今回は、アクションベースやスタンドの3.0mm軸が折れたときの修復方法をご紹介します!
自分はガンプラなどをディスプレイするため、バンダイのアクションベースやグッスマのTHE シンプルスタンドを使っているのですが、ポージングを繰り返しているとたまに、画像のように3.0mm軸がポキっと折れてしまうことがあります。
折れてしまうともう使えないので定期的に新しい物を購入していたのですが、何気にコストがかかるのでこの3.0mm軸を修復してみようと思いました。
なので今回は、いくらか修復を模索するなかで、良いと思った方法をご紹介していきたいと思います。
まずは折れた3.0mm軸の代わりを確保するため、THE シンプルスタンドのランナー部分を用意します。
このランナー部分が何気にスタンドの3.0mm軸と合っていて、ガンプラ股間部の3.0mm穴などにフィットするようになっています。
なのでランナーの各部を1cm程度の適した長さにカットしていきます。
折れた支柱部分はニッパーなどで表面を平らにし、ピンバイス3.0mmで中心部分を開口。
3.0mm軸を差し込むための穴を作っておきます。
あまり深掘りし過ぎると支柱の可動部分が緩くなったり破損しやすくなったりするので、数ミリ程度残しながら開口します。
このあたりは経験を重ねてコツを掴むしかないですね。
開口した穴に切り出したランナーを差し込んで当たりを確認。
できればあまりふらつきがなく、穴とランナー軸の太さが合っている状態が好ましいかと。
問題ないようなら、切り出したランナーに接着剤を付け、再度支柱の開口した穴に差し込んで接着します。
接着剤にはゼリー状瞬間の速硬化タイプを使用しました。
一応強度を高めるため、流し込み接着剤も流し込んでおきましたが、効果があるかは微妙かなと;
これで2時間程度放置して乾燥させます。(完全に乾燥させる場合は24時間以上放置)乾燥するとガッチリと固定されます。
あとはニッパーで長さを調整し、先端部分をニッパーや金属ヤスリで丸めてキットの3.0mm穴に差し込みやすくしたら修復完了となります。
これで使える程度に修復されました。
このランナー軸は通常のアクションベース用ジョイントパーツにも使用できました。
どのくらいの強度があるかは未知数ですが、試してみたところかなりがっちりと固定されていたのでしばらくは安心かと思います。
余った3.0mmランナー軸はハイキューパーツのメタルパーツを使い切って残ったジッパー袋や、100均に売っている小型のチャック付きビニール袋などに入れて保管しておくと、いつでもサクッと取り出して修復することができます。
ちなみに3.0mmプラ棒でも試してみましたが、タミヤのものはやや強度が弱く、ランナー軸に比べて折れやすかったです。(そのぶん加工はしやすい)それと他社製のものは太さが一回りほど太いため対応できずでした。
以上です。まぁアクションベースやスタンドはそれほど値段が高くはないので、折れたら購入するのも全然ありだと思います。
ですがリペア方法を知っておくとコスト削減、ランナーの有効活用ができますし、いざというときにも助かるので知っておいて損はないですね。