今回は、 オプションパーツセット ガンプラ 15 (キャバリアーアイフリッド)のレビューをご紹介します!
オプションパーツセット ガンプラ 15 (キャバリアーアイフリッド) は、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場するフライトシステム「AMGS-X18P キャバリアーアイフリッド」の1/144 スケールモデルキットです。超高インパルス砲やミサイルポッド、ウイングを持つ特徴的な機体形状を再現。各種ジョイントパーツが付属し、様々な機体への装着が可能となっています。価格は2,970円(税込み)です。
オーブ連合首長国の開発したモビルスーツ用支援ユニットで、劇中ではズゴックやストライクルージュの移動、アルテミスへの潜入、インフィニットジャスティス弐式の遠隔操作などに使用。複数人による作戦遂行能力や居住スペースも備える「 AMGS-X18P キャバリアーアイフリッド」がオプションパーツセットに登場。
『機甲戦記ドラグナー』に登場する宇宙用追加パーツ「キャバリアー0」を思わせる特徴的なユニット形状が新規造形で再現されています。多数の機体に使用可能な各種ジョイントパーツや試製35式改レールガンも付属。
成形色は大部分がパープルグレーで、上部ダクトやウイングの一部が少し青みのあるホワイト、一部ジョイントやキャノン、レールガンなどがグレー成型色での再現となっています。
シールはホイルシールと少し厚みのあるプラスチックシールが付属。ホイルシールはレールガンのセンサーを補い、プラスチックシールはキャバリアーアイフリットの前面センサー類を補います。一部ダクトやミサイル・ポッドの弾頭などを塗装する必要がありますが、素組みでも違和感がないくらいの色分けが再現されています。
グレー成型色パーツにはKPSが使用されています。その他のパーツはPS。付属している(ディスプレイに使用している)アクションベース7のみABSとなっています。
ポリキャップは不使用。部分的に簡単なヒンジ接続になっていますが、全体的に可動強度は高めです。自立できるようにはなっていないため、単体でディスプレイさせる場合には付属のアクションベース7を使用します。
■付属品
試製35式改レールガン、機体用ジョイントパーツ3種(HGズゴック用、EGストライクルージュ用、その他用)、ストライカーパック用ジョイントパーツ2種、武器用ジョイントパーツ5種が付属。(アクションベース7はディスプレイに使用中)
アクションベース7用のパーツがいくつか付属。ご自由にお使いくださいとのことです。
■各部形状
前面にはメカニカルなセンサー類が造形。どことなくメカのロボ顔を思わせるような特徴的なデザインになっています。センサー類はイエローやレッド、ブルー、グリーンのプラスチックシールできれいに色分けされています。
センサー下部には装着したMSを保護するようなアーマーが造形。アーマーは内側に収納することができます。アーマー裏面にはフレーム状のモールドもデザインされていました。
センサーの左右には長砲身の高出力ビーム砲「AQM/W2033D サヴィトリ 超高インパルス砲」を装備。砲身部分は簡単なモナカ割で上下に合わせ目ができます。
砲口部分は簡単にですが開口されています。
基部はフレキシブルに可動。高出力ビーム砲を上下や左右などに配置することができます。
円盤上部はメカニカルなパネルラインモールドが造形。上部の「BFF-M1 76mm連装砲」はロールが可能です。
左右に配置されているミサイル・ポッド「AIM-902 自律誘導中距離空対空ミサイル グランド」はハッチが上下個別に展開可能。内部からミサイル弾頭が露出します。弾頭は別パーツ化されておらず、赤く塗り分けが必要。円盤側面の3口ダクトも各部をグレーや赤に塗り分けが必要です。
ミサイル・ポッドはボックスタイプ。多数パーツの組み合わせで合わせ目各部は段落ちなどでモールド化されています。
ミサイル・ポッド側面のウイングは展開可能。ロールさせることもできます。可動部が簡単なヒンジ接続なので、経年でのヘタレが少し心配ですね。
円盤後部。上部のダクトは白いパーツでの色分け。後部スラスターや左右のフィンは各部とも別パーツ化されています。
ただし後部スラスターのバーニア類は特にパーツ分割されていません。なのでふちをグレーに、内部を赤に塗り分けが必要です。モールドは適度に入っていてメカニカル。
左右フィンの先端部は白く塗り分けが必要です。下部にはディスプレイ用の3.0mm穴がぽつんと開口されています。
後部のウイングも後方に展開可能。こちらの接続部は前後からパーツで挟む仕様ですが、強度はさほど高くはありません。先端は白く塗り分けが必要。
円盤内側には凹みがあり、スリットやフレーム状のモールドが造形されています。
こちらも中央後部にはディスプレイ用の3.0mm穴(赤◯)あり。中央にはスライド式のジョイントがあり、カリカリカリっと各部で簡単なロックがかかるようになっています。
スライド式のジョイントは2箇所にストッパーがあり、2段階の角度変更が可能です。
キャバリアーアイフリット円盤部分の内部。装甲には厚みがありますが、内部は簡易的。
ウイング各部を展開することで飛行形態を再現することができます。
HGUC RX-78-2ガンダム(リバイブ版)と並べて大きさを確認。キャバリアーアイフリットはなかなかの大型サイズ。劇中で装備しているのを見るとそんなに大きくは感じませんでしたが、立体化するとボリューム感がありますね。
■ジョイントパーツ各種
機体用ジョイントパーツ3種、ストライカーパック用ジョイントパーツ2種が付属。
HGズゴック用ジョイントパーツ。キャバリアーアイフリット内側のジョイントに組み付けることで、HG ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)を懸架することができます。
