今回は、HGBD:R 1/144 アウンリゼアーマーのレビューをご紹介します!
HGBD:R アウンリゼアーマーは、 月刊ガンダムエースに連載の漫画『ガンダムビルドダイバーリゼ』に登場する人型支援メカ『アウンリゼアーマー』の1/144スケールモデルキットです。樽状の特徴的な機体形状を再現。コアドッキングカスタム対応し、別売りのコアガンダムと合体させることでスピードブースタータイプやパワーアームタイプにも組み換えが可能なキットになっています。価格は935円(税込み)です。
影のようにコアガンダムリゼに付き従う人型支援メカ『アウンリゼアーマー』がHGBD:Rでキット化。コアガンダムリゼ※に装備することで、『ガンダムアウンリゼパワー』や『ガンダムアウンリゼスピード』が再現可能なキットです。※別売りのHGBD:Rガンダムアニマリゼに付属。
成型色はブラックとホワイトの2色。胴体、四肢など大部分がブラック成型色で構成され、腕部先端のクローや脚部膝関節や先端のスラスターなどがホワイトに配色されています。シールは胴体部の一部センサーをグリーン、装甲をホワイトで色分けします。塗装は必要ありません。
ポリキャップは不使用。すべてPS素材による構成です。細身で脚底も不安定なため、スタンドや付属のランナーレス台座を使ってのディスプレイとなります。画像で使っているTHE シンプルスタンド(グッドスマイルカンパニー)は付属しません。
ブラック成型色のランナーレス台座。組み換え式で支柱の角度調整も可能です。
胴体部はロボットのような形状で個性的。前後2枚パーツの組み合わせで、胸元にパーツをはめ込むだけの簡単な構造。顔に位置するセンサーや腰のセンサーはグリーンのシールでの色分けです。胸元の装甲は白いシールでの色分け。シールを貼る部分は各部ともモールドが造形されています。腰部裏面には3.0mm穴があるので、スタンドなどを使ってのディスプレイが可能です。
胴体各部にできる合わせ目は段落ちモールド化されているようです。
腕は樽状の特徴的な形状をしています。肩は簡単な2個パーツ構成ですが上下、左右などフレキシブルに可動します。黒い樽状の装甲は挟み込みタイプですが、合わせ目はモールド化されているようです。
腕部は各部とも分解が可能です。
腕部先端は回転可動し、クローも展開。クロー内部には砲口のようなものが造形されています。クローの内側には肉抜き穴っぽい作りに。砲口は3.0mmではないので、通常のサーベル刃などを取り付けることはできませんでした。特殊なエフェクトパーツであれば取り付けが可能なようです。
脚部も樽状の作りになっています。2個パーツの組み合わせですが、側面の合わせ目はモールド化されています。
股間部は前後に幅広く展開が可能。左右への開脚はできないようになっています。
スラスターは付け根が回転可動します。こちらもスラスター内部はメカニカルにモールドが造形。
大腿部は左右挟み込みタイプですが、合わせ目は段落ちモールド化されています。膝は深くまで曲げることが可能。
脚部も大腿部、膝から下、下部スラスター各部に分離が可能です。
膝関節は腕部では円筒状のダボでしたが、こちらは縦長ダボになっています。
股間部はボールジョイント接続。大腿部は左右どちらにも穴が空いているので、左右の脚部を入れ替えて組み付けることも可能です。
クロー内部とスラスター内部をアップで。
大腿部が前後にしか動かない以外は、四肢は各部とも広範囲に展開させることができます。
ある程度ポーズに表情が付けられるのがいいですね。
コアガンダムリゼに寄り添うような形で。
文字通り影のような存在として様々な攻撃態勢を演出することができます。
アウンリゼアーマーを分解し、各部に組み付けてパワータイプの『ガンダムアウンリゼパワー』に。
背部にアウンリゼアーマーを背負うため、自立は難しかったです。スタンドなどを使ってディスプレイさせたほうが安定します。
頭部にはアウンリゼアーマーの腹部にあった特徴的なアンテナを装備。アンテナは下向きになっています。
腕部には前腕部とソールのスラスターを組み合わせています。
背部にはV字に折りたたんだアウンリゼアーマーを装備。脚の先端には腕部のクローを組み合わせています。
各部ともにすっぽ抜けることもなく、安定したポージングが再現可能でした。
アウンリゼアーマーの二の腕が余っているので、コアガンダムリゼの前腕を組み替えるだけでサブアームなどの武装としても使えるようです。
続いてアウンリゼアーマーを分解して各部に組み付け、スピードブースタータイプの『ガンダムアウンリゼスピード』に。
脚部にプロペラントタンクを装備したような特徴的なスタイルになっています。
アンテナはガンダムアウンリゼパワーとは逆向きに取り付けるようになります。
脚部はコアドッキングカスタム機と同じようにつま先を伸ばし、樽状の脚部を縦型ダボによって接続させます。
背部にはアウンリゼアーマーの胴体部を取り付けますが、腕部を残し、先端に脚部スラスターを取り付けた形になります。
高速移動シーンが様になるスタイルです。
もちろん通常通りの攻撃態勢を取ることも可能。
脚部が長いので、ただの高速移動だけでなく、ケリを入れたり先端の砲口やクローで攻撃したりと、シーン演出は様々です。
全く別の機体のように表現できるのがいいですね。
コアガンダムⅡ(HGBユーラヴェンガンダムに付属)に装備して。こちらのほうがコアガンダムに厚みがあるので似合っているような気もしますね。
パワータイプで装備して。この形態も重厚感を感じるスタイルになっています。
アルスコアガンダムに装備させて。
ガンダムアニマリゼでも問題なくマウント可能。アウンリゼアーマーの腕を後方に展開している場合でも、脚を接地させて支えることで自立はできます。
そのまま一つのユニットとしても装備可能。重装備型の大型スラスターやプロペラントタンク的な仕様になりそうです。
適当に何枚かどうぞ。
以上、HGBD:R アウンリゼアーマーのレビューでした。続いてHGBD:R アウンリゼアーマー レビューのパッケージ・ランナーレビューです。
パケ絵はアウンリゼアーマーの人型スタイルに加え、コアガンダムリゼがアウンリゼアーマーを装備したガンダムアウンリゼパワー、ガンダムアウンリゼスピードが掲載されています。
パッケージはHGBCと同じ小型サイズですが、高さが1.5倍程度大きめ。
横絵はこのアウンリゼアーマーを使ったカスタマイズについて記載されています。コアガンダムⅡに装備させた姿も。
全部で3袋分のランナーが入っています。
説明書。組み立てはかなり簡単。急いで組み立てましたが、組立時間は15分程度でした。四肢が左右対称なのでわかりやすく、組み立てやすいです。
↑A1、A2ランナー。ブラック成型色で、アウンリゼアーマーの胴体部や四肢パーツなど。
↑Bランナー、ブラック成型色のランナーレス台座、ホイルシールです。Bはホワイト成型色で、ハンドパーツやスラスターパーツなど。
以上です。アウンリゼアーマーそのままの容姿だとゆるキャラロボのようなスタイルで和む感じもありますが、ポーズをつけるとなかなか攻撃的で様にもなりますし、ベアッガイ的な要素も感じるキットですね。欠点的なものはほとんどないですが、関節各部が経年で劣化するとバラけやすくなる可能性はあるかと思います。
各部が分離するのでカスタマイズしやすく、四肢を入れ替えてコアガンダムに装備させれば、パワータイプ、スピードタイプなど特化型のスタイルも再現可能。他キットと組み合わせても様々な形態が楽しめる、個性的かつ面白みのあるキットとして楽しめそうですね。
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