今回は、一番くじ ガンプラ2021 D賞 ENTRY GRADE ストライクガンダム ソリッドクリアのレビューをご紹介します!
一番くじ D賞 ENTRY GRADEストライクガンダム ソリッドクリアは、セブンイレブン他でくじを引くことで当たるガンプラ、ガンプラ関連アイテムの一つです。ENTRY GRADE1/144ストライクガンダム(ライトパッケージVer.)の一部がクリアーパーツで再現されたキットになっています。
デュエル、バスター、ブリッツと共に大西洋連邦が開発し、主人公キラ・ヤマトが搭乗するMS『ストライクガンダム』がENTRY GRADEでキット化。2021年12月に発売されるENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(ライトパッケージVer.)をベースに、白と青いパーツがクリアー成型色で再現されています。
フォーマットはENTRY GRADE RX-78-2ガンダムとほとんど同じですが、ストライクガンダムの場合X100系フレームが採用された機体なため、その分、肩部や脚部などのフレーム構造がパーツ分割で再現されています。シールは付属せず。組み立てるだけで十分な色分けが再現されています。
パーツはすべてPS素材で構成され、ABSやKPSなどは使用されていません。ポリキャップも不使用。組み立て直後の関節強度は高く、比重がかかるような装備、背負いものなどはないため自立は安定しています。
アーマーシュナイダー☓2が付属。
頭部。クリアー成型色なので形状が分かりにくいところがありますが、キリッとした表情のイケメンフェイスになっています。ツインアイ周りは少し空洞がある感じですが、左右のバルカン(イーゲルシュテルン)などもパーツで細かく色分けされています。
ツインアイや顎なども別パーツ化され、ヘッドとマスクが一体のパーツを被せる仕様になっています。比較的効率的且つ色分け再現度の高いパーツ構成。
胴体部。胸部や腰部の一部は鮮やかなクリアーブルー成型色での再現で、腹部は通常の赤成型色です。一見するとHGとほとんど見分けが付かないようなデザインになっています。
腰アーマー表面はモールドが少なめ。裏打ちパーツやモールドも造形されておらず、全体的にフラットなデザインになっています。無駄がなくシンプルでいいですね。
腕部。クリアー成型色でメカニカルさが表現されています。
二の腕は筒型、前腕はフレームを挟み込む構造で合わせ目はなし。部分的にフレームが露出します。
肩はENTRY GRADE RX-78-2ガンダムと同じくボールジョイント接続構造。裏面が抜けているので、ポージング時にたまに外れることがあるので注意が必要です。
ショルダーアーマーはフレームに外装を組み付ける簡易的な構造。グレー成型色パーツは2個パーツ構成で、上部の合わせ目は段差モールド化されています。
脚部。ストライク特有のフレームが露出する構造。腕部と同じくクリアーパーツでの再現で、内部のダボ穴や節目などが見えますが、それによってメカらしさが表現されています。
大腿部は前後の組み合わせですが、側面の合わせ目はモールドっぽく造形。膝から下は内部フレームにクリア外装パーツを左右から被せる構造で、スネの合わせ目は端にくるようになっていますが、後部に部分的に合わせ目ができます。クリアーパーツで合わせ目がわかりにくくなっているのはいいですね。
ソール部。作り自体は簡易的ですがデザインはまずまず。足首と脚底が1個パーツ構成で肉抜き穴が目立つのが気になるところです。
可動を意識した構造になっていて足首を深くまで曲げることができます。
背部をHGCEと並べて比較。クリア成型色なので細かな違いは分かりにくいですが、見た目的にはHGCEとほとんど変わらず。
背部が1ダボ接続でHGCEと共通なので、HGCEのエールストライカーを装備することができます。HG SEEDのエールストライカーも装備可能。
その他ジェットストライカー、
ドッペルホルン連装無反動砲、
マルチランチャーパックなども装着可能です。
HG SEEDのマルチプルアサルトストライカーを装着し、パーフェクトストライクガンダムを再現することも可能でした。
HGCEエールストライクガンダムのストライクガンダム本体と並べて。成型色が違うので比較が難しいですが、HGCEにも見劣りしないくらいの完成度。プロポーションもほとんど変わりません。
MGガンダムベース限定エールストライクガンダムVer.RM(クリアーカラー)とサイズを合わせてプロポーションを比較。プロポーションや造形が少し違っています。
頭部は高くまで見上げることができます。左右へは顎と襟が干渉しますが、一応水平にまでもスイングが可能。
