さて今日は機動戦士Vガンダムについてお話しましょう。
すでに7話まで見終わったところですが、これまでの感想として思ったのは、『こんなの子供に見せていいの?』でした。
富野節で、何度か見ないとセリフの意味が少し難しいところもありますが、戦争に対する訴えなどがたくさん織り交ぜられていて、他の作品と同様に、ガンダムは大人が見るものだなと思ってしまいます。
私自身、小さい頃に機動戦士Vガンダムをリアルタイムで見ていました。
でも、子供時代に見ていてもストーリーの内容なんて覚えていませんでした。
前回のZZガンダムと同様に、ドッキング&変形のモビルスーツに興味を持っていた感じです。
敵のモビルスーツが、今までにないヘリコプター型だったので、そういった部分は鮮明に覚えていましたけどね。
なので、機動戦士Vガンダムの話の内容は、全くといっていいほど記憶に残っていませんでした。
そして今回、改めてというかすごく久々というか、忘れていたものを掘り返そうと、機動戦士Vガンダムを見始めたのです。
と、今回ここまで書いた文章が、結構シリアスな感じかもしれませんが、まさにそんな気分なんです。(伝わってるでしょうか。)
Vガンダムの7話までのどういった場面がそんな気分にさせたかというと、まず1つ目は、第6話のウッソはまだ子供なのに、ガンダムに乗って戦争をしているのですが、ウッソと戦って敗れたワタリー小隊長がこんなセリフを言います。
『こんな、遊びたいさかりの子供が、こんなところで、こんなことをしちゃ、いかん!!』
『子供が、戦争をするもんじゃあない!』
『現実が、こんなに残酷とはな!』
そしてこの後、ワタリー小隊長は、ウッソの目の前で手榴弾で戦士として散っていきます。
そしてもうひとつは、ウッソの敵であるヴェスパの女司令官ファラ・グリフォンが、捕虜になったウッソたちの仲間のオイ伯爵をギロチンにかけるシーンです。
有線放送での公開ギロチンで、
『ザンスカールに歯向かうものは、こうなることを知っておいてもらう!』
といってギロチンが執行されました。
もちろんガンダムでギロチンシーンは出ませんが、ウッソは直接それを見てしまいます。
戦争の中でこんな現実を見てしまうウッソは、かなりのものを背負ってしまっている気がします。
しかし、強く闘い抜こうとするこれからの彼にもまた期待です。
今はいろいろと規制がかかっていて、このような内容のアニメは放送が出来ないかもしれません。
でも、戦争で実際起こりうることを訴えている作品としては、素晴らしさを感じるVガンダムのストーリーです。
では最後に、第5話のウッソとオデロたちの会話シーン。(ウッソが戦いから帰ってきてそれを援護していたオデロたちに)
オデロ『俺達だって援護したんだぜ』
ウォレン『感謝してねって言わないけどね』
ウッソ『そうだよね!ありがとう!』
オデロ『そういう謙虚な態度が、人の関係を良くするんだ』
いいやりとりですね! (*⌒∇⌒*)
ではでは。
2 件のコメントがあります。
えっくん
on 2013年2月23日 at 23:51 -
1. 無題
Vは後々もっともっとエグいシーンありますよw
ネタバレになっちゃうので、あまり詳しくは書きませんが・・・
人間がジュッってなったり
ヘルメットの中に×××だったり><
ひぃぃぃ
http://ameblo.jp/exia-jam/
nori
on 2013年2月24日 at 00:25 -
2. Re:無題
>えっくんさん
コメントありがとうございます!
Vガンはむかし見て、今はほとんど覚えていません。また見始めて、改めて凄さを感じます。もちろんいろんな意味でσ(^_^;)
小さい頃に何気なしに見てたんだな~って、子供て・・・って思ってしまいます。
やっぱり子供って、まだ戦争ってどういうことかがあまり良くわからないのかもしれませんね。(僕だけ?(;´▽`A“)
http://ameblo.jp/gundams-blog/