製作① ヤスリがけ・肉抜き穴埋め・パーツ整形など ⇒ 製作② メタルパーツの穴あけ・パーツ洗浄 ⇒ 製作③ 外装パーツの塗装 その1 ⇒ 製作④ 外装パーツの塗装 その2 ⇒ 製作⑤ 内装パーツの塗装 ⇒ 製作⑥ デカール貼り・トップコート・メタルパーツの取り付け ⇒ 胸部の組み立て ⇒ 頭部の組み立て ⇒ 右腕部の組み立て ⇒ 左腕部の組み立て ⇒ 脚部の組み立て ⇒ 右脚部の組み立て ⇒ 左脚部の組み立て ⇒ 腰部の組み立て ⇒ ブーストアーマーの組み立て ⇒ 武器の組み立て
こんにちは!今回は、HG ガンダムアスタロトの組立工程 右腕部の組み立てをご紹介します!
ガンダムアスタロトは、左右が対象ではない、左右で形状の違うガンダムです。長いガンダムの歴史の中でも、左右非対称のモビルスーツはかなり少なめなので、アスタロトのスタイルはかなり珍しく、特殊な感じですね~。左右非対称といえば、バウンドドッグがありますな。
腕部に関しては、形状だけでなくカラーリングも違っているので、ビジュアル的には楽しめるところです。左腕はスピナロディからかっぱらってきた腕なんですけど、右はどこの馬の骨かわからない状態^_^;
それでもうまくまとまっている形状なのは、デザインセンスの賜物ですね。それではどこの馬の骨かわからない、魅惑のガンダムアスタロト右腕部の組み立て開始です!
まずはHGガンダムアスタロト腕部のパーツ一覧ですね~。内部パーツはおなじみ過ぎる鉄血HGシリーズお決まりの構造です。HGグシオンリベイクやキマリス、キマリストルーパーは少し違うんですけど、HGバルバトス系は全く同じもの。ショルダーアーマーの内側パーツや二の腕、前腕などの形状はもはや変えないんですね^_^;
見慣れたパーツの組み合わせですけど、意外と効率的で可動範囲は広い内部パーツの組み合わせです。少しのパーツの組み合わせだけでなかなか広い可動を実現していますよ。特に、胸を貼るような腕の剃り方が出来たり、肩の付け根の可動に融通が効いたり。
これまでのガンプラは胸部から出ている突起に腕部を差し込む仕様になっていますけど、画像のように、鉄血シリーズは腕部のほうにボールジョイントがあって、これを胸部のポリキャップに差し込むようになっています。この仕様が、結果的に可動域を広げる役割をしています。
白いショルダーアーマーを被せていきます。いつもの仕様なので、ほかの鉄血シリーズHGキットのショルダーアーマーも難なく取付可能です。
製作工程でもご紹介していますけど、デカールはハイキューパーツのRB01コーションデカール、RB02コーションデカールを使用しています。メタルパーツはイボルブワークス製の1.7mmメタルパーツを埋め込んでいます。こちらも製作工程をご覧くださいませ~。
前腕を組み立てていきます。
いつも思うんですけど、鉄血シリーズの手首は少し保持力がなさすぎです。ポリキャップ仕様ではないのと、画像のように2つのパーツを挟んで組み合わせるため、はめ込みが甘いと手首の保持力に影響が出てくるようです。ここのパーツはしっかりと接着するか、マニピュレーターのボールジョイントに接着剤を塗り塗りして乾かし、強度アップをしないと、デモリッションナイフを保持するのが難しくなります。
肘関節を組み合わせます。突起の向きを間違えないように取り付けましょう。
肘のマスキングによる色分けがキレイですなぁ(自分で言うなぁ~)
白い二の腕外装パーツを上から差し込んでいきます。これも差し込む向きに注意です。突起が前腕のチューブと同じ向きになるものを取り付けます。
この白い二の腕外装パーツなんですけど、あまり奥までハメ込みすぎると、次に取り付けるパーツがうまい具合に差し込めません。ある程度ゆとりを持たせて差し込んでおきましょう。(画像は少し挿し込み過ぎかな?)
