今回は、HG メカニクス 1/550 AMX-002 ノイエ・ジールのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はクローアームを展開したアニメ画風のノイエ・ジールが掲載。背景にはノイエ・ジールの設計画も掲載されるなど、このHGメカニクスというシリーズならではのメカニカルなデザインになっています。この1/550スケールHGメカニクスシリーズは全3体で、デンドロビウムに次いで2体目となります。
パッケージサイズは一般的なHGと同じ大きさ。
横絵の情報量は少なめ。全身ビューや機体解説、このキットの各部形状、ギミックが簡単に掲載されています。塗装済みの1/550 GP03SやザクF02型も掲載。
開封。ランナーの袋数は撮影し忘れて分かりませんm(_ _)m
説明書。表紙は塗装済みキットが掲載されたものになります。1/550のキットもしっかりと塗装されていますし、台座のジオンマークもきっちりと塗り分けられています。見本の通りに塗装するのはなかなか高度な技術が必要そう;台座のジオンマークははじめにラッカー系のゴールド、その上からエナメルの黒で塗装し、極小綿棒やフィニッシュマスターに溶剤を付けてエナメルの黒を落とすことで塗り分けることができます。
一通り説明書をどうぞ。
説明書は1枚の大判を折り畳んであります。
以上、説明書でした。作りは簡易的ながらも、各面に裏打ちパーツが造形されていたりと見た目はリアルでしっかりとしたものになっています。ただし可動や細部のギミックは簡易的で色分けも不十分。なので総合的に見ると値段相応なのかなと思います。もう少し・・・なところもありますが、悪くはないキットですね。
カラーガイドはわずか4色。大部分はパーツで色分けされているので、細かな塗装が必要なのはバーニアやメガ・カノン砲内部の塗り分けくらい。これならもう少し価格を上げて、パーツでの色分けを再現して欲しかったですね;
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。グリーン成型色で、ヘッドユニットやサイドバインダー、リアスカート、ショルダーユニット、腕部、プロペラントタンクなど様々。
↑Bランナー。グリーン成型色で、胴体部やショルダーユニットパーツなど。
↑C1ランナー。グレー成型色で、胴体部やショルダーバインダーなどの各部内部パーツ、バーニアパーツ、サイドバインダーやリアスカートの裏打ちパーツ、腹部動力パイプパーツ、1/550サイズのGP03S、ザクF02型の支柱パーツなど様々。
↑C2ランナー。グレー成型色で、ショルダーユニット側面の装甲裏打ちパーツや台座、サブアームパーツなど。
↑D1ランナー、リード線です。D1はホワイト成型色の柔らかめのPS素材で、1/550 ガンダムGP03S、ザクF02型用パーツ。
以上です。20年も前のキットということで、どうしてもやや大味だったりポージングが不自由なところはありますが、ミリタリー感や硬派な雰囲気が感じられるような作りでガトー搭乗機らしさ、渋さがうまく表現されていると思います。
この実機感こそが宇宙世紀の機体の醍醐味な気もしますし、近年のガンダムシリーズ(アナザー系など)はこのミリタリー感が欠けているような気もしなくもないので、今後の作品にはそういった雰囲気も交えつつ、デザインされていると嬉しいですね。
⇒あみあみでHG メカニクス ノイエ・ジールを探す
⇒DMM.comでHG メカニクス ノイエ・ジールを探す
⇒駿河屋でHG メカニクス ノイエ・ジールを探す
⇒楽天でHG メカニクス ノイエ・ジールを探す
⇒DMM.comでHG メカニクス ノイエ・ジールを探す
キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。(一度切りです。)切れ味はもちろん優秀。薄刃ですが強度が高く長持ちするのでおすすめです。⇒ヌルっと切れる片刃ニッパーのレビューはこちら