今回は、HGUC ペーネロペーの製作⑯をご紹介します!
前回に続いてペーネロペーを塗装していきます。今回も引き続きマスキング塗装など。マスキングは焦ると雑になりやすいので、心を整えながらじっくりときれいに仕上がるように塗り分けていきます。細部のマスキング方法なども簡単にご紹介。
まずは前回、マスキングでグレーに塗り分けたパーツのマスキングテープを剥がしておきます。剥がすとこんな感じに塗り分けることができました。なかなかいいですね。
画像のような起伏のある箇所はテープが浮いてしまってマスキングするのが難しいですが、面の形状にカットしたテープを貼ることできれいに塗り分けることができます。手間がかかる作業ですが、隙間から塗料が入りこむこともなくなるので、その分仕上がりが良くなります。
FFユニットの発光部分は、反対面の一部スリットモールドが前面に露出するようになっています。ここを塗り分けるため、塗り分け箇所の周りをマスキングしておきます。
背部テールバインダーの棘状装甲もマスキングし、外装の白に塗料が付かないようにしておきます。
マスキングした箇所はサフを吹いてキズチェック後、下地につやありブラック(Ex-02)を吹いてからブライトゴールド(ガイアカラー)で塗装しておきました。メタリック塗料の希釈はいつものようにメタリックマスターを使用しています。
その他、頭部や肘関節、エアインテークなどのパーツも合わせてブライトゴールドに塗装。一度マスキング塗装しているパーツはサフは吹いていません。寒いとサフの乾燥が遅く垂れやすいので、一度軽く砂吹きして乾燥させてからしっかりと吹き付けたほうが、サフの食いつきがよくなり、パーツの表面がきれいに仕上がります。
マスキングを剥がすとこんな感じに。一部がゴールドに塗り分けられました。エアインテークは内部のマスキングも剥がしておきます。
そして今度はゴールドに塗り分けた箇所をマスキング。それぞれの塗装(発光部分をオレンジ、テールバインダーをホワイト)に備えます。テールバインダーは凹凸に沿って丁寧にマスキングしておきます。
脚底パーツは一度アイアンでマスキング塗装していますが、更に塗り分けるため、また一部をマスキングしておきます。正直あまり見えない部分なので簡単でもいいですが、今回は少しこだわってみました。
前回マスキングしておいた、フロントアーマー裏のファンネルミサイルですが、スターブライトシルバーで塗装しました。こちらも希釈はメタリックマスターを使用。
そして一部をマスキング。きれいに塗り分けるため、爪楊枝で溝に沿ってなぞりながらきっちりと貼り付けていきます。ピンセットでなぞるとテープが破れやすいので注意。
ファンネルミサイルの本体部分はガイアカラーの蛍光レッドを吹いてメタリックレッドにしてみましたが、どうも納得がいかなかったので、その上からフィニッシャーズのヨシムラレッドで塗装しました。フィニッシャーズ塗料の希釈は専用のピュアシンナーです。
ソール部などの赤いパーツもピンクサフを吹いてキズチェック後、ヨシムラレッドで塗装。脚底パーツは一度サフを吹いているので、ピンクの塗料を作って下地塗装しています。
自作した胸部センサーのクリアパーツは蛍光レッド(ガイアカラー)で塗装。ビームサーベル刃は蛍光ピンク+パールシルバーで塗装し、フラットホワイトでグラデ塗装しています。
以上、今回はここまでです。ネットを見ると改修によってプロポーションを変更するなど自分なりにアレンジする方もいて凄いですね。自分は技術不足もあってそこまでハードな改修は控えていますが、マスキングで各部を細かく塗り分けるだけでもだいぶ違ったキットに仕上がります。
なので制作にマンネリ感を感じているなら、チマチママスキングでキットのクォリティアップを図るのもいいかもですね。このコロナ禍だからこそ試せることもあるかも。
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