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HGUC ゴッグ レビュー

今回は、2000年3月に発売されたHGUC 1/144 MSM-03 ゴッグのレビューをご紹介します!

HGUC ゴッグは、『機動戦士ガンダム』に登場するMS『ゴッグ』の1/144スケールモデルキットです。水陸両用MSの特徴的な機体形状を再現。腕の多関節機構により、劇中で見せた様々なアクションポーズが再現可能なキットになっています。腕パーツの差し替えにより、水中巡航形態も再現可能。価格は880円(税込み)です。

連邦軍ベルファスト基地を襲撃し、RX-78-2ガンダム他と戦闘を繰り広げたジオン公国軍水陸両用MS『ゴッグ』がHGUCでキット化。ずんぐりとした肉厚な胴体部や鋭いクロー、多関節構造を持つ腕部など、特徴的な機体形状が再現されています。※機体名称は本来『ゴッグ』ではなく『ゴック』であったとのこと。現在ではどちらも通用するようです。

成型色はブラウンとカーキがベースで、膝やソールにネイビーブルー、背部バックパックや膝関節にグレー、腹部メガ粒子砲にレッドを配色。量産機らしい地味なカラーリングになっています。

シールは頭部モノアイスリットとモノアイを補うのみ。メガ粒子砲の中心部など一部を塗装で補う必要があります。

大部分はPSで構成されていますが、アイアン・ネイル(爪)や多関節腕部の内部ボールジョイントパーツなど強度が必要な箇所にはABSが使用されています。

ポリキャップはPC-123をすべて使用し、関節各部に組み込むようになっています。やや肩関節が固く、膝の関節強度が弱いですが、特別負荷のかかる装備もないので自立は安定しています。

頭部はドムのようなジオン系機らしい3股モノアイスリットが造形。

2個パーツ構成の簡易的な作りで合わせ目はありません。頭頂部には簡易的ながらフリージーヤード発射口が造形されています。発射口や側面のモールドは黒く塗り分けが必要。フリージーヤード・・・頭頂部のマルチプルランチャーから発射されるゲル状の物質(カプセルに収納)。機体を覆うことで、機雷や爆雷を無効化できる。

モノアイスリットは黒いシールを貼っての色分けです。

黒いシール上のお好みの位置にモノアイシールを貼ることで、モノアイの動きを表現することができます。

胸部はモールドもなく簡易的な作りですが、腹部にはコックピットハッチや魚雷発射装置、キアM-23型メガ粒子砲が造形されています。キアM-23型メガ粒子砲は赤いパーツでの色分けですが、中心を白く塗り分けが必要です。左右の魚雷発射装置は内部をグレーに塗り分けが必要。

内部は特殊な構造。肩関節パーツはポリキャップ接続ですが、胸部パーツで挟み込むので可動しないようになっています。

腰部も簡易的な作り。腰アーマーなどはありません。胸部、腰部ともに前後の組み合わせで側面に合わせ目ができます。

股間部はボールジョイント軸とポリキャップでの接続。強度はありますが、無理に動かして折ってしまうのは避けたいところです。股間部には3基のスラスターが造形されています。スラスター内部は赤く塗り分けが必要。

腕部。水陸両用機特有の多関節構造で造形されています。ハンドパーツにはアイアンネイルを装備。ショルダーアーマーは1個パーツ構成の簡易的な作りです。

多関節は筒型パーツの組み合わせで合わせ目はありません。

アイアンネイルを持つハンドパーツは前後の組み合わせで側面に合わせ目ができます。アイアンネイル(爪)は付け根がボールジョイント接続で適度に可動。

多関節腕部はボールジョイント接続で柔軟に可動します。手首は軸とポリキャップ接続。

手首は適度に上下スイングが可能です。

脚部。重厚感ある肉厚な装甲が再現されています。膝下側面に僅かに◯モールドが造形されています。

大腿部は左右の組み合わせですが、前後の合わせ目は段落ちモールド化。膝から下は左右の組み合わせで前後に合わせ目ができます。膝から分離するので、合わせ目を消すのはラクかと。足首のスリットモールドが造形された部分は黒く塗り分ける必要があります。

ソール部は1個パーツにボールジョイント軸を組み合わせるだけの簡易的な構造。足裏はスクリューや細かいモールドが造形されています。フチには肉抜き穴があります。

ポリキャップ接続の簡易的な作り。脚部内部も空洞です。

バックパック。こちらも特におしゃれなモールドもなく、簡易的でシンプルなデザインになっています。

下部バーニアにはスリットモールドが造形。上部の2山は別パーツ化されています。

バックパックは2ラインダボ接続。固定強度はまずまずです。バックパック内側は簡易的。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べてサイズを比較。陸ジムと同じくらいの大きさです。ゴッグの頭頂高は18.3mや17.8mなど。

