今回は、アオシマ 移動販売シリーズ 静岡おでんの制作④をご紹介します!
前回で大まかなエアブラシ塗装を終えているので、今回は簡単な筆塗りで調理台やおでんなどを塗り分け、屋根や調理台などを汚して使用感を出していきたいと思います。
まずは前回までにマスキング塗装したパーツ類のマスキングを剥がしておきます。調理台の床板や運転席の足元などを塗り分けることができました。(換気扇パーツを撮影し忘れてますね;)
調理台の小物類やおでん、換気扇、シフトやサイドブレーキ、暖簾などを、手元にあるタミヤエナメルで細かく塗り分けます。暖簾は竿の部分をフラットブラウンメインで、一部をチタンシルバーで塗り分けています。
換気扇はマスキングで塗り分け切れなかった部分をフラットブラックやフラットホワイトで補っています。シフトレバーやサイドブレーキは一部をチタンシルバーで塗り分けです。
調理台の小物類は説明書などに指示がないので、今回は塩コショウなどの調味料3種、割り箸と箸立て、そして薬味として刻みネギ、和からし、柚子胡椒を表現してみました。調色はほぼ適当;
調味料は蓋をブラウンに、瓶はグレーをベースに、ホワイトの縦ラインなどを少し入れて透明感を出しています。(透明感が出ているかどうかは分かりませんが^^;)
おでんは形状があまりおでんっぽくないので、ほぼ適当に塗装して煮込みものを表現しています。容器と仕切りはチタンシルバーとダークグレイを混ぜてステンレスっぽく表現しています。
続いて調理台や屋根、運転席、ホイールなどを汚していきます。Mr.ウェザリングカラーのマルチブラックを全体に筆塗りしますが、筆塗りした調味料のところは避けるようにして塗りたくっていきます。この状態だと過疎化した空き家みたいですね(笑)
屋根などは溶剤を付けず、乾いたティッシュで簡単に拭き取るだけになります。少しウェザリングカラーが残り、それが汚れた感じを表現してくれます。
その他の屋根や看板、カウンターテーブルなども乾いたティッシュで汚れを拭き取ります。
制作②で塗り分けた屋根も、マスキングを剥がしてウェザリングカラーマルチブラックで汚します。そして白く塗り分けた部分は綿棒にエナメル溶剤を付け、ほんのり汚れが残るくらいに拭き取ります。
調理台は薬味や割り箸、調味料を避けるようにしてエナメル溶剤と綿棒で拭き取ります。こちらもほんのり汚れが残り、台拭きなどで拭ききれていない汚れなどを表現することができました。向こう側の椅子や床などにもスミが入って実物感が強調されます。
シートや運転席などもエナメル溶剤と綿棒で拭き取りました。
タイヤはホイールの汚れを綿棒で拭き取った後、ゴムタイヤ、ポリキャップを組み合わせて置きました。ホイールを少し汚すだけで安物のアルミホイールぽさが簡単に表現できるのがいいですね。
以上、今回はここまでです。Mr.ウェザリングカラーなどを使うと結構適当にやっても十分それらしくなります。おでんなどの筆塗りもどうなるか少し心配でしたが、塗り分けると割りと様になるものですね。
屋根の汚れやおでんの塗り分けは、ネットで「古屋、屋根」「屋台、おでん」などの検索画像を参考に塗装にすれば、自然とそれらしくなります。ある程度コツを掴んだら、サビや油汚れなどを加えてみるのも面白そうですね。
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