腕は水平まで上げることができます。肘は1重関節ですがV字程度まで曲げることが可能。
肩は少し前後にスイングさせることができます。
腰のボールジョイント接続により、上半身は適度に前後スイングが可能。
腰は少し浮かせることで360度回転させることができます。アクションベースやスタンドへは、HGキットと同じく股間部に3.0mm軸を差し込んでのディスプレイとなります。
前後開脚は、フロントアーマーが広く可動するので前方へは水平以上に展開させることができます。リアアーマーが可動しないので後方はそれなり。
膝は二重関節で深くまで曲げることができます。膝関節は作りが簡易的ですが、膝装甲の裏打ちパーツまで造形されています。
足首はかなり幅広く前後スイングさせることができます。干渉によってスイングの向きは制限されますが、左右へも幅広くスイングさせることができます。
股間部がボールジョイントですが、左右への開脚は幅広く展開が可能。
内股は45度程度までですが、がに股は水平以上に展開させることができます。
立膝はかなりきれいな姿勢で再現でき、更に余裕があります。
HGCEストライクガンダムと並べて可動域を比較。HGCEのほうが若干可動域が広めですが、ENTRY GRADEはそれに匹敵するぐらいの可動域を持っています。しかも足首の可動はHGCEよりも上。安定性はHGCEのほうがありますが、簡易的な構造ながらもポージングの自由度はかなり高そうです。
コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」。1個パーツ構成で簡易的ですが、表面には適度にモールドが入っています。展開収納ギミックはなし。
簡単に武装して。
多少股間部に強度の弱さを感じますが、ポージングはかなりかっこよく決まります。特に足首の可動域が広く、大股を開いてもしっかりと接地できるのがいいですね。自立状態でも安定したポージングが可能です。
アーマーシュナイダーはたまに抜け落ちますが、まずまずグリップに収まりますし、ポージングで不自由さはない程度に保持させることができます。
HGCEエールストライクガンダムのエールストライカーや武装類を装備して。
HGCEの対ビームシールドや57mm高エネルギービームライフルも問題なく装備することができます。しかもハンドパーツにしっかりと収まって保持しやすいです。
HGCEのビームサーベルも抜け落ちることなく保持が可能。ショルダーアーマーが外れやすいのは少し気になりますが、腕はある程度グリグリと動かしてもそれほど頻繁に外れることはありません。
適当に何枚かどうぞ。
以上、 ENTRY GRADE ストライクガンダム ソリッドクリアのレビューでした。
続いて ENTRY GRADE ストライクガンダム ソリッドクリアのパッケージ・ランナーレビューです。
パッケージはビニール包装。
説明書。ENTRY GRADEのフォーマットで小判B6サイズです。パーツが部位ごとにまとめられているので、パーツを探し回る必要がなく組み立てやすい配慮がされています。組立時間は40分程度でした。
↑A1、A2ランナー。グレー、クリアーブルー、レッド、イエローのイロプラランナーで、頭部や胴体部パーツ、腕部内部パーツなど。部分的にスイッチが入っているのは気になりますね。
↑A3、A4ランナー。グレー、レッドのイロプラランナーで、腰部や脚部内部パーツ、ソール部パーツ、アーマーシュナイダーパーツなど。
↑B1、B2、B3、B4ランナー。クリアー成型色で、頭部や腰部、四肢の外装パーツです。
以上です。先のENTRY GRADE RX-78-2ガンダムがかなり優秀なキットでしたが、このストライクガンダムも同フォーマットによって完成度の高いキットに仕上がっています。クリアーパーツによってメカニカルさが強調されていますし、胸部のクリアーブルーも鮮やか。ソリッドクリアならではの良さも味わうことができますね。
気になる点はほとんどないですが、効率的なパーツ構成になっているため、その弊害で足首パーツなどに肉抜き穴があります。それと、ポーズを取っているとショルダーアーマーが比較的外れやすいので注意が必要です。
簡易的な関節構造を除けば、可動域も含めHGCEと遜色ないくらいの出来になっていますし、安価で組み立てやすいのも魅力。忙しい方の時短や初心者のガンプラの入りとしても最適なキットになっていると思います。HGCEのストライカーパック各種も装備できますし、武装が付属しなくても遊び勝手のいいキットになっているのがいいですね。
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