらい。

エールストライカーを装備して。かなり見栄えがします。成形色に落ち着きがありますし、むしろHGCEよりもよく見えますね。

もちろんカラバリであるENTRY GRADEストライクガンダム(ディアクティブモード)ENTRY GRADEストライクルージュに装備することもできます。組み合わせてもカラーリングで不自然な感じはないですね。

背部の規格が同じなので、HGCEストライクガンダムに装備することも可能。正直ENTRY GRADEよりもHGCEの方が取り扱いやすく、ポーズを取らせるのがラクでした。ENTRY GRADEは関節が外れたり、経年で緩くなったりするのでその点は注意です。

ストライカーパックが装備できるキットであればどれでも組み合わせられるので、HGCEダークダガーやHGCEウィンダムなども装備可能です。

2ダボ接続のジョイントが付属するので、HGUC陸戦型ジムなどの宇宙世紀シリーズやHG水星の魔女シリーズのキットにも装備させることができます。何気にこれまで2ダボのジョイントがなかった気がするので、装備できるのは割と新鮮な気も。

ENTRY GRADE RX-78-2ガンダムに装備して。悪くはないですが、やっぱり何か違う・・・・;

どちらかというとHG水星の魔女シリーズのほうが合うかもですね。

ビームサーベル刃が2本付属。長さは一般的なHGと同じですが、少し太く存在感のあるものが付属していて適度な強度があります。曲げるなどして表情をつけることはできませんが、強度が高いので取り扱いであまり気を使う必要がないのは良いですね。

このキットのオリジナルギミックとして、エールストライカーの上部を取り外し、付属のジョイントパーツを組み付けることで、グライダーウイングのように背部に組付けることができます。

エールストライカーとは違った角度で装着できるので見え方も違ってきますし、簡易的なフライトユニットとしても色々と使えそうですね。

■バズーカ(ストライクバズーカ)

バズーカ(ストライクバズーカ)。地球低軌道域で合流した第8艦隊より供給された対MS用バズーカになります。近未来的でメカニカルなバズーカで、後部には4基の弾倉を装備。EG ストライクガンダム ソリッドクリアアナザー バズーカ装備ver. に付属しているものと同じです。

砲身部分は簡単な左右の組み合わせで上下に合わせ目ができます。細かい起伏があるので合わせ目消しは少し手間そうですが、一部モールドを避けるように合わせ目が入っているので少しは配慮されているようですね。

フォアグリップは90度ほど角度変更が可能。グリップのモールドが細かいです。

グリップも前後にスイングさせることができます。

後部の弾倉は左右のものだけ脱着が可能。

砲口はガッツリ開口されています。砲口近くの内側にダボ接続部分がないため、合わせ目が少し開きやすいのは難点かも。

バズーカを装備して。長さと太さがあるため、構えるとかなりの迫力が出ます。見た目によらず軽量なので、経年でヘタれたHGCEウィンダム(ネオ・ロアノーク専用機)でも腕が垂れることなく保持できています。

後部が太いので肩周りが少し干渉しがちですが、グリップが前後に可動するのでそれほど不自由な感じでもなかったです。グリップをハンドパーツに差し込むだけで保持できるので保持に無駄がなくて良いですね。

グリップ、フォアグリップ共に可動するので、両手持ちもラクに再現することができました。肩関節があまり広く可動しないキットでもそんなに難しくはないかなと思います。

やはりストライクに持たせるのが一番しっくり来るかもしれないですね。

■MMI-M1001 90mm対空散弾銃

MMI-M1001 90mm対空散弾銃。本来はディンの武装ですが、劇中で撃墜されたディンから拾うように入手し、使用していました。簡単なモナカ割ですが、表面にはかなりしっかりとしたモールドが入っていて緻密。各部を塗り分けたりするとかなり映えそうです。