キャバリアーアイフリット後部にはズゴックが装備するリフター「M2X32Eフォランテス」をマウント可能。
ジョイントパーツの位置と角度を変更すれば、飛行形態でのズゴック懸架状態を再現することもできます。重量がありますが、一応付属のアクションベース7でもディスプレイできました。ですがかなり心もとなく、角度をつけると倒れやすいので2本のスタンドで支えたほうが良いですね。1本で支えるならアクションベース8が一番強度があって適しているかも。
高出力ビーム砲を前方に展開すれば、懸架しているキットの手足を前方に展開することもできます。前面中央の装甲は後方にしか可動しないので避けるようにポーズを取らせます。
背部が同形状のHGCEインフィニットジャスティスガンダムも懸架可能。背部ファトゥム-00も同様、後方に装備させることができます。
EGストライクルージ用のジョイントパーツ。こちらもキャバリアーアイフリット内側のジョイントに組み付けることで、EGストライクルージュを懸架することができます。背部が共通のHGCEやHG SEED(ダガー系、ウィンダム系、ストライクガンダムなど)なども同様に懸架可能。
後部にジョイントパーツを組み付ければ、エールストライカーなどのストライカーパックも装着することができます。
エールストライカーだと色味、配置的に少しやっつけ感がありますが、ユニットが後方に足されることで重厚な飛行ユニットっぽくなってこれはこれで格好良いですね。カラーリングと統一したりするともっとよく見えるかも。
付属の2ダボジョイントパーツを使用すれば、一部のHGUCやHG水星の魔女、その他のHGCE SEED FREEDOMシリーズのキットも懸架させることができます。
デュエルバスターなどは肩が後方に長いので、干渉をうまく避けつつポーズを取らせる必要がありそうです。ジョイントパーツがKPSで少し抜けやすいので、気になる場合はあらかじめ補強しておくと良いかと。(個体差かも。)
上部後方のカバーパーツを取り外すことで、アクションベースに付属している支柱パーツが組み付け可能。キャバリアーアイフリット上部にキットが搭乗でき、リフターとして使用することができます。
キャバリアーアイフリットを2基のスタンドで支えてやれば、土台がある程度しっかりするのでキットを乗せやすいです。
ズゴックやインフィニットジャスティス系用のジョイントパーツも付属し、ズゴックやインフィニットジャスティス系にストライカーパックを装着することもできます。
ただしジョイントパーツに厚みがあるため、少し後方に突き出た感じになるのが玉に瑕。
■武装
試製35式改レールガン。対フェムテク装甲用に配備された大型レールガンになります。最終決戦では多くの機体が使用しました。HG ゲルググメナース(ルナマリア・ホーク専用機)などからの流用です。
本体部分は全体が左右の組み合わせで上下に合わせ目ができます。起伏は少ないので合わせ目消しはラクそう。フォアグリップは展開可能です。
上部センサーはシールでの色分け。銃口内部は別パーツ化されているので、塗装などで塗り分けると見栄えがしそうですね。
■試製35式改レールガン用ジョイントパーツ
試製35式改レールガン用のジョイントパーツが4種、ギャンシュトローム用のジョイントパーツが付属します。それぞれ形容やモールドが違っているので見分けは付くかと。差し込むダボ形状と大きさも少し違っています。
HGマイティーストライクフリーダムガンダム用のジョイントパーツその1。HGCEストライクフリーダムガンダムのバックパックとも組み合わせれば、劇中の弐式仕様が再現できそうです。
HGマイティーストライクフリーダムガンダム用のジョイントパーツその2。こちらはサイドのフォランスアスタ レール砲側面に組み付けることで、試製35式改レールガンを脇に装備することができます。
HGインフィニットジャスティスガンダム弐式用のジョイントパーツ。こちらも使用することで試製35式改レールガンをリアアーマーにマウントすることができます。マイティーストライクフリーダムのものとはモールド形状が違っています。
HGCEデスティニーガンダム用のジョイントパーツ。こちらはクランク型になっています。劇中でも分身時などに試製35式改レールガンをリアアーマーにマウントしてブラックナイツを撃破していました。もちろんspecⅡ(HG デスティニーガンダムSpecII&ゼウスシルエット)にも使用可能。
更にHG ギャンシュトローム(アグネス・ギーベンラート専用機)用のジョイントパーツも付属していて、ギャンシュトロームだけでは再現できなかったリアアーマーへのビームライフルのマウントが可能となっています。
試製35式改レールガンを装備して。
以上です。思った以上に大柄で存在感があり、HGズゴック(SEED FREEDOM Ver.)やEGストライクルージュに装備させるとかなり迫力が出ます。各部の可動によって飛行形態が再現できるなど、劇中シーンの再現性が高いのも良いですね。試製35式改レールガンやジョイントパーツが付属し、これまで発売されたキットでは補いきれなかった劇中仕様が補完できるのも嬉しいところ。
気になる点は、重量があるため、付属のアクションベース7だと少し心許ないところがあります。なので別途スタンドを用意して2個でディスプレイさせるか、もう少し強度のあるアクションベース8などを使うと良いかもです。
上部に支柱組付け穴があり、リフターとしても使えるのも嬉しい誤算。ポージングに幅が出ますし、他キットと組み合わせることでダイナミックなディスプレイが楽しめそうです。劇中初登場時には「えっ!!」と驚かされましたが、まさかのキャバリアーがガンプラとしてキット化されるとは思いませんでしたし、それが立体物として楽しめるようになったのはこの上ない喜びですね。
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