今回は、RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0用武器セットのレビューをご紹介します!
RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0用武器セットは、RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0(別売り)との組み合わせが可能な武器セットです。ガンダム・ハンマー、ハイパー・バズーカ、スーパー・ナパーム、ビーム・ジャベリンといった豊富な武器が付属し、様々ポージングが楽しめるアイテムになっています。価格は2,200円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。
■付属品
セット内容はガンダム・ハンマー、ハイパー・ハンマー換装用鉄球パーツ、ハンマー保持用ジョイントパーツ、ハイパー・バズーカ、スーパー・ナパーム、ビーム・ジャベリン、ビーム・サーベル用エフェクトパーツ、アクションベース7。
ホイルシールは付属しません。アクションベース7にはABSが使用されています。その他のパーツはPS素材、グレーの成形色パーツにはKPSが使用されているため、塗装時の破損などはあまり気にせずに済むかなと。(チェーンの素材に付いては後述します。)
その他、アクションベース7用のジョイントパーツがいくつか付属しています。ご自由にお使いくださいとのこと。
■アクションベース7
アクションベース7。2024年1月に一般発売されたものと同じ、クリア成形色の小型スタンドになります。ただし一般発売のものは2個セットになっていますが、こちらは1個しか付属していません。
底板は長方形で4箇所に3.0の接続穴が造形。支柱を組み替えることで位置を変更することができます。グッスマ製スタンドの支柱はサイズが合わないので組み付けられません。
支柱は3箇所が角度変更可能。自由に高さを調整することができます。赤◯部分は片側が斜めに切り欠いてあるため、支柱を深くまで曲げることができます。
支柱は2本を1点(赤矢印部分)を組み合わせてからスライドさせ、組み合わせるという特殊な構造でしっかりとした強度があります。
通常は先端がシンプルな3.0mm軸になっていますが、この武器セットでは数個のパーツが組み合わせてあります。先端は3.0mm軸の角型ジョイント仕様。
余剰パーツを使えばアームはシンプルな3.0mm軸にも対応するのでフィギュアをディスプレイしたりできます。
また、アクションベース1~5などの底板にも組み付けることができます。使い道が多くて良いですね。
この先端に付属のハンマー保持用ジョイントパーツを組み付けることで、ガンダム・ハンマーのチェーンを挟んでの投擲シーンを再現することができます。チェーンを乗せてスライドし、ロックさせるのでしっかりと組み付けることが可能。
■ガンダム・ハンマー(ハイパー・ハンマー)
ガンダム・ハンマー。トゲ付きの鉄球と長い鎖、錨型のグリップを持つフレイル型のモーニングスターになります。TV版の第5話でザクⅡ(コム機)を撃破するなど印象的なシーンを演出。
鉄球部分は緩めのトゲが造形。基部は簡単な2個パーツ構成ですが、合わせ目部分には段落ち状のモールドがしっかりとデザインされています。
チェーン部分は鉄球の根元からグリップまでがアドバンスド・MS・ジョイント仕様。既にチェーンが連結された状態で同梱されているため、ランナーから切り離すだけでリアルなチェーンとして楽しむことができます。
クリア部分はチェーンを切り出す際に弛まないよう、ストッパーの役割を果たしているようです。切り出し時に負荷がかからないようにするという意図もあるかもですね。こういった細かな配慮も近年のガンプラの凄いところ。一部ゲートが切りにくいところがあるので、デザインナイフなどを使ったほうが良いかも。
一般的なRGのアドバンスド・MS・ジョイントは一部にABSが使用されており、このチェーンもランナータグには「ABS」「PS」「PP]と記載されています。個人的にはクリアパーツがABSと思っていますが、詳しい記載がないのでなんとも言えないですね;
ガンダム・ハンマーを保持させる場合は一旦グリップ裾の錨(いかり)型パーツを外し、グリップをハンドパーツ穴に差し込みます。
ENTRY GRADE RX-78-2ガンダム(フルウェポンセット)(別売り)のガンダム・ハンマーと並べて比較。EGのほうはチェーンが固定式で動きが付けられませんが、RGはさすがに緻密で造形がかなりしっかりとしています。
ガンダム・ハンマーを使ってポージング。チェーンには適度な強度があるので、うまく角度を付けることで自然な形で垂れるような表情を付けることができます。
チェーンは少し太めでハンドパーツ穴には差し込めないので、両手持ちする際は平手を使用することになるかと思います。
チェーンの角度によってはグリップ部分がクルッと反転したりすることがあるので注意です。
適度に重量や強度を持ったスタンドが付属するので、浮いたり崩れたりすることなく安定したディスプレイができるのが良いですね。
劇中、コムの量産型ザクⅡを撃破したり、大気圏突入前のシャアザクとの戦闘シーンもリアルに演出することができます。
ハイパー・ハンマー。ガンダム・ハンマーを強化した武装になります。トゲが鋭くなり、鉄球部には倍速用ブースターを増設。劇中では第26話にて、ゴッグに投擲しましたが撃破ならずでした。
鉄球部分。通常のガンダム・ハンマーに比べてスパイクが長く、より破壊力が増した感じになっています。
スパイクはガンダムハンマー、ハイパーハンマー共に横長ダボ接続でしっかりと組み付けられます。3.0mm穴ではないので、エフェクトパーツなどの組み付けはできません。
グリップは後部の錨型パーツを外した状態。
ハイパー・ハンマーはグリップをハンドパーツに差し込むだけで保持が可能。
