今回は、アオシマ 移動販売シリーズ 静岡おでんの制作③をご紹介します!
前回、シャーシや暖簾、屋根といった大部分の装飾パーツなどを大まかにエアブラシ塗装しましたが、ボディや調理台などまだ塗装するパーツがいくらかあるので、今回はそれらの塗装を進めていきます。
まずはボディを塗装していきます。ボディパーツは大柄で重量もあるので、ペインティングクリップで挟むには無理があります。なのでカーモデルのボディ塗装定番の方法ではありますが、塗料の空き瓶を使って持ち手を作っておきます。
一般的には使用済みの缶スプレーを使ったりしますが、このスズキのキャリィは軽トラでボディが小さいため、缶スプレーでは内側に収まりません。なので少し小さめのガイアノーツEXシリーズの空き瓶を使用します。
やり方は簡単。上部に両面テープを貼ってボディを固定するだけです。本格的にカーモデルを塗装する場合は、下記のような専用スタンドがあるのでそちらを購入するのもありですね。
タミヤ エアーブラシシステム No.22 スプレーワーク ペインティングスタンドセット
塗装は目の細かい1000番ホワイトサフを吹き、その上からセールカラーで塗装します。
ボディはムラが出来ないよう、何度か重ね塗りしておきました。塗料を惜しげなく使ったほうがいいですね。運転席もホワイトサフを吹き、内側をセールカラーで塗装しておきました。
今度はシートとドアパネルを塗り分けるため、底面をマスキングしておきます。
前回、一部をブラウン系で塗装していた調理台は底板部分をマスキング。無駄かもしれませんが、一応へりもマスキングテープを細くカットして貼り付けておきました。
看板の竿も根元の部分を塗装するため、一部をマスキング。
調理台と竿は艶ありブラックで下地塗装をし、上からステンレスシルバー(ガイアカラー)で塗装します。
そして椅子の表面を残して全体をマスキング。(テープがもったいないような・・・;)調理台の塗装はほぼお好みなので、どれが正解と言うのはありません。
マスキングしておいた運転席と調理台の椅子はタン(ガイアカラー)で塗装。運転席の後部パネルは塗装し忘れていたので、セーフカラーで塗装しておきました。
合わせ目が目立っていた提灯パーツは、フィニッシャーズのラッカーパテで埋めておきました。とりあえず手元にあるパテを使いましたが、合わせ目に少し隙間がある場合、ラッカーパテ(タミヤなど)だと乾燥後にヒケができやすく、光硬化パテだと食いつきが悪いというのがあります。
一方、エポキシパテは深い肉抜き穴埋めや造形を目的としたパテなので、一番最適なのはポリパテ(ポリエステルパテ)かなぁと。ポリパテは主剤と硬化剤の2液を混合して使用するタイプのパテで、ペースト状なので盛りやすいです。ラッカーパテのヒケなしタイプな感じ。
ここから細かい部分を塗装していきます。まずはシャーシ裏面のシャフト類をエナメルのチタンシルバーで簡単に筆塗りしておきました。あまり見えない箇所なので結構適当です;ハンドルの根元もチタンシルバーを筆塗り。
背部パネルのヘッドレストやシートの中央、リアウインドのふちなどはフラットブラウン、フラットホワイト、フラットブラックなどで適当に筆塗りしておきました。
以上、今回はここまでです。筆塗りは思った以上に時間がかかりますし、細部の塗り分けが難しいですね;筆も古いと毛が広がって難しいので、よりいいものを使う必要があります。そういった意味では、筆塗りを主としているモデラーさんは本当にすごいと思います。自分もうまく誤魔化しながらでも、きれいに仕上げられるように頑張らないとですね。
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