今回は、HGBC マシンライダーのレビューをご紹介します!
HGBC 1/144 マシンライダーは、『ガンダムビルドダイバーズ』に登場する『マシンライダー』のカスタムパーツです。特徴的な造形を持ち、バイク形態とライドメカ形態に変形可能。3パターンのフロントカウルが付属し、様々なガンプラが搭乗可能など、アイデア性の高いキットになっています。価格は1,296円(税込み)です。
HGBC マシンライダー。その名の通り、バイクの形状をしたキットです。ガンプラや関連アイテムとしては特徴的な造形ですが、各部がフレキシブルに可動するなど、柔軟性のあるキットになっています。
成型色はグリーンとグレーのミリタリー感あるカラーリング。
二輪車ということもあり、マシンライダー単体での自立は難しいようです。なのでクリアーのランナーレス台座が付属し、自立をサポートしてくれるようになっています。部分的にポリキャップ(PC-002)を使用しているので強度もまずまずです。
カウル部分。ライトはクリアーパーツで再現され、バイク感が強調されています。合わせ目はモールドの一部になっているので消す必要がありません。フロントフェンダー(タイヤの上)には3.0mmのダボ穴があり、武器類などがマウントできるようになっています。
サスペンションの形状が左右で異なり、フロントフェンダーとタイヤはつながっていません。なのでタイヤは各部に干渉することなく回転可動させることができます。動きもスムーズ。タイヤはモナカ割ですが、合わせ目は段落ちモールド化されています。
グリップは1個パーツですが、バイクのブレーキやハンドルの特徴的な造形が再現されています。
ハンドルやアームは各部がフレキシブルに可動し、アームの付け根の部分も回転可動します。
シート部分は黒いパーツで色分けされ、本体部分は左右挟み込みタイプなので上部に合わせ目ができます。
シート部分と下部のタイヤ部分はポリキャップ接続で分離が可能。下部(タイヤ部分)の中央は形状が凸凹で、組み合わせることで固定できるようになっています。
後部にはキットマウントパーツ接続用のポリキャップがあります。側面のダボ穴にはハンドルや他キットの武器類もマウント可能です。
後輪も前輪と全く同じ形状ですが、側面に足置きが付いています。足置きは組み換えて各部に取り付けられます。
タイヤ部分は各部が左右挟み込みタイプで、上下に合わせ目ができます。
タイヤ部分は中心の軸をはじめ、中間部やタイヤ部分など、各部がフレキシブルに可動するようになっています。
形状の違う2タイプのカウル、アーム型ガンプラマウントパーツ、マウントパーツが付属。余剰としてランナーレス台座の支柱パーツが付属します。
カウルを組み換えることで、形状の異なるマシンライダーが再現可能です。
タイプを分けるなら、上がスーパースポーツ、下がツアラー、ポケバイかと。(バイクに関しては疎いので、違ったらスイマセン^^;)ちなみにアーム付きのがスクーター?
それぞれのカウルを並べて。どれもクリアーパーツを挟んだ構造ですが、アーム付き(左)のもの以外は中央に合わせ目ができます。
ランナーレス台座。専用の支柱が付属しています。支柱にはカウルがマウント可能です。
HGのガンプラと並べて。思ったよりも小さいので、大きいキットを乗せると違和感があるかもです。
アームをガンプラの股間部と連結して固定します。ポリキャップ接続なので保持力はまずまず。ガンプラコスヒロインキットを乗せる場合は、マウントパーツを変えて背中にマウントしたりします。背中に重火器を装備したキットの場合、取り外す必要があるのでちょっと物足りなくなるかもですね。
HGガンダムダブルオーダイバーエースを乗せて。乗せるというよりは添えるといったほうがいいかも。意外とかっちりとしていますし、割と様になっている感じです。
ガンプラコスヒロインのすーぱーふみなティターンズメイドバージョンを乗せて。バランスはなかなかいいです。
可動の柔軟なキットだと姿勢もきれいになります。
HGガンダムジーエンアルトロンのツインジーエンハングを付けて、ひと味違ったバイクに。SDクロスシルエットの場合は、体型的にはCSフレームなら合いそうですが、ハンドパーツがグリップに差し込めなかったので乗せられませんでした。
ではバイクをスタンドポジションにしていきます。シート部分を上げ、カウル部分を手前に曲げておきます。
ハンドルを細かく変形させて画像のようにしておきます。(あとで少し微調整します。)右の足置きは取り外しておきます。
タイヤ部分を折り曲げて形状を変えます。
中心のマウント部の角度を細かく変形させ、タイヤ部分を画像のように並行に配置します。そして右の足置きを取り付けたらスタンドポジションの完成です。
台座は後方に取り付けます。かっちりとした作りなので、部分的にタレて形が変わるようなことはなさそうです。(頻繁に曲げてヘタれると変わってくるかも。)
ライドポジションとは一味違った躍動感のあるポージングが可能です。
では適当に何枚かどうぞ。
サイズが大きめのガルバルディリベイクでも問題なく乗せることができました。※バイクの両手放しは、危険ですし違反なのでしてはいけません。
以上、HGBC マシンライダーのレビューでした。続いてパッケージ・ランナーレビューです。
パケ絵はダイバーナミやダブルオーダイバーがマシンライダーに乗っている姿が掲載。カウルが異なる3台が並べられた形です。背景はGBNを意識したようなデジタルなイラスト。
箱の大きさは一般的なHGと同じサイズで、厚みがHGBCと同じ。
HGBCらしく裏面にもモノクロできっと紹介が掲載されています。
横江は3パターンのカウルやポジション変更などについて掲載。
開封。なかなかのスカスカ感です;
全部で3袋分のランナー。
説明書は組み立て解説のみ。一応表がカラーですが、表紙などがないのでちょっと物足りなさも感じます。まぁHGBCはどれもこうなので・・・。
カラーガイドはこんな感じ。ミリタリー調の配色です。
↑Aランナー。グリーンの成型色で、マシンライダーの外装パーツ類。
↑B1、B2ランナー。グレーの成型色で、マシンライダー下部やアーム、グリップ類など。
↑C1、C2ランナー。C1はブラックのタイヤやシートパーツ。C2はクリアーのライトや支柱パーツ。
↑ポリキャップPC-002とクリアーのランナーレス台座。
以上です。ガンプラの複雑な姿勢が求められる分、キットを乗せるのは少し難しさがありますが、マシンライダー自体は全体的な作りがかっちりとしているので、ポロリもなくポージングもしやすいです。
形状が特殊なので、ガンプラで普段しているポーズとは違ったライダーっぽさが味わえるのも新鮮でいいですね。ポージングをしているといろんなスタイルが表現できたりするので、かっこよくてどんどんハマっていく感じがあります。
カウルが3タイプあることでスーパースポーツのようなスピード感のあるスタイルもできますし、スクーターのようなのんびりとしたスタイルも楽しめます。身近なバイクがベースなのでよりリアリティを感じますし、バイクファンも楽しめそうな面白いガンプラでした。
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