劇中では腕にチェーンを巻いていましたが、このキットのチェーンには適度な強度があるので、それなりにでも巻きつけるような表現はできました。
HGUCゴッグと組み合わせて劇中シーンを演出。さすがにRGとHGUCでは造りに差がありますが、ハイパー・ハンマーが立体化されたことで、RGでもこういった演出ができるようになったのは嬉しいですね。
■ハイパー・バズーカ
ハイパー・バズーカ。ブラッシュ社製の肩掛け式の単砲身ロケット砲になります。派手な造りではないですが、RGらしく細部まで丁寧に造形されています。
こちらはRG RX-78-2ガンダム Ver.2.0(別売り)に付属しているものと形状は全く同じですが、ランナーは流用ではなく、武器セット用として新造されたものになります。
一部砲身部分が左右の組み合わせですが、上下の合わせ目は段落ちモールド化。
後部マガジンには4発のロケット弾が造形。グリップは前後にスイングさせることができます。
砲身は伸縮可能。
RG RX-78-2ガンダム Ver.2.0のリアアーマーにマウント可能。リアアーマー中央のラッチを展開して組み付けます。しっかりと組み付けられるため、ふらつきやポロリなどは殆どありません。
ENTRY GRADE RX-78-2ガンダム(フルウェポンセット)とHGUC RX-78-2ガンダム(REVIVE)のハイパー・バズーカとも並べて。EG、HGUC共にグレー一色ですが、RGはパーツによる色分けが再現されています。造形的にもチープさは全くないですね。
ハイパー・バズーカを装備してポージング。やはりハイパー・バズーカは軽く構えるだけでも様になりますし、ポーズが格好良く演出できて良いですね。平手を添えるだけでも十分表情が付きます。
Ver.2.0はバックパックのサーベルホルダーが下向きにできるので、ハイパー・バズーカを担ぐポーズも干渉がなくラクに再現することができます。
Ver.2.0に付属しているハイパー・バズーカと組み合わせれば、劇中、星一号作戦で見せた両手持ちシーンも再現することができます。
ジオングとの戦闘シーンを再現。RX-78-2ガンダムとしてはできる限りの重武装仕様で、最終決戦らしい印象的な戦闘シーンを演出することができます。
■スーパー・ナパーム
スーパー・ナパーム。ビーム・ライフルのオプションとして装備する4連装式の焼夷弾になります。劇中第2話で搬入不可能なパーツを焼却するために使ったおなじみの武装。ですが劇中では脇に抱えていただけで、ビーム・ライフルを使ったナパーム弾の射出シーンはありません。
弾頭部分は赤いパーツによって色分けされていますが、先端のみで弾頭全体が造形されているわけではありません。なので引き抜いて射出状態の再現などはできないようになっています。
筒状の装甲部分もメカニカルなモールドが造形されていてリアルです。筒状装甲は左右の組み合わせですが、下部にできる合わせ目は段落ちモールド化。
スーパーナパームはビーム・ライフルの砲身下部に組み付け可能。
劇中にはなかったナパーム弾射撃ポーズを演出することができます。銃身下部にしっかりと固定されているので、射撃ポーズをラクに再現することができます。
劇中のように脇に抱えて移動するシーンを再現してみても面白いですね。
■ビーム・ジャベリン
ビーム・ジャベリン。ビーム・サーベルのモードの1種で、グリップを延長し、先端に高出力ビーム刃を持つ槍型武装になります。アムロによって考案された武装。TV版劇中にて、イセリナ搭乗のガウやアッザム、ギャロップなどに使用されました。
柄の部分はサーベル柄の伸びを表現しているのか、連続のモールドがデザインされています。
先端のビーム刃は棘感が強くシャープに造形。側面3本のトゲは球状パーツで挟んで固定するようになっているため、抜けてポロリするなどのストレスがないようになっています。
ENTRY GRADE RX-78-2ガンダム(フルウェポンセット)のビームジャベリンと並べて比較。EGのものはグレー成形色パーツのみで構成されていますが、RGのものはビーム刃までパーツできっちりと色分けされています。
グリップ部分を引き抜けば、延長型のサーベル柄として使用することができます。バックパックのサーベル柄を組み替えることで、ビームジャベリンを引き抜く際の演出も可能。このような細かな演出ができるのもこのセットの魅力ですね。
ビームジャベリンを装備して。軽量なので片手でもラクに保持することができます。Ver.2.0の関節強度が高いので、腕が垂れたりすることもありません。
両手持ちも難なく再現可能。
■ビーム・サーベル用エフェクトパーツ
曲がった状態のビームサーベル刃で、TV版のOP映像やアイキャッチ時のシーンを演出することができます。
簡単に保持させるだけで、勢いよく振り下ろすようなリアルな表現をすることができます。柄はたまにクルッと反転することがありましたが、ハンドパーツをしっかりと組み合わせておけば、抜けたり向きが変わったりすることは少ないです。
ビームサーベル用エフェクトパーツ、ビームジャベリンのビーム刃はクリアピンク成形色での再現で、ブラックライトで照らしても発光はしませんでした。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。流石にRG用の武器セットなので各部が緻密に造形されていてリアルですし、各部とも落ち度がなく、合わせ目もないしっかりとした造りになっています。どの武装とも劇中シーンが忠実に再現できるように造形されていますし、ハンマーのチェーンやハイパー・ハンマーの鉄球の造りも秀逸。
ハイパー・バズーカで最終決戦の激しい戦闘シーンを演出することもできますし、スーパーナパームで劇中にはなかった射撃シーンの演出も可能。アイキャッチでサーベルを振り下ろすおなじみのシーンなど、「おっ!!」と思わせるポージングがたくさん楽しめる、魅力的なアイテムになっているのが良いですね。
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