簡単な左右の組み合わせなので上下に合わせ目ができます。

90mm対空散弾銃はハンドパーツ穴にグリップを差し込むだけで保持が可能。手甲パーツをバラすことなく簡単に武器チェンジが行えます。

軽装なので取り扱いもラク。モールドがかなり細かいですし、エッジも立っていて出来が良いです。文句の付けようがないですね。この武装を持つHGCEディンのキット化も期待したいところです。

■グランドスラム

XM404『グランドスラム』。PGストライクガンダムのボーナスパーツとして設定された大型の実体剣になります。こちらはびっくら?たまご ENTRY GRADE ストライクガンダム(グランドスラム装備) & miniガンプラ モビルグーン(ブラウン)に付属しているものと同じ。

刃の部分はナイフのようなシャープな剣先と、裾の刺々しい切り口が特徴的。

グリップ周りも六角型の基部が特徴的に造形されています。基部は左右の組み合わせで上部に合わせ目ができます。

刀身部分は折りたたみが可能。携行する場合もラクに保持することができます。

グランドスラムはグリップをハンドパーツに差し込んで保持しますが、グリップが若干細身なため、クルッと回転しやすいです。なのでうまく持たせたい場合は少し詰め物をしたりすると良さそうです。

柄が長いので、両手持ちしても余裕があります。

■マルチプルアサルトストライカー用パーツ

マルチプルアサルトストライカー用の基部パーツは1ダボや2ダボのジョイントパーツが組み付け可能。どちらの規格のキットにも対応するようになっています。

そしてエールストライカーに基部パーツ、バッテリーパック、尾翼パーツを組み付けることで、マルチプルアサルトストライカーの半分ほどが再現可能。これにオプションパーツセット ガンプラ02 (ランチャーストライカー&ソードストライカー)(別売り)のアグニや対艦刀を組み合わせることでマルチプルアサルトストライカーを再現することができます。

ちなみにHGパーフェクトストライクガンダム(別売り)(HG SEED)に付属のアグニは組み付けられましたが、対艦刀は穴の大きさが異なるため、無改造で組み付けることはできないようでした。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。エールストライカーはHGCE以上の完成度があって良いですね。ウイングはパーツできっちりと色分けされていますし、スラスター内部のディテールも良いです。サクッとマルチプルアサルトストライカーへの組み換えができる点もHGCEにはない要素。オプションセットガンプラ02との組み合わせが楽しみです。

気になる点はそんなにないですが、バズーカ、グランドスラム共に流用で新鮮味が薄いのと、グランドスラムの柄が細く、クルッと反転しやすいので注意です。

太めのビームサーベルが付属するなど細かい箇所にも配慮がされていますし、なんと言ってもエールストライカーのストライクガンダムとの組み合わせはバツグン。格好良すぎます。武装類も豊富に付属し、軽装で物足りなかったENTRY GRADEストライクガンダムが、このキットによって一気に華やかになる、バリエーションに富んだオプションアイテムになっているのが良いですね。

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3 件のコメントがあります。

  1. quarl

    on 2024年5月27日 at 07:46 - 返信

    シュベルトゲベールのブレードと言われているパーツはパーフェクト時にエールストライカーのセンターブロックの先端に取り付けるフィンですよ。
    HGCEの頃からテコ入れジョイントはあったけど実現していなかった部分で、今回のパーツにもちゃんと開いているので、一度付けて見てください。

    • nori

      on 2024年5月29日 at 19:07 - 返信

      コメントありがとうございます!
      ご指摘感謝ですm(_ _)m
      ちょっと形状が違うなと思いつつ・・・;
      記事の文章、画像などを修正しておきました;

  2. quarl

    on 2024年5月29日 at 21:01 - 返信

    確かに微妙ですよね、形状。
    実際比べてみると、HG無印の方が格好良いです。
    多分流用はきくので、バッテリー切り飛ばして今回のパーツに交換もありかと。
    来月のセット2での比較レビュー、期待してます。

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