今回は、HGUC ペーネロペーの製作⑫をご紹介します!
オデュッセウスガンダム、FFユニット共に各部を弄ってきましたが、長かったペーネロペーの制作もなんとか終わりが見えてきたようです。今回は前回、前々回に引き続いてFFユニットの肩部と、新たにFFユニット脚部装甲をディテールアップしつつ、ラストスパートをかけていきます。
まずは肩のFFユニット後部ですが、ここは耳のような白い装甲に合わせ目ができます。この合わせ目を消したいのですが、イエローやグレーのパーツを組み付けてから、白いパーツを被せるようになっています。なので、そのまま合わせ目を消してしまうと塗装がかなり難しくなってきます。
パーツをすべて分解するとこんな感じ。
見たところ、白いパーツの扇形のような部分が邪魔と思ったので、ここを切り取って再造形することにしました。まずは厚さ0.5mmのプラ板を画像のような形に切り出します。そして扇形の部分をニッパーでカット。
これでイエローやグレーのパーツは上からそのまま組み付けるだけでよくなりました。
この状態で切り出したプラ板を仮接着してみます。多少は設定画に近い状態になったと思います。パーツは一旦取り外しておき、また塗装後にきっちりと接着していきます。
後は耳のような白い装甲パーツをイージーサンディングで接着し、合わせ目を消しておきます。
合わせ目を消したら、内部の黄色いパーツと共に先端にプラ板を接着。ガッチリと接着して乾燥後、ヤスってシャープ化していきます。
前回、肉抜き穴を埋めておいたFFユニット基部のアームパーツは表面をヤスって整形しておきます。
サフを吹いて形状を確認後、穴埋めが不十分な箇所はフィニッシャーズのラッカーパテで埋め、再度整形しておきます。ラッカーパテはヘラで簡単に補正でき、乾燥も早く整形もラクなので、このようなちょっとした修正には最適です。
肉抜き穴を埋めておいたビームバルカン基部パーツは、ホワイトサフを吹いて形状をチェック。整形が不十分な箇所はラッカーパテで埋めて再整形しています。再整形後は銃身部分を組み付け、合わせ目を消します。画像の赤い部分だけイージーサンディングを塗って接着しますが、可動部に接着剤が流れ込まないように注意します。
乾燥後にヤスって整形していきます。
FFユニットの脚部装甲は後部にバーニアがありますが、作りが少し簡易的なのでハイキューパーツのSTDスラスター(S6.0mm)を組み付けます。作業は簡単。ピンバイス1.5mmで中心を居抜き、メタルスラスターを接着するだけです。
ディテールアップ前と後になります。ツインパイプを埋め込んでも良かったのですが、やや面白みに欠けると思ったのでSTDスラスターで少し派手な感じにしてみました。
脚部装甲の表面はBMCタガネ(0.2mm)でモールドや段差部分をスジボリし、スミ入れがしやすいようにモールドを強調しておきます。
そして側面には鋼魂のダクトフィンAW-100を接着し、ディテールアップしておきます。とりあえず仮接着なので、塗装後にしっかりと接着していきます。
以上、今回はここまでです。後はFFユニットの脚部側面の装甲を少し弄り、今回弄った合わせ目部分やシャープ化する部分を処理したら、おそらく改修やディテールアップは終了になるかと思います。
改修を長く続けていると、どうも塗装感が鈍るような感じがあります。幸い、2日前のHGエルガイムで感はある程度取り戻した気はしますが、ペーネロペーでは装甲部分を細かくマスキング塗装する予定なので、うまく塗り分けていけたら・・・;
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制作には『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。(一度切りです。)切れ味はもちろん優秀。薄刃ですが強度が高く長持ちするのでおすすめです。⇒ヌルっと切れる片刃ニッパーのレビューはこちら