今回は、HG 1/144 YMS-08B ドム試作実験機のパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はビーム・バズーカを構えて射撃するドム試作実験機の姿が掲載。手足を広げたダイナミックなポーズでの射撃シーンとなっています。背景は夕暮れの岩石地帯。設定では「コロニー内で宇宙仕様によるビーム・バズーカ発射試験を記録した画像が見つかっている」とのことですが、胸部が地上戦用なのでこのイラストはイメージですかね。
パッケージサイズは一般的なHGよりも高さが1cm程度大きめ。武装は多くはないですが、ドム系機で脚部外装が肉厚なのと、大型のビーム・バズーカが付属しているのでこのサイズになっているようですね。
横絵は武装したしたドム試作実験機の素立ちやポージング画像の他、各部可動ギミックや地上戦用と宇宙仕様の胸部ディテール、武装類などが小枠画像を用いて細かく紹介されています。
開封。
全部で5袋分のランナーです。
説明書は大判B5サイズ。HG THE ORIGINフォーマットなので、表紙はパケ絵のイラストがそのままが大きく掲載されたものになります。大判なぶん、組み立て方の記載に余裕があって見やすいのがメリット。
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。上半身(胴体と腕部)はHGオリジン版ザクと同じフォーマットでディテールが細かく、十分な可動域を持つフォーマットでしっかりとした作りになっています。一方の頭部や下半身は、新造箇所なだけあって更にしっかりとした構造。合わせ目も殆どなく完成度が高いですし、全体的に見ても申し分ないキットになっています。
カラーガイド。大部分がグレー系で、調色で使用する塗料も少なめ。なので塗装はパーツごとに塗装すれば問題なさそうです。ただ、水転写デカールはTHE ORIGIN汎用1で一部は対応できますが、全身のラインデカールが付属しないのは悩みどころ。ビーム・バズーカは全体に合わせ目ができるので処理が必要です。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑A1、A2ランナー。ダークグレー成型色で、胴体部や腕部、脚部外装パーツ。
↑B1、B2ランナー。ライトグレー成型色で、腰部内部パーツや腕部、脚部外装パーツ。
↑C1、C2、SB-18、Gランナー。C1はダークグレー成型色で、頭部や腹部動力パイプパーツ。C2はクリア成型色で、頭部や腹部、ビーム・バズーカのセンサーパーツ。SB-18はレッド成型色のヒート・サーベルパーツ。Gはレッド成型色の頭部パーツです。
↑D1、D2ランナー。ダークグレー成型色で、頭部や胴体部、腕部、脚部などの内部・関節パーツ。KPS素材です。
↑E1、E2ランナー。E1はブラック成型色で、頭部や胸部、肘膝、ソール部パーツなど。E2はクリーム系のホワイト成型色で、上腕や大腿部、膝のマルイチモールドパーツ。
↑Fランナー。グレー成型色で、バックパックやヒート・サーベル、ビーム・バズーカパーツ。
↑ポリキャップ(PC-001)、マーキングシールです。
以上です。このように開発経緯による違った形状のドムが設定されるのは面白いですね。上半身にザク、下半身にドムのスタイルでここまで格好良く仕上がるのもスゴイですし、メカニカルに造形されていて見栄えもします。ドム系は重厚さが人気ですが、このドム試作実験機もその要素がふんだんに盛り込まれたキットになっています。
HG THE ORIGINシリーズは現在、新商品情報がなく少し停滞しているようですが、このような開発経緯を交えた試作機が再びリリースされると嬉しいですね。
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