今回は、MG 1/100 ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]のパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はロングブレードライフルを構えて攻撃態勢を取るガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]の姿が掲載。ビームが飛び交う小宇宙で交戦する勇ましい姿になっています。特に主だった交戦歴はないようですが、戦闘に加わるだけでかなりの戦果をあげられる機体かと。
パッケージサイズはMG Ver.Kaのパッケージよりも縦横、高さがそれぞれ3cm程度大きいビッグサイズ。MGではほとんど見ることのない大きさになっています。最近のキットだとHGUCペーネロペーがこの大きさでした。
開封。この大きいパッケージに一杯のランナーが入っています。底箱は通常の紙素材ではなく、厚みのあるダンボール型で強度が高いものになっています。このランナー量なら納得の仕様。
全部で15袋分のランナーです。
説明書はカラー仕様。パケ絵がそのままカラーで描かれています。ヘイズル・アウスラの特徴は緊急脱出ポッドのプリムローズを搭載し、多くの武装を持った汎用性、拡張性の高い機体であるということ。なので右にウィンチキャノン、左にミサイルポッド、背部にトライブースターユニットといった装備だけでなく、ウィンチキャノンやミサイルポッドを2基装備したり、フルドドⅡを装備したりと様々な形態に変化させることができます。(キットではなくヘイズル・アウスラの機体設定のことです。)
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。MGヘイズル改やMGアドバンスド・ヘイズル、MGヘイズル2号機、MGフルドドといった既存キットの寄せ集めといった印象ですが、中心のプリムローズは新規造形で変形も可能。各種ユニットをまとめるにも十分な作りになっていると思います。ランナー量は多いですが、構造的には一般的なMGに毛が生えたようなところかなと。組み立て時間は7時間程度でした。
カラーガイドはMGやHGのA.O.Zシリーズ(TR-1、TR-6など)で統一された塗装色になっています。(一部のキットは異なります。)このシリーズ登場機は多くが白とティターンズカラーという伝統的なカラーリングなのでわかりやすくていいですね。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。イエロー、ホワイト、ダークブルー、グレーのイロプラランナーで、プリムローズやショルダーアーマー、ウィンチキャノン用パーツなど。ヘイズル・アウスラ(MG緊急脱出ポッド[プリムローズ]拡張セット)用の新規ランナーです。
↑A1、A2ランナー。ダークブルー、ホワイト、クリアーグリーンのイロプラランナーで、頭部や腰部、ソール部外装パーツなど。MGガンダムTR-1[ヘイズル改]からの流用です。
↑A1ランナー。ホワイト成型色で、ロングブレードライフル用パーツ。MG Gパーツ[フルドド]からの流用です。
↑B1、B2ランナー。イエロー成型色で、胸部エアインテークや各部ダクトパーツ、予備マガジン用パーツなど。MGガンダムTR-1[ヘイズル改]からの流用ですが、V字アンテナパーツが省かれています。
↑B1、B2ランナー。B1がホワイト成型色で、プリムローズやウィンチキャノン、ミサイルポッド用パーツなど。B2がダークブルー成型色で、プリムローズの機種部分のパーツです。共にヘイズル・アウスラ用の新規ランナー。
↑B2ランナー。ダークグレー成型色で、ロングブレードライフル用パーツ。KPS素材で、MG Gパーツ[フルドド]からの流用です。
↑C1ランナー。グレー成型色で、プリムローズ内部やショルダーアーマー、ロングブレイドライフル用パーツなど。KPS素材で、ヘイズル・アウスラ用の新規ランナーです。
↑C2ランナー。グレーとダークブルーで2枚あります。グレーのC2ランナーはプリムローズやウィンチキャノン、ミサイルポッドなどのパーツ。KPS素材で、ヘイズル・アウスラ用の新規ランナーです。ダークブルーのC2ランナーはシールドブースター用パーツ。MGガンダムTR-1[ヘイズル改]からの流用ですが、ビームライフルやシールド用パーツが省かれています。
↑Dランナー。ホワイト成型色で、頭部や手甲、バックパック、シールドパーツなど。MGガンダムTR-1[ヘイズル改]からの流用です。
↑Eランナー。ホワイト成型色で、脚部や腕部の外装パーツ類。同じものが2枚あります。
↑Fランナー。グレー成型色で、腰部などの内部パーツ類です。ABS素材で、『MG1/100ガンダムMk-Ⅱ Ver.2.0』と印字されたヘイズル改用のランナー。
↑Gランナー。グレー成型色で、脚部の内部や関節パーツ類です。こちらもABS素材で、『MGガンダムMk-Ⅱ Ver.2.0』と印字。
↑H1、H2ランナー。H1はホワイト成型色で、シールドブースター用パーツ。H2はレッド成型色で、頭部や腰部パーツなど。
↑I1、I2ランナー。グレー成型色で、腰部や腕部、脚部などの内部パーツ類です。ABS素材で、『MG1/100ヘイズル』と印字。
↑J1、J2ランナー。J1はホワイト成型色で、頭部複合センサーユニットやサブアームユニットパーツ。J2はグレー成型色で、サブアームユニットの内部パーツ。共にMGガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル]からの流用ランナーです。
↑K、L1、L2ランナー。Kはグレー成型色で、肘関節やハンドパーツ。『MG1/100ガンダムMk-Ⅱ Ver.2.0』と印字。L1はホワイト成型色で、頭部パーツ。L2は脚部補助スラスター・ユニット用パーツで同じものが2枚付属します。L1、L2共にMGガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル]からの流用です。
↑M1、M2ランナー。M1はイエロー成型色で、頭部アンテナパーツや脚部補助スラスターユニットなど。M2はクリアーグリーン成型色で、頭部光学センサーユニット用パーツ。共にMGガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル]からの流用です。
↑Nランナー。ホワイト、イエローのイロプラランナーで、背部トライブースターユニット用パーツです。MG TR-1[ヘイズル2号機]アーリータイプ/ヘイズル予備機/ジム・クゥエルからの流用ですが、左上と右下の頭部センサーパーツが省かれています。
↑Q1ランナー。グレー成型色で、シュツルム・ブースター用内部パーツです。MG TR-1[ヘイズル2号機]アーリータイプ/ヘイズル予備機/ジム・クゥエルからの流用。
↑BA13-A、SB1、リード線、メッシュパイプです。BA13-Aはブラック成型色で、台座の底板パーツ。SB1はクリアーピンク成型色で、ビームサーベルパーツです。
↑BA13-B1/B2ランナー。ブラック成型色で、スライドロック式の支柱と底板パーツ。
↑ACB-4A/4Bランナー。ブラック成型色で、角度調整が可能な支柱パーツ。アクションベース4からの流用です。
↑ポリキャップ(PC-130B)。
↑水転写デカール、ホイルシールです。
↑ランナーを全部積むとこれくらいに。なかなかのボリュームですが、余剰パーツがランナー3~4枚分ほどあります。
以上です。MGでもHGのようなA.O.Zシリーズバリエ展開がされると面白いですが、ネックなのはこの1/100というサイズ。このサイズでハイゼンスレイⅡなどの大型キットを立体化するのはかなり難しそうです。ガンダムTR-1[ハイゼンスレイ]やハイゼンスレイ・ラーⅡくらいはいけそうですね。それとウーンドウォートは、HGでできなかった完全変形の実現を期待したいところです。
開発側にとって容易ではないと思いますが、A.O.Zはキット化実現への夢のあるシリーズなのでどこまで立体化ができるのかも見てみたいですね。素材の軽量化・・・?
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