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製作① 改修 ⇒ 製作② 塗装その1 ⇒ 製作③ 塗装その2 細かい塗装・スミ入れ・レッドチップ追加など ⇒ 製作④ デカール貼り、トップコート、メタルパーツの埋め込みなど
こんにちは!今回は、1/100 FMガンダムヴィダールの製作① 改修をご紹介します!
今回から1/100フルメカニクスのガンダムヴィダールを製作していきます。このガンダムヴィダールは元々が結構地味で、ライトブルーとブラック、ところどころにスカーレットといった比較的シンプルでおとなしめのカラーリングになっています。
なので劇中では割りと活躍する主要機体でありながら、この地味ーなカラーリングにはちょっと納得できない、存在感がなさすぎると個人的に不満を感じていたわけです。そこで今回は、これではあまりにも・・・・ということでショルダーアーマーや胸部などにちょっとしたアクセントとしてレッドチップを追加し、色を加えてみました。
またそれ以外にも、製作する上で気になった箇所を色分けしたり、メタルパーツを追加したり、エッチングパーツを追加したりすることで多少オシャレに仕上げていますので、そういった細かい部分をご覧いただければと思います。では早速製作工程をどうぞ。
■改修ポイント
タイトルでは『改修』としていますが、細かいところをちょこちょこと手を加えている感じで、全体的なスタイルを変えているというわけではないですね。なのであまり大掛かり感はないものになっています。比較的手を加えやすいのではないかと思いますので、製作時の足しにしていただければと思います。
まずは各部の合わせ目消し、整形、後ハメ加工をしておきます。合わせ目消しをする箇所は背面のバインダー、腰部の大型バインダー、ライフル、ショルダーアーマー、ハンドガン。整形するのは頭部のV字型アンテナです。ショルダーアーマーの後ハメ加工もしておきます。
まずは合わせ目消しから。各部の接着面にクレオスのMr.セメントをたっぷりと塗り、大きめのクリップを使って接着面をムニュ付けしておきます。たっぷりとセメントを塗ることでプラスチックが溶け、クリップで挟んだ時に隙間なくくっついてくれます。接着剤が手についてあちこちに付いてしまわないよう注意して作業を行います。
アンテナは先端を鋭利に尖らせておきます。画像右下の赤線のようになぞって、少しずつ紙やすりでヤスリがけするときれいに尖らせることができるかと思います。紙やすりを使う時は消しゴムに巻いたり当て木に巻いたり、リタックスティックなどのアイテムを使うとやりやすいかと。
続いて後ハメ加工をしていきます。黒いパーツの出っ張りをきれいにカットして後ハメできるようにしておきます。
カットには以前HGガンダムバルバトスルプスの改修で使ったエッチングソーを使用。まっすぐに無駄なくパーツをカットすることができるスグレモノです。デザインナイフの先端に取り付けてパーツをカットしていきます。薄っぺらいのでムリに引こうとするとヒワって使い物にならなくなるので、ゆっくりと慎重に切り出します。
丁寧に行うと、カットするだけでほぼ無駄な作業が必要ないくらいにきれいに切り取る事ができます。
パーツをカットしたら、合わせ目消しで接着したショルダーアーマーにハメ込んで調整していきます。ショルダーアーマーが開くようなら、少しヤスリがけしたりして整えておきます。
次に腰部大型バインダーの合わせ目を消していきます。バインダーの先端には台形のモールドがありますが、ヤスリがけ時に全て削り取ってしまいます。後でエッチングパーツを接着してディテールアップをしておきます。
ショルダーアーマーの合わせ目もヤスリがけして消し、先端にある台形型モールドも削り取ってしまいます。こちらにも後でエッチングパーツを追加していきます。ちなみにヤスリがけは400番をかけたあとに1000番で表面をきれいに慣らしておきます。
その他ライフルやハンドガン、バックパックのバインダーも合わせ目を消しておきます。隙間ができるようなら速乾性のあるフィニッシャーズのラッカーパテで隙間を埋め、再度ヤスリがけして表面をきれいにしておきます。
ヤスリがけで表面をきれいにしたら、ハイキューパーツのステンレスシール(エッチングパーツ)を接着していきます。
このエッチングパーツは金属板の上にビニールが張ってあり、指紋や水気、ホコリなどがついて劣化するのを防いでいます。今回は台形型の小さいエッチングパーツを使い、パーツに瞬間接着剤で接着しておきます。
あとはいつものように、ピンバイスでメタルパーツを埋め込むための穴を開けておきます。ライフルと脹脛の丸型モールドには2.5mm、ライフル前方)、ショルダーアーマー(上下2箇所で表裏の合計4箇所)、胸部パーツに1.7mm、フロントアーマーとリアアーマーには1.0mmの穴を開け、表面を丸ビットで滑らかにしておきます。そしてショルダーアーマーの側面にはゴールドのアポジを埋め込むので、2.0mmの穴を開けておきます。
上記画像ではショルダーアーマーの側面中央に2.0mmの穴を開けているのがご確認いただけるかと思います。あと、忘れていましたがハンドガンのグリップ上部にも1.7mmの穴を開けておきます。使用するメタルパーツはいつものイボルブワークス1.0mm、1.7mm、2.5mmのマイナスモールドと、プラモプラスの2.0mmロングアポジゴールドです。
以上で細かい改修箇所のご紹介は終了です。冒頭でもご紹介しましたが、比較的細かいパーツを使って各部をディテールアップしてみました。これだけのディテールアップでもだいぶ印象の違ったものになるので、もしよろしければお試しになってみてくださいね。
では次回は1/100フルメカニクスガンダムヴィダールの塗装をしていきますのでお楽しみに。
では良いガンプラライフを。ではでは。
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