今回は、HG 1/144 RX-93-ν2 Hi-νガンダムのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はファンネルとビーム・ライフルで射撃するHi-νガンダムの姿が掲載。背景も隠れるほどの迫力あるポーズになっています。ただ、射出しているファンネルはキットで展開できる数と同じくわずか2基。
パッケージは横幅と高さが2cm程度大きめ。キットサイズが大きいこともありますが、ファンネルや背部ファンネル・ラック、プロペラント兼補助スラスターユニットなどを装備している分パーツボリュームが多くなっています。
横絵はファンネル・ラックの可動やファンネルの戦闘形態への変形、武装各種に加え、ミクロン単位の加工が施された額の文字モールドなど、このキットのギミックや特徴が幅広く掲載。当時としてはかなり高品質なキットだったようですし、今見ても作り込まれたキットだと感じることができます。
開封。
全部で4袋分のランナーです。
説明書。屏風型のHGUCいつものフォーマットになります。表紙は塗装済みキットの見本が掲載。
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。各部の色分け再現度がとにかく高く、胸部や腕部、脚部、シールドなどの色分けが秀逸。特に胸部やシールドはスプリッター迷彩の色分けが凝っていて、他のキットではシールでの色分けが多い中、良く構造化しているなという印象でした。
カラーガイド。外装の主要カラーはわりとシンプルなので、内部フレームや関節をメタリック系で塗装すればそれなりには仕上がりそうです。プロペラントタンク基部などはマスキング塗装が必要なのでやや手間そう。気になるところとしては、素組みだと外装の青がおもちゃっぽいので、現代風の少しくすみのあるブルーで渋く仕上げたいところです。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。メタリックダークグレー、シルバー、ブルー、クリアーブルーのイロプラランナーで、胴体部や四肢各部の外装パーツ類、ビーム・ライフルやニュー・ハイパー・バズーカ、シールドといった武装パーツなど。
↑Bランナー。ホワイト成型色で、頭部や胴体部、腕部、脚部などの外装パーツです。
↑Cランナー。ホワイト成型色で、腕部や脚部、ファンネル、ファンネル・ラック、プロペラント兼補助スラスターユニットパーツなど。
↑Dランナー。ブルー成型色で、腕部や脚部、ファンネル、ファンネルラックなど各部の青色装甲部分のパーツです。同じものが2枚あります。
↑Eランナー。メタリックダークグレー成型色で、各部関節や内部パーツ、ハンドパーツなど。ABS素材です。
↑ポリキャップ（PC-132AB）、マーキングシール、ホイルシールです。
以上です。10年ほど前のキットですが、各部の色分け再現度も高いですしプロポーションもまずまず。ただ、MGVer.KaやROBOT魂、METAL ROBOT魂といった近年のキットに比べるとやや細身で、どっしり感という部分では物足りないところがあります。
なのでそういった部分では、今度発売されるRGはこれまでのキットのデザインを踏襲しつつ、更に洗練されてのキット化となりそうなのでかなり楽しみですね。1/144サイズHi-νガンダムの決定版となることを期待します。
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