今回は、MG 1/100 V2アサルトバスターガンダムVer.Kaのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はVer.Kaのカトキハジメ氏描き下ろしデザイン。白背景に淡いカラーリングのMSが描かれた、特徴的で清潔感のあるボックスアートになっています。バックに透かしのV2トップ・ファイターとV2ボトム・ファイターが2機並んで飛行する姿が掲載されています。
パッケージサイズはMGVer.Kaの他キットとほぼ同じ大きさ。よくあるサイズです。
デザイン重視だからか、横絵にそれほどキット解説などは記載されていません。プレバン商品なのにカラーパッケージなのは嬉しいところです。MGのアストレイ系やMGザンライザーなどは外国で一般発売なのでカラーパッケージでしたが、こちらはあまりそういった噂を聞かないですね。
開封。小型キットなので全体的なパーツサイズは小さめ。それでもこのパッケージいっぱいにランナーが入っています。
全部で13袋分のランナー。Aランナーのゴールド塗装部分が傷がつかないように分けて入れられているので、小袋が2袋あります。
説明書もカラー。一般発売のものと同じようなデザインです。バストアップでぼかしの入ったデザイン。アサルトバスターが迫り来るような印象を感じさせるものになっています。
キット解説なども追加されています。
では一通り説明書をどうぞ。
カトキハジメ氏のインタビュー内容や製作工程なども掲載されています。このキットは同氏が担当した既存のV2ガンダムVer.Kaの良さを消すことなく、パワーアップしたアサルトバスターの造形がバランスよく体現してあるキットだと思います。これだけ細かい変形機構を持ちながら、デザインという部分ではかなり質の高い造形に仕上がっていてセンスの良さを感じます。
以上、説明書でした。変形機構があるため、コア・ファイターやトップリムなどの造形は複雑で、小さいパーツを細かく組み合わせていくようになります。一般的なMSとは構造が全く違うので、組み立てや変形方法など、迷ったりわかりにくかったりする部分もあると思います。
説明書を見ながらじっくりと組んでいく必要があるので、組み立てには結構な時間を要するかと。ボトムリムの腰回りも小さいパーツが多く、1個でも破損させると変形などに支障が出かねないので、慎重に組んでいく必要がありますね。そういった意味では結構レベルの高い玄人向けのガンプラと言えるかもしれません。
カラーガイドは縦型に記載されています。手持ちにありがちな塗料をうまく混ぜ合わせたようなカラーガイドになっています。ホワイトは若干ブルーグレーを混ぜた落ち着きのある白になっていますね。成型色も割とシックなホワイトになっているので上品さを感じます。
ゴールド部分は特にガイドの記載がないので、そのまま塗装せずにってことみたいですね。アンダーゲート仕様なので、ゲート跡も極力見えないようにしてあるので塗装しなくても良さそうです。
フィギュアに関しては、一見ウッソとマーベットが分かりにくいですが、男性と女性で形状が違うので分かるかと思います。アサルトバスター登場時のマーベットはお腹に赤ちゃんがいるので、お腹の膨らみや腹部の黄色いベルト?も少し意識して塗装するといいかも。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。ゴールド、クリアー、ホワイト、レッドのイロプラランナー。ゴールドは別パーツ化されています。V2コア・ファイターや脚部パーツなどで、同じものが2枚あります。
↑B1ランナー。ブルーの成型色で、コア・ファイターや胴体、脚部パーツなど。
↑B2ランナー。ブルーの成型色でB1の一部と同じです。
↑Cランナー。ホワイトの脚部、腕部など各部外装パーツ類。同じものが2枚あります。
↑Dランナー。ホワイト成型色で、腰部や脚部、胸部パーツなど。
↑Eランナー。ダークグレー成型色で、脚部や腕部、腰部、胴体など各部の内部パーツ類。変形機構を実現する大事なパーツ類が多いので、破損や切り出しミスなどには注意が必要です。強度のあるABS樹脂素材になっています。
↑Fランナー。ダークグレー成型色で、脚部やコア・ファイター内部パーツなど。こちらも破損に注意です。ABS樹脂素材で、同じものが2枚あります。
↑G、Hランナー。Gはダークグレーのビーム・ライフルパーツ。Hはクリアーピンクのビームサーベル刃パーツ。
↑XAランナー。クリアー、ブルー、レッド、ダークグレーのイロプラランナーです。アサルトバスターのメガ・ビーム・キャノン、バスターパーツ、シールドパーツなど。ここからアサルトバスター用の新規ランナーになります。
↑XB1ランナー。ダークグレーのアサルトバスターの各部内部パーツやメガ・ビーム・シールド、関節などのアップデートパーツが並びます。ABS樹脂素材です。
↑XCランナー。ダークグレーのヴェスバーやアサルト装甲内部パーツ、ミサイルポッド露出形状のパーツなど。同じものが2枚あります。ABS樹脂素材です。
↑XDランナー。ホワイト成型色で、メガ・ビーム・ライフルやメガビーム・シールド、バスターパーツなどの各部パーツ類です。
↑XEランナー。メガ・ビーム・キャノン、ヴェスバー、メガ・ビーム・ライフル、メガ・ビーム・シールドなど、各部の外装パーツ類。同じものが2枚あります。
↑XF1、XF2ランナー。共にブルー成型色で、バスターパーツ、メガ・ビーム・ライフルパーツなど。
XGランナー。ゴールド塗装が施されたランナーで、アサルトパーツやメガ・ビーム・シールドなどの各部外装パーツ。アンダーゲート仕様になっています。
素組みレビューでもご紹介しましたが、ゴールド塗装はシルバーメッキ塗装の上からゴールドを吹いたような感じになっています。パーツの段差部分にムラがありますが、ウェルドラインなどはなく、組んだ後に露出する部分はきれいな塗装面になっていると思います。元の成型色はグレーのようなイエローのような・・・。
↑クリアーピンクのビーム・シールド、ポリキャップ(PC-7)、ホイルシール、水転写デカールです。ビーム・シールドやビームサーベル刃はブラックライトで照らしても光りませんでした。
以上です。PGダブルオーセブンソード/G、RGフルアーマーユニコーンガンダム、そしてこのMGアサルトバスターVer.Kaと立て続けに大ボリュームのキットを組んだので、さすがにアサルトバスターを組むときは結構しんどかったです;2015年に発売されたMG V2ガンダム Ver.Kaは組んでいないので、この変形構造にも慣れておらず、慎重に組んでいきました。
ですが完成したキットを眺めると改めて、これだけ複雑ながらもよくキットとして成立させているなと関心しましたね。MG形態でもかっちりとしていてトップやボトム、コア・ファイターがバラけることもないですし、ポージングさせても問題なくディスプレイが可能になっています。
もちろん各部のポロリやストレスを感じる部分も多々ありますが、それでも「よくここまで」と思えるキットになっていると思います。最近のキットはさらに質がよく、RGサザビーなどはこれ以上の完璧度があるので、今後発売されるキットはよりストレスフリーなガンプラとして楽しめるのではないでしょうか。
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