今回は、痛車 けいおん! ランサーエボリューションX Ver.2の製作⑤をご紹介します!
前回、内装を簡単に塗装しましたが、ちょっと仕上がりが気に入らなかったので塗装した水性塗料を完全に落とし、再度塗装し直します。そして再塗装後は内装を細かく塗り分け、組み立てて仕上げていきます。
まずは前回塗装した内装パーツ類ですが、水性フラットベース(つや消し剤)を薄めて後吹きしたため、かなりつや消しが強くなってしまいました。なのでこれらのパーツの塗装をすべて落としていきます。
水とキッチンマジックリンを8:2、もしくは7:3程度の割合で混ぜ合わせてパーツを浸します。そうすると浸した時点で早くも塗料が落ちていきます。使用するのはキッチンマジックリン。中性のバスマジックリンだとあまり効果がないので注意です。
そして10分程度でこの通り。塗料が一気に落ちていくのが目に見えてわかります。水性塗料なので匂いもラッカー系のようなシンナー臭などが全くないので室内でも安心。ですが一応換気をしつつ漬け置きしたほうが良さそうですね。
30分ほどつけおくと、ラッカー系で塗装した箇所やサーフェイサーを残し、水性塗料を完全に落とすことができました。パーツも全く溶けることなく、きれいな塗装前の状態に戻っています。塗料が落とせたら、最後は簡単にパーツ洗浄(水+食器用洗剤数滴)してキレイにして乾燥させます。
ちなみにこの方法で塗料が落とせるのはクレオスの水性ホビーカラーとタミヤアクリルになります。クレオスのアクリジョンは色が落ちにくいので注意です。
塗装を落としたパーツは再度塗装し直します。今度は水性塗料の水性ホビーカラーのブルー90%+つや消しブラック10%+フラットベース5%くらいで塗装。程よくつや消し状態で実車っぽい感じに塗装することができました。
ハンドルの一部モールドやペダル、センターコンソール(赤◯)などはキッチンマジックリン溶液(キッチンマジックリン1:水1)で色を落とし、前もって塗装していたラッカー系のシルバーを浮かび上がらせます。ハンドルはかなり細かいので、極細綿棒の先の尖った新品を使用しました。ハンドル中央はシルバーの上から付属の三菱マーク水転写デカールを貼っています。
ダッシュボードは中央のプレートを塗り分ける必要があるので、マスキングテープを細く切り出し、形状に沿って貼り付けます。
そしてドアパネルのモールドと合わせ、細かくマスキングしてガイアカラーのガンメタルで塗装。
ドアノブはエナメルのチタンシルバーで筆塗りしておきました。
メーターパネルには付属の水転写デカールを貼り付け。メーターもキャラクターの絵柄になっているのがいいですね。Mr.マークセッターを塗って軟化させていますが、デカールがちょっと破れやすいので取り扱いに注意が必要です。ボディにデカールを貼るときも気をつけねば・・・・;
後はハンドルやフットペダルを組み合わせて流し込み接着剤で接着。だいぶそれらしくなりました。
シフトレバーは一部をシルバーに塗り分ける必要がありますが、塗装が面倒なのでハセガワのチタンフィニッシュを細く切り出して巻き付けています。
仕上げとしてMr.ウェザリングカラーのマルチブラックで全体にスミ入れしておきました。こういった暗めのパーツでもスミ入れするとしないではリアルさが全く違ってきます。
後はパーツを組み合わせつつ、流し込み接着剤で接着したら内装の完成になります。
以上、今回はここまでです。シャーシ、内装と組み立てたので次は外装に取り掛かります。外装はカーモデルの一番大事な部分でもあるので慎重に進めていきたいですが、痛車はデカールの貼り付けが一番肝なのでその辺りに注意しながらって感じですね。それと塗装(研ぎ出し)にも注力しつつ・・・・。
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