前回、前々回に続いてMGシナンジュの塗装方法、組立工程のご紹介!その③です。今回は、MGシナンジュのエングレービングの塗装方法のご紹介です。
ちなみに、前回、前々回の記事はこちらです。
MGシナンジュの塗装方法、組立工程のご紹介!その①
MGシナンジュの塗装方法、組立工程のご紹介!その②
前回はほぼ塗装のご紹介だけで終わったと思います。それでは塗装の続きから。塗装の続きといっても、前回の内容でほとんど塗装は終わっています。最後の塗装として、エングレービング部分の塗装のご紹介です。
前回、エングレービング部分のパーツである黒色のパーツをゴールドで塗装したとご紹介しました。そろそろそのゴールド塗装も乾いたと思いますので、(勝手な想像です(笑))次の工程をご紹介します。
次に、ゴールドで塗装した黒色パーツを、その上からエナメルのフラットブラックで塗装します。割合はエナメル溶剤と1:1で薄めてエアブラシで塗装しました。(ここ、エナメル塗料なので間違えないようにしましょう。間違って、ラッカー系塗料を使ってしまうと、エングレービングが表現できなくなるので気をつけましょうね。)
ただ、塗料の乗りが悪いというか、何度か重ね塗らないと全体的に綺麗に塗れないので、たれないようにしながら、何度か乾いたら塗る工程を繰り返さないといけないかもしれません。
さて、これで塗装工程は全て終了です。
製作工程④ エングレービング処理
先ほど、エナメルのフラットブラックで塗装した黒パーツです。このパーツの塗装が乾いたら、いよいよエングレービングを表現していきます。では参考のために、再びエングレービング部分の画像をどうぞ。
このエングレービング処理で必要な工具は下記の3点です。
・塗装皿
簡単に説明すると、塗料皿に少量のエナメル溶剤を出して、フィニッシュマスターに溶剤をつけてこすりながら、金色部分のエナメルフラットブラックを落とします。そうすることで、エナメルフラットブラックの下に塗装した、ゴールド部分を浮かび上がらせるのです。
もし、誤って違う部分をこすってしまい、金色が出てきてしまっても、その部分だけまた筆でエナメルのフラットブラックで塗装すれば問題ないかと思います。徹底したい人はまたエアブラシでフラットブラックを塗装しなおしましょう。
ちなみに、盾の部分の中段あたりの金色い線は、幅が狭いので爪楊枝などにエナメル溶剤を付けてこすらないと他の部分までブラックが落ちてしまいます。慎重な作業が必要です。
(エングレービング処理は結構、根気のいる作業です。諦めないように地道に頑張りましょう。)
製作工程⑤ 組立て
あとは、いっちばん楽しい工程を残すのみとなります。組立ですね。仮組みと同じように組み立てていけば問題ないでしょう。MGシナンジュの関節部分などは、関節がゆるかったりすることもないので、組み立てた後のポージングも簡単にできると思います。
ただ唯一、握力が弱いのが欠点で、バズーカをもたせると手から簡単にポロリする可能性もあります。そんな時は、ハイディティールマニピュレーターを使ってみるのもいいのではないでしょうか。⇒ハイディティールマニピュレーター
以上で完成となります!画像をどうぞ!
少しでもガンプラ初心者様の、MGシナンジュ製作の参考になればと思います!
ではでは。
MGシナンジュの塗装レシピと写真レビュー
MGシナンジュの塗装方法、組立工程のご紹介!その①
MGシナンジュの塗装方法、組立工程のご紹介!その②
MGシナンジュの塗装方法、組立工程のご紹介!その③ エングレービングの塗装
MGシナンジュの塗装方法、組立工程のご紹介!最終全塗装とレビュー
2 件のコメントがあります。
みすた
on 2013年7月8日 at 09:26 -
1. 無題
こんにちわm(_ _)m
袖付きのMSはエングレが厄介ですよね!!
作る時に参考にさせてもらいますね_φ(・_・
http://ameblo.jp/operation-v/
nori
on 2013年7月8日 at 23:56 -
2. Re:無題
>みすたさん
コメントありがとうございます!
自分も結構時間がかかって、仕事をしていたこともあって、エングレービングだけで4日もかかってしまいました(;´▽`A“
この方法が一番表現できる方法かも知れませんし、ぜひ参考にしていただければと思います
o(^▽^)o
http://ameblo.jp/gundams-blog/