今回は、タミヤ エンツォ・フェラーリの製作8をご紹介します!
エンツォ・フェラーリの製作も今回で8回目。ガンプラそっちのけでひたすらフェラーリの製作に励んでいますが、今回も前回に引き続き、ボディの処理をしていきます。艶を出すための水研ぎを中心に。
前回、塗装後のボディパーツにスミ入れやデカールを貼り付けたりしたので、表面にクリアーを吹いてコートします。使用したクリアーはMr.スーパークリアーⅢ。ガンプラでつや消しコートする場合は1回吹けば問題ないのですが、カーモデルのボディなどは水研ぎをするため、乾燥したあとにもう一度きっちりとクリアーを吹いてコートを2重にしておきます。
実ははじめにクリアーを一度しか吹かず、水研ぎをしていると赤い塗装も落ちてしまいました。なので、再度塗装し直してクリアーコートを2重に;自分は2重で済ませましたがそれでも少し不安だったので、3回クリアーを吹いておくと安心して水研ぎできると思います。
ボディ塗装後にホコリを被らないよう、スミ入れ、デカール、クリアーコートはできるだけ手早く済ませたほうがいいですね。
クリアーを吹いたボディパーツは3日ほどしっかりと乾燥させます。その間に違う作業を。まずはマフラーの排気口内部をフラットブラックで塗り分けておきます。ゲート跡が赤成型色で目立ったので、エナメルのチタンシルバーでリタッチもしておきました。
ウインカーやテールランプなどのクリアーパーツは、ゲート跡が気になるのでバフレックスでヤスリがけします。(バフレックスについては製作1で簡単に紹介しています。)
そしてMr.コンパウンド(極細)を綿棒に付けて磨き、表面に艶を出しておきました。
タイヤはホイールと組み合わせておきます。ホイールは中央パーツを忘れずに接着(画像白◯)。そしてフェラーリマークの水転写デカールを貼り付けます。剥がれやすいので忘れずに軟化剤を塗っておきます(画像赤◯)。ホイールも赤成型色のゲート跡が見えるので、エナメルのチタンシルバーでリタッチしておきました。
それではここからボディを水研ぎしていきます。クリアーを吹いた後のボディの表面は画像のようにザラザラしています。ですが、実車のボディ(新車)は顔が映りこむくらいツヤツヤしています。この状態だと実車っぽくないので、表面を水研ぎしてきれいにしていきます。
水研ぎにはバフレックスを使用します。予め1500番や2000番の紙やすりでボディを表面処理してから使うと良いそうですが、今回は面倒だったので、はじめからバフレックスで水研ぎをしようと思います・・・;
ボディパーツが浸かるくらいの容器に水を用意し、一旦パーツを水に浸します。そしてバフレックスで表面を研ぎ出していきます。研ぎすぎると塗料まで落ちてしまうので、力を入れ過ぎないよう、表面を優しくシャリシャリと研いでいきます。ヤスったら一旦水気を切って表面を確認。画像の赤◯の部分が研ぎ出しが不十分な箇所、白◯の部分がしっかりと研げている部分になります。
パーツを水に浸しながらザラザラした部分の水研ぎを繰り返します。
また水気を切って確認。白◯部分などはまだきれいに研げていないですね。研げていない部分だけを慎重に処理していきます。
何度か水研ぎを繰り返し、フロント部分を一通り研ぎ出しすることができました。バフレックスはペーパーのまま水研ぎしていると台紙がぐちゃぐちゃに散っていきます。ゴミが出て鬱陶しいので、付属のスポンジを切り出して貼り付けて使ったほうがいいですね。(バフレックスは裏がシールになっています。)
ボディパーツを一通り水研ぎし終わりました。すべてのパーツを研ぐには数時間ほどかかりますが、少しずつザラザラが消えていくのを見ているとそんなに退屈とは思わなかったですね。ただ、焦って力を入れすぎてパーツを破損させないように注意は必要です。
次にMr.コンパウンドの極細(サンドペーパー8000番相当)を、付属の布に少し付けてボディパーツを磨き、全体に艶を出していきます。画像リアカウルの左側が磨く前、右側が磨いた後になります。画像の通り、磨いたほうは艶が出てテカテカになります。(布で磨いて最後にティッシュできれいに拭いた状態。)きれいに磨けていると、ライトや部屋の蛍光灯などがそのままきれいに写り込みます。
ドアパーツで比較。こちらは画像右が磨く前、画像左が磨いた後です。
ボディパーツを一通り磨き終わりました。
以上、今回はここまでです。これでボディの処理が終わったので、後はボディの裏面を塗装しつつ、ヘッドライトやウインカー、テールランプなど各部を組み上げつつ仕上げていきたいと思います。プレゼントものですが、今の所完成に向けて順調・・・・かな?
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