今回は、HG 1/144 RGE-B790 ジェノアスのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はコロニー付近、戦場をかける2機のジェノアスが掲載。ガンダムAGEの第1部序盤でジェノアスが2機登場するシーンはおそらくないので、このイラストはイメージかと。複数機描くことで量産機というのをアピールするとかあるんですかね。
パッケージサイズは一般的なHGよりも1.5cm程度薄型。HGのガンダムAGEシリーズ初期のキット(AGE1ノーマルやガフラン、Gエグゼスなど)はほとんどこのサイズになっていますが、3番目に発売されたこのジェノアスも同じく薄型でした。
武装があまり多くないジェノアスですが、横絵には付属武装のビームスプレーガン、ビームサーベル、ヒートスティックが一通り掲載されています。反対側にはUEに応戦する2機のジェノアス。このイラストも劇中シーンではなく、CGによる演出かと。
開封。
全部で3袋分のランナーです。ランナーは一部を欠いたようなものが多く、全体的なパーツ数は少なめ。シリーズ初期の量産機ということもあって、比較的軽装なキットになっています。
説明書は上部にパケ絵、下部にジェノアスとパイロットの『ラーガン・ドレイス』の解説が掲載されています。若いラーガンについては、勝手な印象ですが、いい人なんですけどどこか物足りない感じが;設定では、『第一話で死ぬ運命にありましたが、「天才という立場からフリットにアドバイスするウルフ」と「凡人という立場からフリットにアドバイスするラーガン」という展開にしたいということで生き残った。』とのことです。
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。組み立てはかなりラク。早くて30分くらいで組めるくらいのシンプルな構造でした。何気に全パーツがPS素材&ポリキャップ関節なので、構造的な強度はかなり高いです。ある意味ガンプラとしては一番安定した構造と言えそうですが、KPSのほうが塗装やより細部の加工ができるなどのメリットからKPSやポリキャップレスに移行しているのかなと。
カラーガイド。キット自体はホワイト、ピンク、グレーと大まかに分けて3色ですが、グレーが数種あってその分細かい色分けとなっています。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。ピンク、ホワイト、ライトグレー、グレーのイロプラランナーで、胴体部や腕部、脚部などの外装パーツ類やヒートスティック、ビームスプレーガンなどの武器パーツです。
↑Bランナー。グレー成型色で、胴体部や腕部、脚部などの関節パーツ類やバックパックパーツ、ビームスプレーガンパーツなど。
↑C、CL、SB6ランナー。Cはピンク成型色で、頭部や肩部、バックパック、ソール部、シールドパーツ。CLはクリアーブルーの頭部バイザーパーツ。SBはクリアーピンクのビームサーベル刃です。
↑ポリキャップ(PC-001)、ホイルシールです。
以上です。劇中ではあまり活躍したイメージがなく、シャッターが空いたところでガフランにやられ、AGE-1ノーマルをかばいつつもバクトにやられと、なかなか悲運な機体となっています。主人公機を際立たせるという部分もあるのかもしれませんが、もう少し活躍シーンがあっても良かった気がします。がそれでも、量産機としておしゃれなジム感もあるので、どことなく味があり、愛嬌もあるキットとして楽しめるのではないでしょうか。