画像のように、白い二の腕外装パーツは、肘の円形がある少し上で止めておくと、チューブ型パーツをすんなりと差し込めます。
これは、白いパーツの内側に突起があるので、チューブ型パーツとの兼ね合いで、ズレが出るようになっているんですね~。ある意味チューブ型パーツが、白いパーツを挿し込み過ぎないためのストッパーになっているという感じです。
前腕の外装パーツで内部パーツを挟み込んでいきます。外装パーツの一部をちょこっとエナメルのフラットブラックで筆塗りしています。
そういえば最近、ガンダムマーカーを全く使ってないですな^_^;基本マスキング塗装か、細かいところは筆塗りにしています。ガンダムマーカーは使い勝手がいいんでしょうけど、色の種類が単色になりがちなのと、ムラになる場合があるので使用を控えています。
例えば今回の腕部では肘関節などがそうですけど、シルバーで色分けをしています。この箇所にガンダムマーカーを使うと、アイアン色が落ちて混ざり、ムラになる可能性もありますし、はみ出た時の処理が大変になる可能性もあります。
一方マスキング塗装だと、マスキングテープを貼る手間はかかりますし、塗装もエアブラシによる一発勝負です。はみ出たら一からやり直しのリスクがあります。ですが、仕上がりでいうと断然マスキング塗装の方が完成度が高くなります。
このようなことから、最近では細かいところでも、出来る限りマスキング塗装を心がけています。(シロウトの戯れ言ですが^_^;)
ちなみにショルダーアーマーやこの前腕に太めのラインが入っていますが、ここはコピックモデラーのブラックでラインを引いています。スミ入れのグレーなどだと少し色が薄く、ラインが際立たなくなるので、ブラックでしっかりとラインを強調してやります。スミ入れはくっきりさせるところと薄くするところのメリハリをつけると、見た目も良くなるかと思います。(またシロウトの戯れ言です^_^;)
合わせ目なんですけど、とくに処理はしていません。アスタロトの場合、内部パーツをモロ挟み込んでいるので、後ハメ加工も難しいと思われます。また、外装パーツをカットして合わせ目を別のところに作る方法もありですが、かなり手間がかかるので。
もしやるとしたら、内部パーツごと挟み込んで接着し、合わせ目を消してから内部パーツをマスキング、そしてデカール貼り&トップコートですかね~。
前腕部と肩部を組み合わせます。だいぶそれらしくなってきました。HGガンダムアスタロトは左右で違う形状なので、2度美味しい感じはありますね。
形状の関係でどうしても青色の左腕が目立ってしまいがちですが、右腕もなかなかしっかりとしたデザインになっていますね~。どこの馬の骨かはわかりませんが、いいものを拾ってきましたね(笑)
アスタロトはパイロットのアルジ・ミラージの義手と神経接続して操縦します。阿頼耶識システムは使用していないですが、神経接続によって操縦性能を高めているようです。
最後にマニピュレーターを取り付けて、右腕部の完成です。
内装のアイアン色露出率も高いので、かなりの機械感が出てますなぁ(〃∇〃)外装パーツは白一色ですが、モールドもまずまずでディティール的には満足できる形状です。スジボリも必要ないですね。これ以上追加するとくどい感じになりますよ、絶対。
ちなみに丸型のデカールはハイキューパーツのRB02コーションデカールのデザインです。丸型のデカールは珍しいんですけど、貼り付ける場所によっては違和感たっぷりになってしまうので、貼り付ける位置は慎重に選定する必要があるかと思いますです。
あと、ちょっと見にくいんですけど、ショルダーアーマーの横面に四角いディティールがあります。この箇所はマスキングをしてエアブラシでブラック系で塗装しています。ただ、形状が少し斜めっているので、マスキングテープの食いつきがイマイチでした。
エアブラシ塗装した後、色分け箇所が凸凹したので、コピックモデラーで縁取ってキレイにしました。
この画像では少し見にくいので、違う角度からご覧くださいまし。
以上です。塗装やデカール、メタルパーツでのデコレーションによってだいぶ素組みよりもキレイにまとまっていると思います。キット全体的に見れば脇役的な右腕部ですが、それ単体で見るとだいぶよく見えちゃいますね。
前述した『どこの馬の骨』はもはや遠い過去の記憶のように、右腕部の形状に魅力を感じる今日このごろでした(笑)(天邪鬼めが~!)
では次回は反対側の左腕部ですね~。お楽しみに!
良いガンプラライフを。ではでは~。
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