今回は、HG 1/144 リーオー(飛行ユニット仕様)のレビューをご紹介します!
HG リーオー (飛行ユニット仕様)は、『新機動戦記ガンダムW』に登場する量産型MS『リーオー』飛行ユニット装備型の1/144スケールモデルキットです。OZや地球圏統一連合など各勢力に配備されているリーオーの飛行ユニットを備えた仕様を再現。脚部ブースターやショルダーカノンといった特徴的なオプションも新造されたキットになっています。価格は1,836円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。
2018年5月に発売されたHGACリーオーをベースに、背部に飛行ユニット、大腿部に脚部ブースターを装備。高起動オプションを装備したリーオーになっています。
劇中ではもう少し深みのある色合いな印象がありますが、成型色は全体的にライトで清潔感のあるブルーになっています。
背部に大型の飛行ユニットを装備しているため、自立時にやや後方に比重がかかります。関節強度がそれほど高くないこともあり、倒れやすいので、少し前のめりにしたほうが自立は安定します。
部分的にボールジョイント型ポリキャップ(PC-7)を使用しますが、肘や膝はPS素材構成。組み立て直後はまずまずな強度ですが、徐々に関節強度が弱くなったり、パーツのポロリが発生する場合があるので注意です。
飛行ユニットは背中の1ダボ固定。縁に丸型のモールドがはまり込むので、固定強度はまずまず高めです。
脚部ブースターは角型ダボ。大腿部側面の角穴に差し込んで固定します。固定強度は高めでポロリはなく、組み替えることで水平に配置することができます。
リーオー本体は一般発売のHGACリーオーと同じ造形なので、各部を簡単に見ていきます。まずは頭部。胴体をくぼみで固定するため、左右に可動させることはできません。わずかに上下可動する程度。可動がないので、量産機の無機質感を感じます。センサーは一般機と変わらずのオレンジっぽいクリアーイエロー。
胸部から腰部まで。ゴツゴツした形状が再現され、上部の丸型モールドや腹部のフックはパーツによって色分けがされています。
腕部、脚部。関節は複数パーツを組み合わせる構成。肘、膝共に分離可能です。前腕両側面と大腿部内側に合わせ目が出来ますが、それ以外は段落ちモールド化されています。
フロントアーマー下部、リアアーマー下部のバーニアは共にモールド入り。足裏もモールドが入っています。
飛行ユニット。本体部分は上下モナカ割で前後に部分的に合わせ目ができます。前後ともダクトが造形されているので、合わせ目はダクトを避けるようになっています。
タンクはハードポイントが丸ダボ接続。前後に小各ダボがあるので、回転可動しないようになっています。
タンクはモナカ割なので上下に合わせ目ができます。
ウイングはマウント部がポリキャップ式のボールジョイント接続で、上下に可動します。
前後にも少し可動します。
本体部を中央のボックスタイプユニットで挟み込むようになっているので、軸が回転し、飛行ユニットを本体ごと上下に可動させることができます。
リーオー本体の各部詳細や可動域については、HGACリーオーと全く同じなのでそちらをご参考くださいm(_ _)m ⇒HGACリーオー レビュー
バズーカ、シールド、ドーバーガン、ビームサーベル刃×2、ドラムガン(105mmライフル)が付属。
ショルダーカノン(左右)、ショルダーカノン用ジョイントパーツ×2、ドーバーガン用ジョイントパーツ、背部パーツ、大腿部パーツ(左右)が付属。
背部パーツや大腿部パーツを取り付けることで通常のリーオーが再現可能です。
バズーカ。本体部分はモナカ割で、上下に合わせ目ができます。側面のグリップ付きセンサーは2個パーツ構成。
砲口は途中まで開口しています。センサーは特にパーツやシールによる色分けはありません。
ドーバーガン。本体部分はモナカ割なので上下に合わせ目ができます。下部は部分的に段落ちモールド化されています。砲口は側面が開口されています。後部フックの可動ギミックやグリップの前後可動はありません。
フォアグリップは付け根がボールジョイント型。
なので左右に回転させたり、縦向きにしたりすることができます。
RGトールギスEWのドーバーガンと並べて。性能も違うと思いますが、造形や情報密度なども大きく異なります。
シールド。リーオーに付属のものと同じで、表面のモールドは色分けされ、裏面にはサーベル柄を2本マウントしています。
ドラムガン。一般発売のHGACリーオーやプレバンのHGリーオー(宇宙仕様)と成型色、造形ともに同じです。
本体部部分、ドラム共に合わせ目ができます。
HGACリーオー、HGリーオー(宇宙仕様)と並べて。成型色、付属オプションの違いから、バリエーション豊かなリーオーになっています。
劇中での仕様ではないかもしれませんが、バズーカとシールドを装備して。バズーカはハンドパーツに差し込むだけで保持が可能。グリップに角度がついているの保持しやすい です。シールドが後部飛行ユニットと干渉するので、少しポージングしずらいところがあります。
肩がボールジョイント接続で柔軟ということもあり、側面のグリップは左手でサクッと持たせることができます。
ドーバーガンは、肩にジョイントパーツを取り付けての装備となります。ジョイントパーツはボールジョイント軸があるパーツを肩に取り付けてから上部カバーを取り付けます。
ドーバーガン本体は側面にマウントパーツを取り付けて肩にジョイント。
マウントパーツをボールジョイントに差し込み、グリップを掴んで保持させます。
ドーバーガンを保持して。若干構える角度が制限されるかもしれませんが、迫力のある武器で射撃シーンなども演出可能です。
フォアグリップに融通性があるので、両手持ちもラクにできました。
ビームサーベル柄はハンドパーツに差し込んで保持。スルッと抜けやすいので、ポージングによっては抜け落ちるので注意です。
ショルダーカノン装着時は、肩に専用のパーツを取り付けます。装甲内部は簡易的な造形。
ショルダーカノンを装備して。ワイルドなリーオーが再現可能です。固定強度はまずまずで、普通に装備していると頻繁に外れることはなさそうです。腕を動かすと場合によっては干渉して外れることもあるかも。
自由に回転可動します。砲口は開口しておらず、砲身はグレーに塗り分けが必要です。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。成型色がブルーなので、一般機や宇宙仕様とは一味違った清潔感のあるリーオーな感じがします。飛行ユニットを始め、武装類も多く揃っているのでいろいろと試せていいですね。
欠点としては、ボールジョイントをほとんど使わないキットなので、どうしても関節強度が弱まってきたり、パーツのポロリが発生したりします。小型で取り扱いやすいキットなのでそこまでストレスではないですが、多少補強してやったほうが安心してガシガシ動かせていいかもです。
リーオーのバリエーション機としても楽しめますし、飛行ユニットによって一般機とは違ったかっこよさも持っています。複数買いして軍隊化するのもいいですね。
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