HGUC(021)RX-78-2ガンダム(塗装済み、元はエコプラ)とHGUC RX-78-2ガンダム(REVIVE)と並べて。HGUCゴッグがHG初期のキット(008)なので、デザイン的にも021のガンダムと合わせたほうが良さそうではありますね。

手持ちの水陸両用機として、HGUCアッガイと並べて。アッガイ(078)はだいぶ後にキット化されたということもあって、造形やプロポーションもしっかりとしていますし、内部フレームが造形されているため手で掴むと重量感があります。

頭部を上下に可動させることは出来ないようです。左右へは45度程度までスイングが可能。

腕は水平まで上げることはできません。肘はなく、多関節機構によって45度程度まで反らすことができます。

肩の前後スイングはありません。

腰がポリキャップ接続なので、上半身を少し前後にスイングさせることができます。

腰は少し引き抜くことで360度回転させることができます。アクションベースやスタンドにディスプレイできるようにはなっていませんが、股間部にコの字パーツを組み込めばディスプレイできそうです。

腰アーマーはありませんが、大腿部と腰部が干渉するので前後開脚はあまり広くは展開出来ないようです。膝関節の強度が弱く、膝から下が垂れやすいので注意が必要。

肉厚な装甲が干渉するため、膝も少し曲がる程度。膝装甲裏も作りは簡易的です。

足首も前後左右とも広くはないですが、内側に少し広めに可動するため、接地は安定するようになっています。

左右への開脚はハの字程度まで。

内股、ガニ股も共に45度程度とわずかです。

立膝もきれいな姿勢での再現は無理なようでした。

可動域の総括としては、古いキットで構造が簡易的なのと、肉厚な装甲で干渉しやすいため、可動域は他のキットと比べてもかなり狭め。なので躍動感あるポーズを取るのは難しいところがありますね。ですが大きく見えるキットなので、その分重量感ある演出をしたり、多関節構造の腕部で柔らかい動きを表現するなどして楽しめそうです。

関節がよく動くわけではないですが、腕部アイアン・ネイルに存在感があるため、攻撃的なポーズに表情が付くのがいいですね。

コの字パーツはうまく股間部にはまり込むので、キットが傾いたりすることは殆どなかったです。水中を航行するようなシーンも問題なく再現することができました。

水中巡航形態への変形は、肩から腕部を取り外し、ハンドパーツのみをショルダーアーマーに組み付けます。そしてアイアンネイル(爪)を内側に折りたたむだけです。

水中巡航形態。腕を内部に格納しただけの簡易的な形態ですが、独特でなんとなく愛嬌を感じますね;

水中を高速移動するようなシーンを再現。個体差かもですが、膝関節が弱く、キットを傾けると垂れやすかったです。弱いようなら膝関節を強度アップしておいたほうが、安心してポージングを楽しむことができるかと。

ENTRY GRADEのRX-78-2ガンダムフルウェポンセットとも組み合わせてみました。フルウェポンセットはアニメカラーになっていますし、造形的にもこれと組み合わせるのが一番いいかもですね。

適当に何枚かどうぞ。

2021年12月に発売されたENTRY GRADEのRX-78-2ガンダムフルウェポンセットにはガンダムハンマーが付属しているので、劇中シーンの再現もしやすそうです。

以上です。20年以上前のキットで作りもやや簡易的ではありますが、独特のシルエットでインパクトがあり、個性的なポージングが楽しめるキットになっています。水中巡航形態への変形も手早く出来ますし、水中を巡航するシーン演出も様になっていますね。

膝関節強度の弱さや合わせ目などが気になりますが。だいぶ前のキットなので大目に見てもいいかなと思います。特別なアレンジのない劇中そのままの容姿なので親しみやすいというのもありますね。あえて言うなら、モノアイの可動ギミックがあればよかったかも。

多関節機構の腕部でポーズに柔らかい表情を付ける事ができますし、躍動感という機体でもないので劇中ポーズの再現もしやすいです。RX-78-2ガンダムと組み合わせれば劇中のガンダムハンマーを使ったシーン演出なども再現しやすいので、安価なキット同士で楽しんでみるのも良さそうですね。

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キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。(一度切りです。)切れ味はもちろん優秀。薄刃ですが強度が高く長持ちするのでおすすめです。⇒ヌルっと切れる片刃ニッパーのレビューはこちら

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